ビジネスマンのお宿といえば、「ビジネスホテル」。

すこし昔のビジネスホテルは「泊まるだけ」の機能の味気ないものが主流でしたが、最近は同じビジネスホテルでもさまざまな特徴を持ち、進化していますよね。

中にはラグジュアリーなスパがあったり、レディース専用フロアを設けていたり、フィットネスジムが併設されているところも珍しくなくなりました。

最近の筆者は、そんなビジネスホテルと公共の宿の進化に興味津々!

今回は筆者が泊まった「思いのほか良い!と感じたビジネスホテル」をご紹介したいと思います。

ホテルルートイン伊那インター

「ホテルルートイン伊那インター」は、その名のとおり中央自動車道伊那インターから数百メーターのところにあるビジネスホテルです。

マイカーで長野県に行った際、スケジュールが変わり「もう一泊しなくては!」というときにギリギリ予約できたホテルです。

ルートインホテルズは長野県だけでなく、全国にビジネスホテル・観光ホテルを展開している大手のホテルチェーンです。ビジネスのイメージが強く初めは全く期待していませんでしたが、訪ねてみるとなかなかどうして、ハイクオリティ!

観光ホテルも営む豊富なノウハウの賜物か、観光客をも満足させる心地の良いサービスを提供してくれました。

 

しがないライターのくせに経営について発言するのは気が引けますが、このホテルは「きちんとマーケティングされている」のがひしひしと伝わってきます。

なぜならサービスや設備にムダやムラがなく、このエリアに来る人・このホテルを利用する人の「人物像」をよく理解していることが客の立場からでも見て取れるからです。

「うちは〇〇なホテルなんで」を全面に出し、来る客をやんわりと選んでいる宿泊施設の経営者に見習っていただきたいものです。

ルートインホテルズ伊那インターの接遇

現役時代何度もビジネスホテルに宿泊していますが、これまでフロントの人の顔を見て会話することはほとんどありませんでした。お互いに鍵だけ引き渡したらそれで終了、みたいな。

ルートインホテルズ伊那インターは、「ここってビジネスホテルですよね?」と確認したくなるほど、接遇面のクオリティは上々です。さすが大手のホテルグループは接遇も違いますね。

 

それなのに宿泊金額はビジネスホテル料金の域を脱しません。ウェルカムコーヒー(※提供される時間には限りがあります)まで用意されていて、これほど気持ちよく迎えてくれたビジネスホテルは初めてに近いです。

旅行サイトのクチコミでも、このホテルを「定宿にしたいホテル」「他のホテルは泊まれない」「ファンになった」と高く評価されています。筆者もこれに異論はなく、この地を訪れるときは間違いなくこのホテルを選ぶと思います。

 

近隣に宿泊施設がないためここに泊まるしかない現実的な一面もありますが、知名度の高さや信頼度の高さ、グループ会社ならではの安定感などによって「安心して宿泊できる」のもこのホテルの魅力だと思います。

ルートインホテルズ伊那インターの客室

泊まったのは「コンフォートツイン」のお部屋です。落ち着いた色彩の調度品は、オフィスのようです。ここで記事を書いたらさぞ筆の進みが良いだろうと思われます。

このホテルでは、シングルからダブル、ツインからファミリーダブル、バリアフリールームまであります。単なるビジネスホテルに留まらないサービスを展開していることがわかりますね。つまり、ファミリーでの利用もウェルカムとされているのです。

部屋の広さはビジネスホテルの広さです。狭いといえば狭いんですがその分宿泊料金がリーズナブルなので、このあたりも非常にうまくバランスがとれていると感じました。

 

しかしながら・・・「部屋に泊まっただけで経営の巧さに目が行くホテル」って、いったい何者が作ったホテルなんでしょう?ライター的に興味が湧いたので、ちょっと調べてみました。

こちらの創業者の方は長野県出身の永山勝利氏。氏は「ルートインジャパン 黒ダルマの知恵 創業者・永山勝利 限りなきロマンへの挑戦」というビジネス本を執筆しています。

ここは本の紹介ページではありませんので本の内容には触れませんが、少なくともルートインホテルズ伊那インターは、永山氏が提唱する「どこに行っても安心して泊まれるインフラ作り」がみごとに具現化されていると思います。

アメニティ

全室共通、しっかりとしたアメニティが用意されています。

  • ボディーシャンプー・シャンプー・コンディショナー
  • 歯ブラシ
  • カミソリ
  • スリッパ
  • ボディスポンジ
  • 綿棒
  • バスタオル・フェイスタオル
  • ドライヤー
  • 館内着(甚平)
  • テレビ
  • 冷蔵庫
  • 電話
  • ティーセット
  • 靴べら・靴磨き
  • 消臭ミスト

設備も充実!

