滋賀県は歴史・観光スポットが凝縮されている、何度でも訪れたくなる魅力的なエリア。

滋賀県の有名スポットと言えば、やはり「琵琶湖」ですよね。今回は琵琶湖を臨むイタリア様式のホテル「北ビワコホテルグラツィエ」のレビューです。

 

おおきな琵琶湖は「湖西」「湖東」「湖北」「湖南」と4つのエリアに分かれ、それぞれにった魅力を持っています。

 

温泉は草津温泉(湖南)・雄琴温泉(湖西)の2つの名湯、史跡なら彦根城・安土城跡、比叡山延暦寺などの著明なスポットが多く、滋賀県に何度も足を運ぶ人が後を絶ちません。

そんな滋賀県の中で、今回スポットを当てるのは湖北エリアの「長浜市」です。

長浜市観光で利用した中でもっとも印象に残るホテル、「北ビワコホテルグラツィア」のレビューをお届けします。

北ビワコホテルグラツィエのロケーション

「北ビワコホテルグラツィエ」は、その名が示すとおり琵琶湖のほとりにある「レイクビュー」のホテル。

建物の目前には長浜港があり、竹生島に向かう汽船が就航します。

東側には伊吹山を望み、琵琶湖とともに広大な自然を感じることができます。

 

JR長浜駅からも徒歩7分という立地から、ビジネスで利用する人も多いです。

チャペル式の結婚式場もあり、長浜市内のホテルの中心的存在となっているようですね。

 

ホテルの近隣には、以下のような観光スポットがあります。

  • 竹生島:高速船乗り場まで1分・乗船時間約25分
  • 長浜城歴史博物館:車で約3分
  • 長浜鉄道スクエア:車で約4分
  • 慶雲館:車で約4分
  • ヤンマーミュージアム:車で約5分
  • 黒壁スクエア:車で約5分
  • ローザンベリー多和田:車で約20分
  • 彦根城:車で約25分
ホテル周辺を自転車で散策するのもこのホテルにステイする楽しみ方の1つです(北ビワコホテルグラツィエはレンタサイクルの貸し出しも対応されています。

北ビワコホテルグラツィエの雰囲気

長浜市がイタリアのヴェローナ(※ロミオとジュリエットの物語の舞台・街全体が文化遺産)と姉妹都市であることから、ホテルの全体がイタリアをモチーフにしたデザインに統一されています。

イタリアは芸術の町。街並みから建築物、調度品やファッションまで、国全体が洗練された雰囲気に包まれています。

イタリア製の家具や食器、車やファッションアイテムなどは私たち日本人にとっても憧れの対象となっていますよね。

ロビーの置かれているソファやテーブルのスタイリッシュなデザインは「インスタ映え」もバッチリです。

 

ロビーの外には琵琶湖が広り、ときおり汽船が停泊する姿が見られます。

青い空とコバルト色の湖面、そしてロマンチックな港の風景。

旅情気分を味わうためのロケーションとしてはかなり高得点のホテルだと思います。

北ビワコホテルグラツィエの客室

ホテルグラツェは、7階建ての本館(グラツィエ)と3階建ての旧館(ソプラ)の2つがあります。

筆者の泊まった客室(本館・スタンダードツイン)は日当たりもよく、窓から琵琶湖が一望できました。(琵琶湖がよく見える部屋と見えない部屋がありますので、予約するときは本館南側がおすすめです。)

本館の客室はロビー同様、イタリアの住居をイメージしたデザインになっています。

壁紙やシーツ、カウンターテーブルなども、イタリアらしい素朴さとおしゃれな家具が置かれていました。

日本のホテルの部屋ではあまり見られない美しい彩色が異国情緒を演出しています。(筆者は部屋の壁紙をぼんやり眺めながら、「うちのリビングの壁紙もこの柄にしようかな」と構想を練っていました。)

 

スタンダードツインの客室の広さは「広過ぎず・狭過ぎず」といった印象です。

このタイプの客室はビジネスホテルとしては広めですが、旅行でスーツケースを広げるなら若干手狭です。

田舎のプチホテルをイメージするなら◎、都会の洗練されたビジネスホテルをイメージするなら〇、海外の高級ホテルをイメージするなら△といったところでしょうか。

ビジネスマンにとっては「オシャレすぎるビジネスホテル」になることは間違いないでしょう。

 

次回訪れるときは、地中海のムードたっぷりの「スイートルーム」に宿泊してみたいと思います。

アンティークやエキゾチック、リゾート風、山小屋風など、同じスイートでもデザインがまったく異なるのだとか!

