Suicaと言われてパッと思い出すのはカードタイプのSuicaだと思いますが、スマホで使えるモバイルSuicaもあります。

これらカード型のSuicaとモバイルSuicaには、どんな違いがあるのでしょうか。

違いを知ると、自分にとってどのSuicaが使いやすいかが分かってきます。

SuicaとモバイルSuica、併用したり残高移行できるのか、今使ってる人も、これから購入する人にも、知っていて欲しいポイントをまとめます。

SuicaとモバイルSuicaの違いについて

SuicaとモバイルSuicaの大きな違いはです。

Suicaはカード型。

モバイルSuicaはケータイ・スマホ型。

タッチして支払うという基本的な使い方は同じですが、入手方法や管理の仕方が違います。

SuicaとモバイルSuicaの違いを簡単な表にしてみました。

SuicaとモバイルSuicaの違い

Suicaカード モバイルSuica
入手方法 券売機
みどりの窓口
アプリダウンロード
費用 デポジット:500円
チャージ:500円~
基本無料
※登録会員、クレジットカードの種類によって、年会費1030円かかる場合があります
必要書類 身分証明書
年齢の分かる公的証明書
※Suicaの種類による。無記名Suicaは不要
クレジットカード
※EASYモバイルSuicaはクレジットカード不要
再発行 可能
※無記名Suicaは不可
利用停止という形で可能
オートチャージ 可能 可能

Suicaを利用する条件

SuicaもモバイルSuicaも、誰でも発行できます。

ただし、Suicaには、無記名Suica、記名Suica、小児用Suicaなど、利用スタイルや年齢によって種類が分かれています。

大人が小児用Suicaを発行できないように、必要書類がないと入手できないSuicaもあるので、購入前は注意が必要です。

無記名Suicaは、誰でも発行でき、誰が利用しても問題ありません。当たり前ですが、モバイルSuicaは対応スマホを持っていないと利用出来ません。

スマホをタッチして改札を通る為には、おサイフケータイ機能の備わったガラケーかスマホ、iPhoneならiPhone7以降の機種でないと、タッチしても反応しません。

最近のスマホやiPhoneであれば、ほとんど対応していることが多いので問題ないですが、格安スマホや古い機種を中古で利用している方は、モバイルSuicaが使えない可能性があるのでご注意ください。

SuicaとモバイルSuicaは併用できる?

SuicaとモバイルSuicaを併用する事は可能です。

例えば、普段はSuicaを利用して、忘れた時用にモバイルSuicaを登録しておいたり、仕事はSuicaを使い、プライベートはモバイルSuicaで決済…というように使い分けることが可能です。

しかし、この場合、同じSuicaID番号で利用する事はできません。つまり、Suicaカードにチャージした分をモバイルSuicaで使うことはできません。

SuicaカードとモバイルSuicaを同じアカウントでは使えないってことですね。

現在利用しているSuicaカードをモバイルSuicaに切り替えたい場合、今使ってるSuicaカードは使えなくなってしまいます。

とは言え、Suica自体は個人で発行枚数制限はありません。

一人で複数のSuicaを作ることは可能なので、使い分けは問題なくOKです。

同じアカウントやSuicaID番号という点は関係なく、家族用・個人用・仕事用など、目的を分けて新たにカードを発行し、数枚持っていても利用はできます。

しかも、Suica利用で貯まるJREポイントは、20枚までのSuicaが登録可能です。

モバイルSuicaは1アカウントしか登録できませんが、カード型Suicaなら複数枚利用しながら、一緒にポイントをまとめて貯められるので、ポイントを貯めるという点ではSuicaの併用は効率よく可能です。

今使ってるSuicaをモバイルSuicaにまとめたい場合、残高の移行はできるのか?

SuicaとモバイルSuicaは別物と考えるので、基本的に残高をカードとスマホの間で行ったり来たりさせる事はできません。

ただし、モバイルSuicaに今まで使っていたSuica定期券を登録する際は例外です。

Suicaを利用している人の中には、通勤や通学の為に、Suica定期券を活用している人もいるでしょう。

Suica定期券には、普通のSuicaと同じように、チャージができます。

定期券区間以外の乗車やお買い物にSuicaを使うのも便利です。

このチャージ分は、モバイルSuicaへの初回登録の際に、残高の移行操作ができます。

移行操作の注意点
  1. Suica定期券をモバイルSuicaに登録した翌日5:00以降に手続きする
  2. アプリにログインして「SFの移行操作」を行う
  3. 残高が残っていなくても、操作を行う必要がある
  4. 移行操作を行うと、カードを駅で返却した際、デポジットが返金される

最後に

  • SuicaとモバイルSuicaは、条件によって併用・移行できる
  • 誰でも発行できるSuicaに対し、モバイルSuicaの方がクレジットカード等が必要
  • Suica利用で貯まるJREポイントは、複数のSuicaを登録できる

SuicaとモバイルSuicaは、利用スタイルによっては併用もできます。

しかしおすすめは、やはりスマホひとつあれば支払いできる、モバイルSuicaです。

モバイルSuicaと聞くと、Androidスマホやおサイフケータイが思い浮かびますが、iPhoneでもApplePayを利用れば、iPhone7以降ならスマホひとつで利用できます。

また、登録すれば貯める事ができるJREポイントも、複数枚のSuicaと1つのモバイルスマホアカウントで利用できます。

使い分けを極めるなら、JREポイントもしっかりチェックしておきましょう。