毎日世界各国へと飛行機を送り出す国際線。飛び立つ飛行機の数は国内線より多く、国際線のターミナルには無数の搭乗ゲートが立ち並びます。

海外へ向かう飛行機に乗るとき、乗客たちは「広すぎる国際線ターミナル」を歩いて移動します。そのため国内線にはない「移動時間」を考慮しなければなりません。

そのため国際線は「出発の2時間前には到着すべき」と言われています。しかしあまり早く到着すると、待ち時間を潰すのに困ってしまいそうですよね。この「2時間説」は本当に妥当な数字なのでしょうか?

「早すぎるのも、遅すぎるのもイヤ!」と到着時間に苦慮する人も多いとので、今回の記事は「早すぎもせず、遅すぎもしない国際線の到着時間の真実」に的を当ててお話を進めたいと思います!

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国際線は何時間前に空港にいればいい?早すぎても暇だし遅すぎると間に合わないのは嫌だ…

結論から言いますと、早すぎも・遅すぎもしない到着時間は冒頭で申し上げたとおり、「出発の2時間前」となります。「結局それかい!」とつっこまれそうですが、実際航空会社のホームページでも「空港には2時間前に到着することをおすすめします。」とアナウンスしています。

ちなみにこのアナウンスは「2時間前には受付カウンターを開けますので、早めにチェックインを済ませてください」という意味です。けっして「2時間前に到着し、チェックインの締め切り時刻までおくつろぎください。」と言ってるのではありませんので、お間違いなく。

チェックインカウンターは、オープンした瞬間からチェックインをする人や手荷物を預ける人がぞくぞくと並び始めます。のんびり構えていたらいつの間にか最後尾になってしまいますよ!そんなことにならないためにも、空港に着いたら即チェックインと荷物の預け入れを行いましょう。

2時間前で時間が余らない?

「2時間前なんてやっぱり早すぎでしょ?」と思う人も実際に多いですよね。たしかに、いくら混雑するといっても飛行機に乗るまでに2時間も必要だなんて、ちょっとオーバーに感じられますよね。

空港の難しいところは、混雑具合が行ってみないと分からないところ。偶然その日はガラガラで、スイスイ搭乗口までたどり着けるかもしれません。しかし逆に思った以上に混雑している場合は、2時間でも遅刻状態になってしまうことも少なくないのです。

なにより国際線は国内線より「やるべきこと」が多いので、国内線の1時間に時間を「プラスα」するのが正しい到着時間の考え方です。たとえ「2時間前の到着」でも、搭乗口に到着するころには許容範囲の待ち時間になっているはずです。

国際線のチェックインの時間、手荷物検査の時間、飛行機に乗り込む時間って何分前?

チェックインの時間

チェックインの時間は、チェックインカウンターが開いた時点からチェックインできます。航空会社によって異なりますが、カウンターが開くのは出発の2時間もしくは3時間前からです。

チェックインカウンターは締め切りの時間も決められており、多くの航空会社では締め切り時間を「60分前」に設定しています(※60分より早い航空会社もあれば、遅い航空会社もあります)。

チェックインはカウンターで1組ずつ受け付けを進めていきますので、混んでいれば順番が回ってくるのを待たなければなりません。繁忙期では30分近く並ぶケースもありますから、次の保安検査に間に合うようにチェックインを済ませたいものです。

チェックインは「締め切り時間に間に合うように」ではなく「飛行機に間に合うように」済ませるのがポイント。最初の1歩のチェックインカウンターは、空港に着いた直後の「約2時間前」には済ませておくのがもっとも理想的なのです。

手荷物検査の時間

手荷物の検査を受けることを「保安検査」といいます。保安検査もチェックインカウンター同様に締め切り時間がありま航空会社は「出発の15分前までに保安検査を通過すること」を明示していますが、じつはこの「15分前の通過」はかなり危険です。

再検査や混雑の可能性を踏まえると、手荷物検査にも時間の余裕が必要です。国際線には次の「出国手続き」や「搭乗口までの移動」が待ち受けています。「出発の15分前」はあくまで締め切りですから、チェックインが完了したらすぐに保安検査場に移動しましょう。

搭乗口到着の時間

飛行機に乗り込む時間(搭乗時間)とは、「係員がゲートを開け乗客を機内に誘導し始める時間」です。飛行機は乗客を乗せた後から一斉に安全確認を行いますので、出発の10分前にはゲートを閉めてしまいます。つまり、出発の10分前の到着ではギリギリということになりますね。

ゲートが閉まってから到着すると、多くの場合は「置いて行かれる」ことになります。そのため搭乗口到着の時間は「出発に間に合うように到着する」のではなく「ゲートが開く前に到着する」と考えましょう。

飛行機に置いていかれないために、航空会社は搭乗口への到着の目安をアナウンスしています。会社によってまちまちですが、早いところでは40分前の到着を推奨しています。

ゆとりと効率を考えた、おすすめのスケジュールはコレ!

