今回ご紹介するのは、NHK連続ドラマ小説「半分、青い」のロケ地・岐阜県恵那市にある国民宿舎「恵那山荘」です。

恵那の町は本ドラマでは、主人公・楡野鈴愛(にれのすずめ)が生まれ育った町「ふくろう商店街」として注目されました。

商店街の本名は「岩村商店街」といって、宿からはすぐそば。近くで野菜を売っている女性も「最近ドラマの影響でたくさん人が来るようになりました!」と嬉しそうに話してくださいました。

ドラマは9月29日に無事最終回を迎えてしまいましたが、「半青ファン」にとっては聖地的存在であることに変わりはありませんよね。どこからか鈴愛の声が聞こえてきそうな街並み、あなたもぜひ足を運んでみて下さい。

恵那市には、岩村城跡や恵那峡など見どころがたくさん。秋の行楽を楽しむにもおすすめなスポットです!

そんなときぜひ泊まっていただきたいのが今回のお宿「国民宿舎・恵那山荘」です。

国民宿舎・恵那山荘

国民宿舎「恵那山荘」は、恵那市と中津川市をまたぐ根ノ上高原に佇む、総室数18室の小さな宿泊施設です。

「山荘」の名のとおり小高い山の上にあるお宿で、都会の喧騒とは100%無縁の自然たっぷりのお宿です。「どこか遠くでゆっくり休暇をとりたい」とか「自然と親しみたい」という人にはぴったりです。

スタッフの方も皆さんとてもフレンドリーで、恵那の青空のようなさわやかなおもてなしが印象的でした。

山あり!湖ありのロケーション

「恵那山荘」のある根ノ上高原は、恵那山を望み周辺も自然に囲まれています。遊歩道も整えられていて、春や秋にはトレッキングやノルディックウォーキングを楽しむ人で賑わいます。

「恵那山荘」の周辺には「根の上湖(中津川市)」と「保古の湖(恵那市)」があり、湖の周辺ではキャンプやバーベキュー、ボート遊びやマレットゴルフ・グラウンドゴルフなどアクティビティも充実しています。

すこし離れたところにある「恵那峡」では、遊覧船に乗ることもできます。桜の開花中は恵那峡さざなみ公園ではライトアップされた夜桜も人気とのこと。

新緑の中アウトドアを楽しむのもよし、秋には絢爛豪華な紅葉を楽しむのもよし。絶景のそばで過ごせる稀少な宿なのです。

恵那山荘の温泉

恵那山荘には人工のラジウム温泉浴場があります。

宿泊客はもちろん、キャンプ場に宿泊する人もこちらの温泉を利用できますよ。

恵那山荘の温泉

  • 温泉:ラジウム温泉(温浴剤)
  • 効能:神経痛/神経衰弱/ロイマチス/痛風/冷え症/産前産後/月経痛/痔疾/湿疹

展望風呂では周辺の山々を眺めることができ、さらに明け方には美しい朝日が拝めるそうです。

(建物があまり高くないため、真下に人がいたら見えそうなのがちょっと心配ですけど・・・。)

こちらの温泉は「天然ラジウム泉」のお湯ではなく、医薬品である「恵那温浴剤」を使った人工ラジウム泉ですが、じわじわ熱が上がってくるラジウムならではのここちよさがしっかり感じられました。

天然ラジウム温泉にひけをとらない良いお湯で、お湯に使って5分くらいでじんわりと心地よい汗が流れてきました。

なんでも「ラジウム鉱石の投入量がハンパない」のだとか・・・!

恵那山荘の食事

筆者一向は、こちらの「料理長おまかせコース」を予約して宿泊しました。

夕食は「豚の陶板焼き」がメインで、

先付け/前菜/刺身/焼き物/揚げ物/ご飯/香の物/デザート

と内容も充実した純和食コース。リーズナブルな金額でありながら、おなかも大満足の量が提供されます。

季節によってメイン料理が変わり、一品一品丁寧に作られた「四季折々の岐阜の味」が提供されます。

 

岐阜県で有名な料理といえば「朴葉みそ」ですが、こちらのお宿では朝食でお目にかかります。

ほうば味噌はご飯によく合いますが、ダイエット中の人にはおすすめしません。なぜなら、朴葉みそには「ご飯を何倍もおかわりしたくなる魔術」がかけられているから・・・。まさに「悪魔の味噌」です。

