新幹線で出張決定!そこでまず気になるのはやはり新幹線の混み具合ですよね。とくに大型連休時には「乗車率100%超え」になることも珍しくありません。

短い距離なら自由席でも我慢できますが、長距離移動のときには新幹線の「指定席」が不可欠!もちろん予約は早い者勝ちですから、うかうかしているとあっという間に他の人に席を押さえられてしまいます。

「みどりの窓口まで行っている暇がないんだけど・・・。」と思っている忙しいあなた!最近は新幹線のきっぷもネット経由で購入でき、わざわざ駅まで出かける必要はないんですよ!

「ネットでも窓口でも対して結果は変わらないんじゃないの?」とネット予約の素晴らしさを知らないあなた!インターネットではみどりの窓口よりも早く予約受付が開始されるんですよ!

今回の記事は、新幹線の予約方法や、空席情報の確認の方法をくわしくご紹介します。きっとこれからの新幹線ライフがちょっと便利になるはずです。

新幹線の空席状況ってスマホなどで事前に確認できる?

新幹線の空席状況は、各社が提供するインターネットサービスからスマホやパソコンで確認できます。

駅構内にある「みどりの窓口」のカウンターで、〇や△、×で空席状況を表しているモニターを見たことがありませんか?そのモニターと同じ内容を自宅や職場で確認することができるんです。

ちなみにこの「〇・△・×」の意味は以下のとおりです。

  • 〇:空席あり
  • △:残席わずか
  • ×:残席なし

この〇・△・×の意味さえ知っていれば、インターネット予約は簡単!空席検索ページで「利用日時」や「利用区間」を入力するだけで、要件に合う新幹線が検索され現時点での空席情報が確認できます。

要件に合う新幹線が候補として複数表示されますので、1つが満席でも次の列車が瞬時に見つかります。出発時刻や到着時刻も表示してくれるので、時間で比較検討することも可能ですよ。

これまでなら、みどりの窓口のカウンターで「満席かー。じゃあ次の便は?え、喫煙席しか空いてない?じゃあ次の便は、グリーン席だけしか空きがない?じゃあ次は・・・」と列の後の人を気にしつつも延々と「問答」を繰り返さなければなりませんでした。

こういった「めんどくさい手間」がすべて省略できるのですから、インターネットを利用しない手はありませんよね!

新幹線の予約は何日前からできる?

新幹線の指定席の予約は、通常「乗車予定日の1ヶ月前のからできる」ってご存知でしたか?

指定席やグリーン席は、乗車する前から「席の予約」が必要です。席をとるのは早いもの勝ちですから、旅行の予定が確定した時点で予約してしまいましょう。

飛行機の場合、「早割」や「前割」など数ヶ月も以前から座席の予約できますが新幹線は一般的には「1ヶ月前から」とされています。たとえば5月1日に乗車するなら、4月1日から予約受付が開始されるというわけです。

実はここでも、インターネット予約のメリットが登場します。本来、「予約は1ヶ月前から受付開始」ですが、インターネット予約を利用すると、さらに1週間早く予約することができます。

つまりみどりの窓口に並ぶより、より早く予約することができるんですね。大型連休の「超混雑時」に向けて予約をするなら、窓口よりインターネットの方がより確実!というわけです。

新幹線の座席を事前予約する方法

新幹線の座席が予約できる場所は次の3つです。

  1. みどりの窓口
  2. 指定席券売機
  3. インターネット

それぞれ手続き方法が異なりますので、この項では各場所での具体的な予約方法をご紹介します。また今回はインターネットでの予約に重点を置き、インターネット予約のメリットだけではなくデメリットについても詳しく解説していきます。

1.みどりの窓口で予約する方法

「みどりの窓口」とはJR駅構内の改札口近くにある、きっぷの販売窓口です。係員に利用したい日時や利用した区間を伝えると、希望に合う列車(在来線や新幹線)を照会してくれます。

予定に合う列車が見つかればその場で予約が行えます。すべての手続きを係員が進めてくれますので、新幹線に慣れていない人にとっては、「みどりの窓口」を利用するのがもっとも安心な方法と言えるでしょう。

また、金券ショップで買った格安きっぷや回数券を持っているなら、そのきっぷを持参することで指定席の手配をしてもらえます(その場合は別途指定席の料金が発生します)。

2.券売機で予約する方法

JR駅構内のきっぷ売り場には、新幹線専用の「指定席券売機」が設置されていますので券売機でも指定席きっぷが購入できます。

使い方も簡単で、利用したい日時や区間を入力するだけOK。コンピュータが自動的に候補となる列車を照会してくれますので、希望に合う列車を選び画面の指示に沿って入力するだけです。

「みどりの窓口」と同じ手続きが行えますので、グリーン席やグランクラスのきっぷも同様に予約購入できます。「みどりの窓口」の受付時間を過ぎてしまったときや、混雑しているときにおすすめの予約方法と言えるでしょう。