チェックイン終了から機内へ乗り込むまでの一連をスケジュール化してみました。今回は「軽く混雑した場合」を想定し、若干のゆとりを持たせたスケジュールです。(手荷物の重量オーバー・保安検査の再検査・お手洗いや買い物の時間などは想定していません。)

時間  通過地点  逆算した時の残り時間
15時  空港到着  -
15時20分  チェックイン・荷物の預け入れ完了   保安検査通過まであと20分
 15時40分   保安検査通過   出国審査まであと20分
 16時00分   出国審査通過   搭乗口到着まであと20分(移動時間が必要です)
 16時20分   搭乗口到着  機内乗り込みまであと25分
16時45分  機内へ乗り込み  出発まであと15分
17時  出発

いかがでしょう。逆算すると2時間前に到着した場合でも、それほど時間は余りませんよね。もし、幸いすべてのプロセスで混雑しなければ、そのまま搭乗口に行きましょう。搭乗口付近には免税店やカフェなどがありますので、ゲートの外で待機するよりも安心して時間が潰せます。

もしチェックインの時間に遅れてしまったらどうなる?

チェックインの時間に遅れると、カウンターの係員からは「〇〇便の受け付けは終了いたしました。」の一言が告げられます。この最終通告を受けてしまうと、残念ながらもうどうすることはできません。

最終通告を受ける前にできる最後の努力は、遅刻の可能性が発生した時点で「ダメもとで航空会社に連絡をすること」です。搭乗までのタイムロスが少ない場合、チェックインカウンターが閉まっていても多少は待ってくれるかもしれません。

しかし「待つ・待たない」はあくまで航空会社の判断。「待ってくれるかも」はほとんど期待できないものとして、チェックインに遅れたら「飛行機には乗れない」と考えましょう。

飛行機に乗れないということは、その便は「見送る」ということです。見送ったあとは、振り替え手続きをして他の飛行機を探すか、あきらめて払い戻しを受けるかのどちらかになります(航空券の種類によってはどちらもできないケースがあります)。

チェックインの締め切り時間は航空会社によって違う?

飛行機に乗る前のチェックインは、航空会社によって違いがあります。「たしか・・・60分前だったはず!」という思い込みによる行動はかなり危険です。

航空会社 チェックイン締め切り時間
ANA 60分前(羽田空港は40分前)
JAL
ピーチ 50分前
バニラエア 50分前
ジェットスター 45分前
春秋航空 45分前
エアアジア・ジャパン 60分前
大韓航空 40分前
デルタ航空   ニューヨーク行き60分前・アトランタ行き45分前・ハワイ行き40分前・ボーズマン行き30分前

表のとおり、国際線は航空会社によってチェックインの締め切り時間がそれぞれバラバラですよね。特にアメリカ行きの便は行き先によってもバラバラですので、チェックインの締め切り時間はしっかりと確認しておきましょう。

最後に

飛行機に乗るための第1歩は「チェックインを時間内に済ませる」ことです。とても簡単なことのように思いますが、それでも飛行機に乗り遅れる人がいなくなることはありません。

出発に間に合わないとき、1人旅であれば「自己責任」として別便を検討したり旅行を見送ることができます。しかし複数人と搭乗する場合はそれぞれが時間を守らなければせっかくの旅行も台無しになってしまいます。

飛行機に乗るための長い道のりは、自宅からスタートします。自宅から空港までの距離やアクセス方法なども調べ、事故や渋滞・電車の遅延など「万が一のケース」も想定して行動しましょう。

 

旅行が趣味で「節約はすべて旅行のため」と考える兼業ライター。旅行で貯めたポイントは生活消耗品代に使っています。最近は地理の奥深さに目覚め、「地理検定」を取得しようとヒマさえあれば日本地図とにらめっこ。わかりやすく・楽しい記事がお届けできるよう、頑張りますのでよろしくお願いいたします!