北ビワコホテルグラツィエの接遇

(画像はイメージです。実際のものとは異なります。)

「ホテルらしい接遇」で、(良い意味で)淡々とした印象を受けました。

接遇に何を求めるかは人それぞれ違いがありますが、ホテルの雰囲気に合っている接遇なので筆者的には〇です。

ホテルはいろんな種類の「思い」を持った人が来るところ、と考えるとこのホテルは誰にでも平等な「ほどよい距離のある心地よい接遇」を実践しておられると思います。

(食事後遊覧船について質問したところ、クールな接客から打って変わり、笑顔で張り切って説明してくださったのが好印象でした!)

チェックイン後は部屋まで丁寧に案内していただきました。

北ビワコホテルグラツィエの食事

(画像はイメージです。実際のものとは異なります。)

このホテルの前身は料亭とのこと。

その創業は1936年、料亭「住文」として人気を集めたのち1983年に料理旅館からホテルへ形を変えました。

その17年後の2000年に現在の「北ビワコホテルグラツィエ」が完成しました。

 

もともと料亭だったことから料理へのこだわりがあるホテルです。

夕食にいただいたのは、イタリア料理のフルコース。

盛り付けが美しく、器1つ1つにもセンスの高さが感じられました。

1つだけ難点をいうなら、メインが出てくるまでに出てくるパンの量が多すぎること・・・。(家族に大男がいるため、気を使ってくださったのだと思われます。)

味はレストランで食べる味としては上々で、全体的な量はパンを含めて満足できる量です。

大食漢の人なら、正直ちょっと物足りないかもしれません・・・。

朝食バイキングがおすすめ!

このホテルで筆者がおすすめしたいのは「朝食バイキング」です。

なんでもこのホテル「日本一おいしい朝食を出すホテル」を目指しておられるのだとか・・・。

これを知って妙に納得。文句の付けどころのない素晴らしい朝食でした。

朝食に感動したのは筆者だけではないようです。外部クチコミレビューでもこの朝食を絶賛している人が多いこと多いこと・・・!

 

メニューは和洋中心です。とくに注目していただきたいのは長浜の郷土料理です。

中でも美味しかったのが、「焼き鯖そうめん」。

小鉢にひと口ほど盛り付けられていますが、香ばしい焼き鯖とそうめんの組み合わせがこんなに美味しいとは思いませんでした。

焼き鯖そうめんは長浜ではご飯のおかずとしていただくお料理とのこと。ご飯がすすむ不思議なおそうめんでした。

 

あと、筆者が連続でおかわりしたのが「近江牛コロッケ」。

細かいことは申し上げません、ただ1つ「コロッケのもっとも理想的な食べ方で提供される」とだけお伝えしておきます。

ビジネスでも観光でも、このホテルでは必ず朝食を食べてからお出かけしてくださいね。

北ビワコホテルグラツィエのお風呂

このホテルのお風呂は「温泉」ではありません。

浴室はテルマエロマエを思わせるローマ風の雰囲気が感じられます(その名も展望浴場テルメです)。

露天風呂ではなく「展望風呂」から湖畔を眺めることができます。

内部は大浴場とジャグジーの2つがあり、ジャグジーは2人入れるかどうか?くらいの小さなものですが、街ナカのホテルとしたら合格です。

温泉の岩風呂やかけ流しのクオリティを求めてしまうと、ちょっと物足りない感じは否めないかも?