3.インターネットで事前予約する方法

インターネット上でも「みどりの窓口」や「指定席券売機」と同じ手続きを自宅で行うことができます。

インターネットで行う事前予約には、「窓口に行かなくてもよい」というメリットが挙げられますが、それ以外にも多くのメリットがあります。

しかしメリットがあれば必ずデメリットがあるのが世の常。具体的な予約方法をお話する前に、インターネットで事前予約をするときのメリットとデメリットを知っておきましょう。

インターネット予約のメリット
  • 窓口よりも受付開始日が早い(通常1カ月前→さらに1週間前から申込みOK)
  • インターネット専用割引が適用される
  • 24時間いつでも申し込める
  • きっぷを受け取る前なら何度でも変更可能(クレカ支払いなど限定あり)

インターネットの利便性によって生まれる「恩恵」を存分に享受できることがわかりますね。新幹線以外にも共通することですが、窓口を利用しないことで発生する割引も、インターネットならではのメリットだと言えるでしょう!

これだけ便利なインターネット予約にも以下のようなデメリットはあります。

インターネット予約のデメリット
  • 会員登録が必要
  • クレジットカードが必要になるケースがある
  • きっぷの受け取りが特定の場所(駅・エリア)に限られている

最初の2つはまだ理解できますが、最後の「きっぷの受け取り」が少々問題です。なにより全国のすべてのJR駅構内で受け取れる、というわけではないのが最大のネック!

たとえばJR東日本が展開している「えきねっと」では原則「JR東日本管轄内」の場所でしかきっぷの受け取りができません。そう、新大阪や名古屋などの主要駅であっても管轄外として受け取ることができないのです!

つまり、東京・新大阪間を往復で予約した場合は、東京駅からのきっぷは受け取りできても新大阪発のきっぷは受け取れないということ。なにも知らずに予約してしまった人は、必ず現地で大慌てするハメになってしまうのです(このようなケースは往復で予約せず、片道ずつそれぞれの会社で予約し、きっぷを受け取りましょう)。

インターネット予約ができるサイトについて

メリットとデメリットをふまえたところで、次はJR各社社が展開するインターネットサービスについてお話をすすめましょう。

新幹線は日本を縦断する乗り物ですが、東北エリアなら「JR東日本」が、近畿・中国エリアなら「JR西日本」というように運営している団体がそれぞれ違います。そのため前項の例のように往復できっぷを買うときは、該当エリアでの予約・購入が必要になります。

各会社が運営するインターネットサービスのサイトは以下のとおりです。一緒に割引制度の有無や会員登録についても表記しておきますので参考にしてください。

 サイト名  利用範囲  きっぷの受取 割引 会員
JR東日本 えきねっと  全国のJR新幹線 JR東日本・JR北海道主要駅 無料
モバイルSuica JR東日本・北海道新幹線  チケットレス アプリ要
JR東海 エクスプレス予約  東海道・山陽新幹線 JR東海・JR西日本の主要駅 有料
スマートEX × 無料
JR西日本 e5489 全国のJR新幹線 JR西日本・四国・九州の主要駅 無料
JR九州 インターネット列車予約サービス 九州新幹線・東海道・山陽新幹線 JR九州・西日本の主要駅 無料

サイト名も見事にバラバラですね(汗)。

利用範囲もさまざまですが、各社のサービスも実にさまざま。「えきねっと」と「e5489」では全国の新幹線の予約が行えるのが特徴です(※きっぷの受け取りはエリアが限られています)。

JR東海では「エクスプレス予約」と「スマートEX 」の2つのサービスが特徴です。有料会員(年額1,080円)になれば年中割引が受けられますので、東海道と山陽新幹線をひんぱんに利用する人にはおすすめです。

また、JR東日本ではチケットレスで乗車できる「モバイルSuica」を展開しています。Suica、TOICA、ICOCAなどのICカードを持っていれば、面倒なきっぷの受け取りの手間も省けて便利です!

インターネットサービスの利用方法

それではここからは具体的なインターネットを利用した新幹線の予約方法について、JR西日本の「e5489」の申込み画面を見ながら説明を進めていきます。

①はじめに会員登録手続きをしよう

まずはじめに、利用したい運営会社のサイトに会員登録を行いましょう。会員登録にはメールアドレスや暗証番号の設定が必要になります。

上記の「会員登録」画面からメールアドレスを送信すると、ログイン画面のURLつきのメールが送られてきますのでログイン登録画面に名前や住所、電話番号を入力し、ひとまず会員登録を完成させましょう。

②さっそく予約を始めよう

会員登録が完了すると、実際の予約画面に入ることができます。下の画像はログイン後の画面で、ただしくログインできれば自分の名前が表示されます。

「e5489」では、乗りたい新幹線をダイレクトに予約できるほか、利用区間を入力して候補の中から列車を選ぶことができます。(今回は空席確認後に予約したいので、6つのうち上段右上の「その他の特急・新幹線予約」画面を使って説明を進めます。)