  • 加湿機能付き空気清浄機
  • VOD(ルームシアター)
  • Wi-Fi
  • 有線LAN
  • WOWWOW

とにかく、手ぶらで来ても大丈夫なだけのアメニティが揃っています。また、自宅にはない便利でちょっと贅沢な設備も整えられています。

ビジネスマンにとっては靴磨きや消臭ミストって実際とても助かります。スーツケースのニオイやホテル独特の香りって、けっこうしつこくスーツに残るからです。

このホテルでは、ノートパソコンが1泊1000円でレンタルできます。これは非常にビジネスホテルらしいサービスですね!インターネット閲覧はもちろん、Excel、Word、PowerPoint、CD/DVDの 再生、画像編集、アクロバットリーダーが使えます(自動データ消去機能を搭載しています)。

ルートインホテルズの食事

このホテルでは夕食はプランについておらず、プラン料金に含まれるのは朝食バイキングのみです。そこはやっぱり、基本「ビジネスホテル」なんですね。

夕食はホテルに併設されている「食・呑み処 花々亭」で食べることもできますし、外に出かけて食べることもできます。この日はチェックインも遅かったことからホテル内で楽しく「居酒屋の食事」を堪能しました。

旅のビールといえば小さなグラスに瓶ビールがお決まりですが、居酒屋で頂く「生中」ってなんであんなに美味しいのでしょう!居酒屋っぽくテレビが点いており、食事中に「ブラタモ」を観ながら旅の反省会に花を咲かせました。

なにより、居酒屋で酔っ払ってすぐに寝られる!というのって・・・正直幸せです。お疲れのビジネスマンにはうってつけの仕組みではないでしょうか?

 

メニューについては、ホテルオリジナルの「上田カリー」など、長野ならではの品もありましたし、お子様連れでも食べやすい夕食メニューも豊富。居酒屋とレストランをうまく融合させた飲食店でした(このあたりもムダがなく、経営上手だと感じました)。

ちなみに館内のレストランはここだけで、朝食時間にはレストラン「花茶屋」に変わります。宿泊客はここでバイキング形式で朝食を取ります。

ビジネスホテルでありながら、バイキングにはヨーロッパから直輸入の「ヨーロピアンブレッド」が並びます。そこらへんは観光ホテル並みのメニューで、いちいちツボを突いてきます。また、メニューのすべてがもれなく美味しいんですよね・・・。

ルートインホテルズ伊那インターの温泉

ルートインホテルズ伊那インターには、ひろびろとした温泉「旅人の湯」があります。

最近ビジネスでも露天風呂を併設したり、ラグジュアリーなスパを持つところも増えていますが、こちらはその「さきがけ」といったところでしょう。広さ・雰囲気・清潔感、すべて満点!中途半端な観光ホテルより、クオリティが高いです。

このホテルの温泉は、ラジウム人工温泉です。ホームページによると、厚生労働省認可の医薬部外品ラジホープが溶け込んでいるのだとか。効能も「リウマチ・神経痛・ぢ・冷え性・腰痛・疲労回復・うちみ・しっしん・肩こり」としっかり明記されています。

ラジウム温泉は血行を促進する効果が高い温泉です。ビジネスホテルの入浴施設とは思えないほどの上質なお湯で、上がったあとは「スッキリ!さっぱり!」します。まさに「旅人の湯」ですね。

利用時間は24時間ではなく、夜は15:00~2:00、朝は5:00~10:00です。夜中の2時以降にお風呂に入る人は少ないと思いますので、問題はほとんどないでしょう!

大浴場は女性専用のキー付き!

このホテルに宿泊する女性客は、フロントから随時「専用キー」を受け取って大浴場に入ります。つまり、邪(よこしま)な気持ちを持った人がドアの隙間から・・・なんてことはできませんし、盗難のリスクもありません。

大浴場がフロント横から伸びる通路の先に位置しているための対応策だと思われますが、要所に必要な設備をきちんと設けていることも大手ならではのメリットだな、と感心しました。

ルートインホテルズ伊那インターの詳細情報

ルートインホテルズ伊那インター

  • 所在地: 長野県上伊那郡南箕輪村82931
  • 電話番号: 0265-71-4411
  • チェックイン:15:00
  • チェックアウト:10:00
  • クレジットカードの利用可:JCB/VISA/マスター/AMEX/UC/DC/NICOS/ダイナース/UFJ/デビットカード/iD/Edy/WAON

