飛行機に乗らなくても日常の生活でマイルを貯めるのに適しているANAカードは、持っておきたい定番のクレジットカードですよね。
そのANAカードで、リボ払いを利用したことがあるでしょうか。
リボ払いには金利手数料が発生し、時にはかなり高額になってしまうこともあります。
「なんだか怖い…」というイメージを持っている人も少なくないと思いますが、リボ払いの仕組みをよく知っておけば、かなり便利にお得に利用する事ができるのです。
今回はANAカードのリボ払いについてご紹介します。
金利手数料や支払い総額などの具体的なシミュレーションをしてみることで、「リボ払いを使ってみよう」ときっと思えるはずです!
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ANAカードでリボ払いを利用すると金利手数料はいくら?実際に支払総額を計算してみた
ANAカードにはかなりたくさんのカードの種類があります。
クレジットカード会社によっても内容が異なりますので、今回の記事ではANAカードの「VISA」ブランドと「MasterCard」ブランドについてサービスを提供している三井住友カードのサービスを元にまとめてみたいと思います。
リボ払いについて確認しておこう
それではまず、基本のことをおさえておきましょう。
「そもそもリボ払いとは何なのか?」というところです。
リボ払いとは、毎月の支払い額を一定にできるという支払い方法です。
たとえば6万円のショッピングをした場合に、3回の分割払いでは月々2万円と手数料の支払いとなります。
リボ払いの場合は回数ではなく「支払う金額」を決めることができるのです。
たとえば「月々1万円ずつ支払う」とすると、それに応じた毎月の手数料と共に1万円を支払っていくことになります。
リボ払いの対象にした残高が増えていったとしても、月々の支払い額は設定したものが継続されます。(利用残高によって月々の支払い額の「最低額」が変更になることもあります。)
分割払いに手数料が発生するように、リボ払いも支払いが終わるまでは金利手数料が発生します。
ANAカードのリボ払いの金利手数料は何%?
それでは、ANAカードのリボ払いの金利手数料について確認しましょう。
ショッピングの場合とキャッシングの場合で利率が違います。
ショッピングのリボ払いの場合
ANAカードのショッピングでリボ払いを利用すると、「実質年率15%」の金利手数料が発生します。(この実質年率はカードの種類によって異なる場合があります。)
実質年率がリボ払い対象の「利用残高」と「利用日数」に掛けられたものが、金利手数料の金額となります。
リボ払いの支払いが終わるまで毎月、支払日ごとに金利手数料の計算が行われます。
キャッシングのリボ払いの場合
ANAカードのキャッシングのリボ払いには、5〜90万円までが「実質年率18%」、100万円以上からは実質年率15%と設定されています。
ANAカードのリボ払いの支払い総額を計算してみよう-ショッピング編
ANAカードのリボ払いを利用した時に、実際に支払うことになる総額はいくらなのでしょうか?
シミュレーションしてみました!
まずは5万円のショッピングを最低支払い額の5千円でリボ払いした場合です。
支払い総額は53,328円、そのうち金利手数料は3,328円となりました。
続いて、月々1万円ずつ支払った場合と比較してみましょうか。
支払い総額は51,772円、そのうち金利手数料は1,772円となりました。
月々5千円ずつ支払った場合との差額は1,556円です。
月々の支払い金額が多くなると、支払い回数が短くなります。
そして金利手数料も安くなることがわかりますね!
支払い総額のシミュレーションは公式サイトでできます。
「ショッピングリボ返済シミュレーション」(※利用するには会員サイトVpassへのログインが必要になります。)
ANAカードのリボ払いの支払い総額を計算してみよう-キャッシング編
つづいて、キャッシングの場合はどうなるのでしょうか?
実質年率18%で計算してみました!
支払い総額は55,369円、そのうち金利手数料は5,369円となりましたね。
続いて月々1万円ずつ支払う場合も見ておきましょう。
支払い総額は53,137円、そのうち金利手数料は3,137円でした!
5千円ずつ支払う場合との差額は2,232円となっています。
やはり支払い回数が短くなることで、リボ払いの支払い総額は安くなることがわかります。
キャッシングの返済シミュレーションは公式のものを利用してみてください。
こちらは会員サイトにログインしなくても利用できます!
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こういう時にリボ払いはおすすめ!
さて、ANAカードの金利手数料も支払い総額も確認することができました。
もうリボ払いは決して”よくわからないもの”ではなくなったのではないでしょうか?
どんどん使ってみたくなりますよね!
