毎日の通勤や通学に利用しているICカードは、スマホケースやお財布に入れたまま「ピッ」と使えて便利ですよね。

かつて使っていた磁気定期券と違い、わざわざ取り出す手間が省けて筆者も大満足しています。

しかし・・・長年ICカードを使っているとある日突然「それ」はやってきます。

「改札口が開かない・・・あれ?!ICOCAが入っていない?!」・・・というやつ。そう、それは「紛失(盗難)」です。

今こうしているときでも、もしかしたらICカードがいつものところに入っていない可能性だって十分にあり得ますよ!

もし今、ICカードがないことに気づいたらあなたは最初になにをしますか?

最後に使ったときの記憶をたどりますか?それともカバンの中を探しますか?

もしそれでも見つからなければ・・・。出てくるのを待ちますか?

今回は、「ICOCAを紛失したとき」を想定した「もしものとき」についてお話しします!

ICOCAを落としたり無くしたり紛失した時はすぐにここに問い合わせよう!再発行手続きについて

いつも利用しているICOCAが見あたらない、探しても探しても出てこない!

そんなときは「紛失届」と「再発行」の手続きが必要です。

ある程度探して見つからなければ、それ以上時間を置かず手続きを始めましょう。

ICOCAには、定期用・通常用(おとな用・こども用)・クイックチャージ用の3種類のカードがあります。

紛失したときの手続き方法がそれぞれ異なりますので、自分の所有しているICOCAの種類に合わせた手続きを行ってください。

通常のICOCAの場合

通常のICOCA(以下ICOCA)は、「こどもICOCA」のみ再発行ができます。「こどもICOCA」を紛失したときは、まずはICOCAエリアの駅構内のみどりの窓口や駅係員に申し出て、「紛失・再発行手続き」をとりましょう。

通常のICOCAを再発行してもらうためには、公的証明書と現金1,000円(再発行手数料500円+デポジット代500円)が必要です。

「こどもICOCA」は、親が本人以外の代理人として手続きできますので、ICOCAの持ち主との関係がわかる公的証明書を持って窓口へ行ってください。

注意すべきは「無記名のICOCA」!

実は、大人が使う通常のICOCAは再発行ができません。

なぜなら大人用のICOCAは名前を記載しない「無記名のICOCA」ですので、「自分のICOCAである」と証明する術がありません。

ちなみにICOCAの中で記名をするのは、先述の「こどもICOCA」と「ICOCA定期券」そして「SMART ICOCA」のみとなっています。

大人の使うICOCAを失くした場合、運よく誰かに届け出され、自分のものと分かりやすい特徴がなければほぼ手元に戻ってこないと考えておいてくださいね。

SMART ICOCAの場合

ワンタッチでチャージ(=クイックチャージ)ができるSMART ICOCAを紛失した場合は、なによりも第一に「紛失専用ダイヤル」に連絡を入れましょう!

なぜならSMART ICOCAはクレジットカードと連携しており、現金もクレジットカードも不要で暗証番号さえも不要で「誰でも簡単にチャージできてしまうから」です。

万が一ICOCAを紛失したときは、被害を最小限にするために以下の連絡先から「使用停止手続き」を行ってください。

ICOCA 紛失専用ダイヤル

078-382-8692 24時間受付/年中無休

また、利用停止手続きは大阪駅構内にある「大阪駅Club J-WESTサービスコーナー」でも実行できます。

大阪駅Club J-WESTサービスコーナー」の営業時間は、10時30分から19時まで(年末年始は休業)です。

JR大阪駅を利用している人は、こちらのサービスコーナーに直接行くと便利です。

SMART ICOCAの再発行は?

記名式のSMART ICOCAは、使用停止手続き完了後新しいカードを再発行してもらえます。

これまでチャージしていた分のお金は基本的に引き継がれますが、あくまでも利用停止処理が完了した時点での内容となります。

万が一第三者の不正利用などで残高がゼロ円になっている場合は、ゼロ円が引き継がれます。

また、再発行には再発行手数料510円とデポジット代として500円、合計1,010円が必要となります。

ICOCA定期の場合

定期券として利用している場合は、駅構内のみどりの窓口へ行くか改札口の係員に紛失した旨を伝えましょう。

ICOCA定期券は紛失届けをしたときから利用停止となり、データが引き継いで新しい定期券が発行されます。

注意したいのは当日中に再発行してもらえず、受け取りに最大14日程度かかることがあります。

ICOCAを紛失したら利用停止するべき?どうやって停止できる?

SMART ICOCAは厳重注意!

SMART ICOCAの利点は、現金やクレジットカード、暗証番号なしでワンタッチで「クイックチャージ」できるところです。

しかし、SMART ICOCAのその「利点」が、紛失したときにはとんでもない「悲劇」を引きおこす可能性があります。

暗証番号も専用のクレジットカードも不要でチャージできるということは「誰にでもチャージできる」ということですよね。

あなたのICOCAを拾った人が「良い人」ならラッキーですが、もしその逆だったなら・・・。

クイックチャージでMAX(40,000円)までチャージして、そのままショッピングに使われてしまう可能性は十分ありえます。

「あ!SMART ICOCAがない!」と気づいたときは「もしかしたら出てくるかも?」と期待せず、即利用停止の手続きを行ってくださいね。

利用停止の手続きは簡単です。

コールセンターへの電話、もしくは「大阪駅Club J-WESTサービスコーナー」で直接手続きも行えます。

ICOCAを落としたら残額はどうなる?補償されるのか?

ICOCAの不正利用は補償されない!

ICOCAは、第三者に悪用されたものについては一切補償されません。

スマート ICOCA の使用・保管・管理に際して、会員が前項に違反し、その違反に起因してスマート ICOCA が不正に利用された場合、会員は一切の責を負うものとします。SMART ICOCAの会員規約

会員規約に掲載されているとおり、覚えのないショッピングや交通利用分であってもすべて「本人自己負担」となってしまいます。

第三者に利用される原因となるものは、ほぼ「紛失・盗難」に遭ったときですから、ICOCAが手元にないと気づいたら迷わず利用停止や再発行の手続きを行いましょう。

最後に

数日前、筆者の夫が「IC定期券」を紛失しました(この記事を書いている筆者にはとてもタイムリーな事件です)!

今回は親切な方が届け出てくださって事なきを得ましたが、紛失に気づくまでに半日以上経っていたため本人はかなりドキドキしたそうです。

しかし、IC定期券には名前が書いてありますので「持ち去られること」はありませんでした。

そもそも定期券にはクレジットと提携したチャージ機能はついていませんので、悪用されたとしてもその範囲は知れています。

さらに今回は、最寄り駅から夫の携帯に「〇〇駅で、定期券を預かっていますよ」という親切な連絡までいただいたのだとか。

ICカードと比べると定期券は「原始的」ですが、その反面紛失したときの安全性はICカードとは比べ物になりません。

キャッシュレス時代が本格的にやってくる今、ちょっとだけ足を停めて「便利さのウラ」に着眼してみることも大事なのではないでしょうか。

旅行が趣味で「節約はすべて旅行のため」と考える兼業ライター。旅行で貯めたポイントは生活消耗品代に使っています。最近は地理の奥深さに目覚め、「地理検定」を取得しようとヒマさえあれば日本地図とにらめっこ。わかりやすく・楽しい記事がお届けできるよう、頑張りますのでよろしくお願いいたします!