最後に詳しく述べますが、ルートインホテルズグループを利用するとPontaポイントやJALマイルがもらえます!お出かけの際は、PontaカードやJALカードを忘れず持参してくださいね。

アクセス

  • マイカーでアクセスする場合

中央自動車道「伊那インター」下車後、約0.15km(車で約1分)

  • 公共交通機関でアクセスする場合

JR飯田線「伊那北駅」より約3.5km(車で約8分)

言うまでもなく、このホテルは中央自動車道「伊那インター」の目の前にあるホテルです。インターを降りたらすぐ到着します。

駐車場は101台分あり、無料です。マイカー利用者が多いためか、予約時に駐車場についても予約をするようホームページに記載されています。また、1組につき使えるのは1区画までとなりますので大型車両の場合はいちど問い合わせしましょう。

施設の前は大きな県道88号線が通っていますので、迷うことはほぼありません。しかし合流して300mほどで到着するため、誤って通り過ぎてしまいそうになります。行き過ぎてしまうと方向転換がちょっと難しいので、注意してください。

ルートインホテルズはPontaポイントがたまる!

全国のルートインホテルズを利用する場合は、Pontaカードをかならず提示しましょう。宿泊代金100円につき3ポイント、飲食代金100円につき1ポイントが付与されます。

今Pontaカードを持っていないという人は、ルートインホテルズの施設でクレジット機能付きPonta「ルートインホテルズPontaVISAカード」に加入しましょう。新規入会特典として500ポイントがもらえます。

通常VISA加盟店でカード決済するともらえるポイントは200円につき1ポイントですが、ルートインホテルズでのカード決済は100円につきの7ポイント付与となります。

しかも、宿泊代・飲食代のポイントはチェックアウトの翌日中(※ボーナス・ショッピングポイントは規定の日)に付与されます。10,000円の宿泊代をPontaVISAで決済すれば300円もらえる計算。帰り道のコーヒー代として使えそうですね!

また、ルートインホテルズの特権として「スムーズチェックイン機能」がついてきます。めんどうなチェックインも、名前のご記入のみでOKになる、ちょっと嬉しいサービスです。

さらにJALマイルも2倍!

ルートインホテルズでは、JALのショッピングマイルが2倍(通常200円1ポイント)貯まります。しかもルートインホテルズ公式サイトから予約すれば、Pontaカード提示でJALマイルとPontaポイントがダブルでたまります。

このほかルートインホテルズはWAONが使えてポイントも貯まります。ただ、現在のところは通常のポイント還元率(200円=1ポイント)なので、PontaとJALカードをダブルで使うほうがお得だといえるでしょう。

ルートインホテルズ伊那インターのまとめ

「ルートインホテルズ伊那インター」は、旧甲州街道・旧中山道に沿って走る「中央自動車道」の伊那インターから最も近いホテルです。

ホテルの近隣には、桜の名所として知られる「高遠城」があります。城巡りが好きな筆者は、4泊5日の長野旅行の最後の旅路として急遽伊那の地にもう一泊宿をとることにしました。

そのとき奇跡的に予約が取れたのが、今回ご紹介した「ルートインホテルズ伊那インター」です。最終日ともあって疲労も蓄積し、なかば「寝られるならどこでもいい」そんな気持ちしか当初はありませんでした。

しかし実際行ってみると、居酒屋の上に宿があって、アメニティも充実していて、さらに広々とした温泉まで付いているとは予想外!これまでに感じたことがない「新感覚の快適さ」を覚えました。

このホテルは「なるほど!」とお客が逆に考えさせられるサービスが整っています。「ホテルの中で、実はイヤだと思っているところ」を前倒しに解消し続けているのではないかと筆者は考えます。

「ルートインホテルズ伊那インター」は、客の潜在的な要望に対し「先手先手」を打ってくる、極めて優れたホテルです。

長野県を訪れるときは(早めの予約が必要ですが)ぜひ、「ルートインホテルズ伊那インター」に泊まってみてください。

 

旅行が趣味で「節約はすべて旅行のため」と考える兼業ライター。旅行で貯めたポイントは生活消耗品代に使っています。最近は地理の奥深さに目覚め、「地理検定」を取得しようとヒマさえあれば日本地図とにらめっこ。わかりやすく・楽しい記事がお届けできるよう、頑張りますのでよろしくお願いいたします!