そこで、リボ払いをよりお得に利用するポイントをまとめてみました。
ほんの少しの工夫で、かなりお得にすることができるのです。
短い期間で利用する
前項のシミュレーション結果からわかるように、支払い期間(回数)が短いほど、金利手数料は安くなります。
ショッピングリボの場合は5万円の利用を5千円ずつ支払うか1万円ずつ支払うかで金利手数料には1,556円も差がでました。
キャッシングの場合は2,232円です。
「金利手数料はかかってもいいから、毎月少額ずつ支払いたい!」という人もいるかもしれませんが、そうでない場合は月々の支払い金額を支払い回数から逆算して設定してみると良いですね。
月々の支払い額は途中で変更することもできますので、「今月は5千円多めに払おう」というのもアリです!
利用残高と支払い回数を少なくすることを最優先することこそが、リボ払いの金利手数料を安く抑えるコツです。
ボーナスなど臨時収入での繰上げ返済を予定に入れて利用する
いつだってまとまった金額のお買い物には躊躇してしまうものです。
そんな時にもリボ払いの効果的な使い方があります。
もしもボーナスや臨時収入が近く予定されているならば、一旦リボ払いでショッピングをして、のちほどボーナスなどで一括返済をしてしまうのはどうでしょう?
一括返済ではなくとも、月々の支払い額を大幅に増額するだけでも支払い回数はかなり減ることになります。
たまにリボ払いにできない内容のものもありますので、そこのところは注意してみてください。
会員サイトでの手続きはこちら「Vpassログイン」からできます。
マイページの「リボ払い&キャッシング」の項目から「リボ払いお支払金額の変更」へ進んでください。
一括払いにしたものを変更したい時に利用する
リボ払いには「あとからリボ」というサービスもあります。
これはショッピングの一部またはすべての利用分をあとからリボ払いにできるというもので、手続きも非常に簡単です。
「一括払いにしなければよかった…」という後悔も支払いへの不安も、あとからリボで解消できるかもしれません。
会員サイトでの手続きはこちら「Vpassログイン」からできます。
マイページの「リボ払い&キャッシング」の項目から「あとからリボ」へ進んでください。
リボ払いの落とし穴!こういう使い方はなるべく避けよう!
いよいよリボ払いを使うという前に、これだけは確認しておきたいことがあります!
リボ払いを利用することの一番のリスクは金利手数料ですが、その金利手数料は使い方によってはどこまでも増えていってしまいます。
こんな”落とし穴”にはまってしまわないように注意しましょう。
支払い回数が長い
リボ払いは支払い回数が長くなるほど金利手数料の負担も増えてしまいます。
それを分かってはいても、実際に月々支払う金利手数料だけを見るとそこまで高額ではないため、あまり気にならなくなってきたりします。
しかし金利手数料の総額を計算してみると、かなりの額を支払っていたなんてことも…。
支払い回数が短い方が良いというのはもちろんですが、ちょっと長くなりそうな場合でも、「金利手数料の総額」を確認しておくことをおすすめします!
無計画に利用する
リボ払いは対象にする利用分を次々と増やしていくことができます。
ショッピング利用と同時に自動的にリボ払いにできるというサービスもあります。
しかしその便利な反面、使いすぎてしまうと大変なことになってしまいます。
リボ払いにしてしまえば毎月の支払いはほぼ一定になって楽ですが、無計画に利用してしまうとあっという間に利用残高が膨れ上がっていることも。
最悪のパターンは、リボ払い設定にしていたことを忘れてしまうことです。
金利手数料の返済に追われてしまうのでは、なんのためのショッピングなのかわかりませんね。
リボ払いにしたものはきちんと分かるようにおきましょう!
そして定期的に利用残高の確認や、支払い総額についても計画してみると完璧です!
それでもリボ払いはとっても便利
リボ払いにはリスクがありますが、それでも便利なものは便利です。
ぜひとも利用したいですよね。
そのためには、リボ払いを「どのくらい利用しているか」「金利手数料はどのくらいか」を自分で管理しておくことが大切です。
計画的な利用で、リボ払いをお得に使ってみてくださいね。
最後に
ANAカードのリボ払いについてまとめてみました。
リボ払いの金利手数料はショッピングが実質年率15%、キャッシングが実質年率18%です。
これはカードの種類によって違うことがあります。
リボ払いは支払い回数が長いほど金利手数料が高くなってしまいます。
また、月々の支払い額がほぼ一定なために、全体としてどのくらいの支払い総額になっているのか忘れてしまいがちでもあります。
金利手数料ばかり支払ってしまうことになっては本末転倒なので、「出来る限り短い支払い回数」を意識しながら、支払いを終えるまでのシミュレーションや計画を立てておきましょうね。
給料日まで間に合わないかも…支払いが遅れそう…少しだけ支払日が過ぎちゃった人へ
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そこで、遅延記録を残さないようにするための”ある対策”を考えました。