地元の食材を中心にした素朴でやさしい味つけは、岐阜県の人の素朴さと優しさにどこか似ている気がしました。

恵那山荘の客室

恵那山荘の客室は、「ザ・国民宿舎」の雰囲気たっぷりの昔懐かしい和室(または和洋室)です。

建物の老朽化は否定できませんが、かなりていねいに清掃されていてホコリ一つ落ちていませんでした。

どこもかしこもピカピカに磨き上げられていて、スタッフの方の「清掃に対する本気度」が感じられます。

 

客室の広さは、2人ではちょっと広く3人でも泊まれるくらいのゆとりがありました。他の国民宿舎より若干広めに作られていると思います。

窓からは広大な山並みと、夜には美しい星空が広がります。国民宿舎やロッジに泊まらないと見られない、特別な景色が堪能できました。

【残念】どこからか聴こえる「ナゾの音楽」

滞在中、夕方から深夜3時くらいまでレゲエ調の音楽が聴こえていました。

「近くで“フェス”でもやっているんだろう」と最初は気にも留めませんでしたが、さすがに深夜帯までフェスを開く主催者はいませんよね・・・。

誰が出している音なのかはわかりかねますが、深夜3時のレゲエはかなりキツかったです。

次に利用するときは「この音楽の正体」について確認してから予約しようと思います。もし、これが「夏の恒例行事」になっているのなら、筆者は秋に行くでしょう(笑)。

詳細情報

国民宿舎・恵那山荘

  • 住所:岐阜県恵那市東野2390-165
  • 電話番号:0573-66-7773
  • チェックイン:15:00
  • チェックアウト:10:00
  • クレジットカード利用可:VISA/JCB

アメニティ

  • 浴衣・丹前
  • タオル・バスタオル
  • 歯ブラシ
  • テレビ
  • ポット
  • お茶セット
  • 洗面台
  • エアコン

Wi-Fiはロビー周辺のみ利用、客室は利用できません。

また、各部屋にトイレがなく共同のものを利用します(各フロアにあります)。

エレベーターがありませんが、階段には椅子型の昇降機がついていますので、足のご不自由な方も安心ですよ。

アクセス

マイカーでアクセスする場合

中央自動車道「恵那IC」~国道19号より「根の上高原」方面へ13キロ約20分

(詳細ルート:国道19号線→県道407号線→県道413号線)

公共交通機関でアクセスする場合

JR中央線「恵那」駅→明智鉄道「飯沼」駅下車(送迎もありますが、1泊2日宿泊者のみ・予約要)

施設に近づくにつれ、道が細く勾配もどんどん急になっていきます。山道が続きますので、対向車やスリップには注意が必要です。

また、カーナビでは中央道「中津川IC」で降りるよう案内されますが、走りにくい道のため「恵那IC」での降車が推奨されています。

恵那山荘のまとめ

筆者が大好きな国民宿舎!

「恵那山荘」のスタッフはみなさんフレンドリーで、肩肘を張らずに過ごすことができました。一見「古そう」なお宿ですが、その第一印象は大いにはずれの「100点」に近いお宿でした。

筆者は岐阜県が大好きです。とくに「人の優しさ」は、これまで行った町の中でいちばんかも・・・。(ちなみに2番目に好きなのが長野県です)。

宿泊した翌日は、日本三大山城の1つ「岩村城跡」に上がりました。こちらからの眺めも最高です。

思うより多くの人が訪れていましたが、どうやら歴史ファンだけでなく「半青ファン」も含まれていたようです。(岩村城跡までは717メートルも登山しますので、行きたい人はそれなりのスタイルでお出かけくださいね)。

これから迎える紅葉の季節、みなさんも恵那の紅葉狩りに訪れてみてはいかがでしょうか。

旅行が趣味で「節約はすべて旅行のため」と考える兼業ライター。旅行で貯めたポイントは生活消耗品代に使っています。最近は地理の奥深さに目覚め、「地理検定」を取得しようとヒマさえあれば日本地図とにらめっこ。わかりやすく・楽しい記事がお届けできるよう、頑張りますのでよろしくお願いいたします!