「その他の特急・新幹線予約」画面を開くと、発着駅の指定や利用日時などの指定画面が表示されます。今回は例として、「新大阪から広島まで、15時30分くらいに出発する列車」を検索してみましょう。

この画面では、乗り換えの指定や利用する在来線なども一緒に指定できます。不要であれば「指定しない」を選択し、希望する要件をすべて入力できたら最後のオレンジ色のボタン「検索する」をクリックしましょう。

③検索結果から乗車したい新幹線を選ぼう

検索ボタンを押した直後、希望した内容に合う新幹線がいくつか表示されます。出発時刻や所要時間、乗換えの有無が表示されますので、候補の中から希望の列車を選びましょう。

今回は候補の中からもっとも早く到着する「のぞみ35号」を選びました。現在この新幹線は、自由席・指定席・グリーン席とも「〇」が表示されていますよね。つまり現時点では「空席に十分な余裕がある」ということです。

ここではちょっとリッチに「グリーン車の禁煙席」を選択してみます。まん中の「グリーンの禁煙」の下の青いボタン「〇」をクリックしましょう。

④座席を決めよう

「グリーン席の禁煙席」を選択すると、座席の位置を選択する画面が登場しました!どうやら本当に「みどりの窓口」と同じクオリティの手続きが自分でできちゃいそうです!

それでは、窓際から風景でも眺めながら広島に向かうことを想定して、「窓際の指定席」に座りましょう。でも、この画面ではどこの席がいいかひと目では判断がつきませんよね。

そんなときは上段一番右の「座席表から選ぶ」の青いボタンをクリックしましょう。

空席状況が一目瞭然です!これなら一番好ましい席を簡単に選ぶことができます。「みどりの窓口」では、なかなか「横に誰もいない席をください!」って言いづらいですから、これは非常に助かりますよね(その後予約が入れば結果は同じですが)。

ここでは、現在空いている席(〇が表示されているもの)の中から「1番のA」を選ぶことにしましょう。左下のAと1が交わる部分の〇をクリックします。

⑤内容を確認後支払い方法を決めよう

1番のAをクリックすると、6月1日の15時42分出発の、新大阪から広島行きのグリーン席(禁煙)、大人1人・1番A席の予約の指定が完了した画面が開きますので、乗車日や利用する駅、人数や指定した座席に間違いがないか確認してみてください。

入力がばっちりOK!なら、最後にクレジットカードの登録・コンビニ支払いなど決済方法を選択。lこれで登録が終了すれば、インターネット上の予約手続きは完了です。

⑤後日きっぷを受け取りに行こう!

予約したきっぷはJR西日本・四国・九州の主要駅でのみ受け取れます。兵庫県に住んでいて、県内での受け取りを希望する場合は、受け取り可能な兵庫県内の駅をサイト内で検索することができます。

ちなみにこの一覧は「ごく一部」です。新幹線が止まらない駅でも、大きめのJRの駅ならだいたい受け取り可能という感じですね。今回は「e5489」で予約していますから、青い「5489」マークが表示されている駅に行きましょう。

自由席、指定席、グリーン席の予約もできる?

自由席は予約をする必要がありません。

自由席のきっぷ(乗車券・特急券)を買えば、どんな新幹線にでも「乗車」は可能です。これに対し、指定席やグリーン車は乗車券(特急券)を購入するだけでなく「新幹線指定席券」のきっぷが必要です。

前項でもご紹介したとおり、インターネットサイト上からは指定席だけでなくグリーン席・グランクラスの座席指定も可能です。車内で「きっぷを拝見!」と車掌さんに言われる前に、座席指定を済ませ「指定席券」を一緒に受け取りましょう。

万が一指定席券をもたずに指定席に着席したときは、座席指定分の差額を支払えば指定席を利用できます(予約がない場合に限られます)。もし「指定席の代金を支払う余裕がない」という場合は、残念ながら自由席に戻ることになりますので注意してくださいね!

最後に

みなさんは新幹線に最高で何時間乗ったことがありますか?筆者は残念ながら毎回1時間程度しか乗ったことがありません。

そのため新幹線は自由席が当たり前で、混雑時には連結部で立ってすごすことも珍しくありませんでした(1時間程度ならそれほど苦痛ではありませんでしたし・・・)。

しかし、初めて「4時間級」に乗るときはさすがに指定席を予約することにしました。しかし当時はまだ、「みどりの窓口」の全盛期。「混まないだろう」とタカをくくったのが大失敗、予約できたのはあいにく喫煙車両でした・・・。

しかし、スマホが普及した今では、こんなヘマはしません!なにより空席情報だけでも事前に分かるだけでも話が違います。混んでいれば次の列車を予約し、それに向けて時間を調整することができます。

みなさんも今回の記事を参考に、上手に「インターネット予約」を活用してくださいね。