レターパックは、ポスト投函も可能なコンパクトな発送スタイルで知られています。

レターパックには送れる厚さに制限があります。これはゆうメールやクリックポストにも共通する「厚さ3cm」というもの。きっちり守るべきですが、少しくらいのオーバーってダメなんでしょうか?

実はこの厚さ制限については諸説あって、「少しくらいオーバーしてもOK」という人もいれば「1mm超えただけで断られた」という人もいます。はたまた「5cmでも発送できた」という意外な情報も見受けられます。はたしてどれが真実なのでしょうか?

今回はレターパックプラス/ライトの荷物の厚さと制限の許容範囲についてじっくり迫ります。

レターパックプラス/ライトで発送可能な厚さは何cm?

まずレターパックは、プラス/ライトで発送できる厚さの制限が異なります。今後レターパックを利用するのに「プラスを選ぶか・ライトを選ぶか」の基準になりますので最初にしっかり確認しておきましょう。

  • レターパックライト・・・3cm以内
  • レターパックプラス・・・3cm以上でも利用可能(制限の規定なし)

ポストに投函する「レターパックライト」には、縦348mm×横248mm、そして「厚さ3cm以内」と3つの制限があります。

これは多くのポストの投函口の厚さが「約3cm」であることが理由です3cmは人の手が入るか入らないかのギリギリのライン、つまり盗難を防ぐためにポストは3cmまでしか口が開かないようになっているのです。

そんなポストに投函するのですから、レターパックライトの「厚さ3cm」の制限は必ず守らなくてはならないのです。

 

逆に、自宅玄関まで配達する「レターパックプラス」については「厚さ3cm」の制限はありません。

レターパックプラスの510円という料金には「玄関先まで配達する料金」が含まれていますので、間違ってもポストに投函されることもありません。

その証拠に、郵便局のレターパックプラスの広告には「3cmを超えてもご利用いただけます」としっかり掲載されています。

そのため、冒頭で触れた「5cmを超えても発送できた」という人はレターパックライトではなく、厚さ制限がないレターパック「プラス」を利用した人だと思われます。

しかしレターパックプラス、厚さ制限がないと解釈してしまっても本当によいのでしょうか?こちらも気になるところなので調べてみました!

レターパックプラスはホントに「制限なし」?

送れる厚さに制限がなく、無制限に考えられがちなレターパックプラスですが、「パックの中に納まること・重量を超えないこと」が前提です。

この「パックにおさまること」を上手に解釈する人も多く、うまく折り曲げてマチつきの「レターパック箱」を作ってしまうツワモノまでいるようです!

現在「レターパック製の箱」でも問題なく受け付けされているようですが、レターパックは「厚紙とノリで作った封筒」ですから強度面・品質面については疑問が残ります。

また、レターパックの表面には配達証が貼付されており折り曲げてしまうことで重要な部分が剥がれる可能性もあります。そのため郵便局では箱型に変形したレターパックを禁止していませんが、けっして「推奨していない」ことは覚えておいてくださいね。

少し膨らんでしまったけどギリギリ閉じることができた…これって発送できる?

荷物を送るとき規定のサイズを遵守しなければなりません。しかしいくらサイズが規定内におさまったとしても、無理やり中身を詰め込んで「ギリギリ入った!」という状態は実はおすすめできません。

表題のように「ギリギリ(封を)閉じることができた。」この状態は、発送できたとしても程度によっては外装の破損や中身に「変質」を起こす可能性があるからです。

無理やり封をしたせいで輸送中に封が開いてしまったたとか、レターパックの糊付け部分が破れてしまったら・・・考えただけでゾッとしますよね。

 

レターパックの封筒には。「ガイドラインが完全に隠れるように封をしてください」と小さく印刷されています。このガイドラインが隠れるまで封が閉まっていることが、レターパックの望ましい姿です。

ガイドラインが隠れないということはサイズオーバーに近い証拠です。いくら厚みに制限がないレターパックプラスとはいえ、封がきっちり閉まらない状態では郵便局もさすがに受け付けにくいでしょう。

とはいえ、ガイドラインが少し見えているくらいなら受け付けてもらえることが多いようです。中身が見えるほど封が閉まらないものでない限りは、断固として断られることはなさそうです。

 

しかし、いくら封ができたとしてもガムテープなどで封の足りない部分を継ぎ足すような封では発送できません。

ガイドラインを完全に無視した無理な梱包をすると下の赤枠のように「加工」として見なされる可能性もあるので極端な封は避けたほうがよいでしょう。

(先述の「レターパックを箱に変型」のケースは、封がきっちり閉じ重量が規定内であるがゆえ、受け付けられています。)

なにより受け取る側にとっても「ガムテープべたべたの状態」って、あまり気分が良くないですよね。

ギチギチで封ができない・封はできても無理がある場合はレターパックプラスには入らないものと考え、別の発送方法を検討しましょう。

厚さを計測したら少しだけサイズオーバーしてしまった…厚さが超えると発送してくれない?

繰り返しますがレターパックライトは「厚さ3cmまで」ときちんと制限が告知されています。

これは郵便局が荷物を減らしたいがための制限ではなく、郵便ポストおよび自宅の郵便受けに投函するための厚さ制限です。相手先のポストは行ってみるまでわかりませんから、送る時点で受付してもらえない(ポストに投函したとときは返送される)ことがあります。

ただ、ちょっと圧力を加えると厚みが減るような中身の柔らかい衣類などの場合は、配達員の方によっては受け付けるケースもあるようです。逆に本などの硬いものの場合は押しても凹まないので、3cmを超えている時点で返送されるでしょう、

またまれに「ポストに入らなかったのでお持ちしました」と玄関先まで着てくれるケースもありますが、これはあくまで配達員の方のご好意であり、そもそもレターパックには「玄関先まで配達する」料金は含まれていません。

気を利かしてくれたらいいな~なんて期待せず、厚さに不安を感じるならレターパックプラスを利用しましょう。

サイズオーバーはデメリットしかない!

サイズオーバーをしたことで「返送」されてしまったら、残念ながら受け取り後あらためて再発送しなければなりません。

送る側は再発送すればOKですが、受け取る側は「到着遅れ」という大きなデメリットを負うことになります。

返送は発送日の当日とは限りません。返送されるまでに1日以上かかり、再発送を翌日にしたと見積もると到着は当初の予定より短くても3日は遅れることになるでしょう。

メルカリやオークションなどの商品を送る場合は信頼関係にも大きく影響してしまいますから、微妙なサイズの商品を送る場合はサイズオーバーにしないように余裕をもった発送方法を選びましょう。

また返送されてしまったときはマナーとして到着が遅れることを相手に通知してください。

最後に

みなさんはご自宅の郵便ポストをじっくり見たことがあるでしょうか。恥ずかしながら筆者は最近までじっくり観察したことがありませんでした。

筆者はマンションのお隣さんと仲良しでよく本の貸し借りをしているのですが、先日ハードカバーの小説(厚さ約4cm)が見事に投函できませんでした。

マンションのポストは表面上では3cm以上の間口に見えるのですが、跳ね返り式の「フタ」がついているため目視よりも実は間口が狭いんです。途中までは入るけれど、フタの存在によって中まで突っ込むことができませんでした。

ポストの間口は思うより狭いので、これからレターパックで送ろうとする人は十分注意してくださいね!