難点は、脱衣所の狭さです。

筆者は運よく独り占めできましたが、あと3人入ってこられたらかなりの密着度だったと思います。

北ビワコホテルグラツィエのアメニティ

  • 無料Wi-Fi
  • 無料駐車場
  • 冷暖房完備
  • 客室内冷蔵庫
  • ユニットバス・トイレつき
  • ミニバー(室内のコーヒーは有料)

Wi-Fiは客室でも問題なく使えます。

小さなテーブルとイスが2脚置かれているので、パソコンを広げるスペースもあります。

客室内にあるコーヒーは有料です(売上げの一部が環境保線に寄付されます)。

また室内着は浴衣ではなくパジャマ(ズボンがないロングシャツタイプ)ですので、気になる方はくつろげる衣服の持参がおすすめです。

北ビワコホテル グラツィエへの詳細情報と総評

北ビワコホテルグラツィエ

  • 住所:〒526-0067 滋賀県長浜市港町4-17
  • 電話番号: 0749-62-7777 / FAX 0749-62-255
  • チェックイン:15時 チェックアウト:11時
  • カード利用:可 JCB・VISA・マスター・AMEX・UC・DC・NICOSほか(デビットカード可)

宿泊のみ利用可で、デイユース・日帰りはできません。展望風呂の利用は宿泊者のみ利用可となっています。

客室数は全82室で、和室が7室あります。

アクセス

  •  電車でアクセスする場合

JR線長浜駅より徒歩約7分

  • マイカーでアクセスする場合

北陸自動車道「長浜IC」より約10分

名神高速道路「彦根IC」より約30分

※シャトルバスは毎週土日・祝日・ハッピーマンデーの月曜日のみ運行しています(利用には条件あり)。

  • ホテル発   9:45 10:15 10:45 11:15 14:10 15:10 16:10
  • 長浜駅西口発 9:55 10:25 10:55 11:25 14:20 15:20 16:20

駅が近いので、公共交通機関・マイカーともにアクセス面は良好です。

マイカーでは途中琵琶湖を眺めながらのドライブが楽しめますよ。

メイン道路沿いに建っていますので、すぐに見つけることができ迷うこともありませんでした。

冬期に行く場合は積雪に注意が必要です。比較的積雪量の多いエリアなので、12月後半から2月くらいの期間はスノータイヤの着用が必要です。

北ビワコホテルグラツィエに関するまとめ

総評

  • ロケーション:★★★★★
  • 食事:★★★★☆
  • 客室:★★★☆☆
  • お風呂:★★★☆☆
  • アメニティ:★★★☆☆
  • アクセス:★★★★★

食事は満点といいたかったのですが、夕食の食事の量とバランスが「?」だったので★4つとさせていただきました。

メインは正直なところ少なめです。でも、食べきれないほどのお肉やお魚を出されて押し込むように食べるよりずっと良いと思います。

ただ、パンを持ってこられる回数が非常に多かったので(パンはとても美味しいんですけど)・・・逆にそれが「メインが少ないのをパンで補ってませんか?」という疑惑を持つことになりました。

お風呂については、浴場より脱衣所のスペースの狭さが気になり★3つです。

北ビワコホテルグラツィエはこんな人におすすめ!

  • 竹生島観光に行く人
  • 湖北エリア観光をする人
  • 女子旅
  • カップル
  • 家族旅行
  • ビジネス出張

竹生島に行くなら、このホテルを利用しない手はありません。

近隣にも別のホテルがありますが、ホテルの目の前から汽船に乗れる利便性は比べ物になりません。

乗船時間も25分と短いので、当初予定をしていない方もぜひ気軽に船上の旅に出かけてみてくださいね。

北ビワコホテルグラツィアは「多目的に使える利便性」もさることながら「旅の雰囲気」・「食」を十分に楽しめるホテルです。

ホテル選びに困ったとき、湖北のスポットにできるだけ多く出かけたいときはこのホテルがおすすめです。

「日本一の朝食を」その心意気が味わえる、多くの人が絶賛している朝食を楽しみに出かけてみてはいかがでしょうか。

旅行が趣味で「節約はすべて旅行のため」と考える兼業ライター。旅行で貯めたポイントは生活消耗品代に使っています。最近は地理の奥深さに目覚め、「地理検定」を取得しようとヒマさえあれば日本地図とにらめっこ。わかりやすく・楽しい記事がお届けできるよう、頑張りますのでよろしくお願いいたします!