星の数ほどあるクレジットカードはそのどれもが魅力的・個性的で、どれを持とうか迷ってしまうこともあります。さんざん迷って考え抜いた挙句に、せっかく決めて申し込んだクレジットカードが審査を通らず発行できなかったら、とてもがっかりしてしまいます。

もしくはライフスタイル的に「クレジットカードがなくては困るのに、審査に落ちてしまった!」という場合はがっかりどころか切実な状況となります。審査に落ちた理由がわからないために、自信を失ってしまうこともあるかもしれません。

また、短期間でクレジットカードの申込みが何回か重なると、それがたとえ同じクレジットカード会社や同じブランドではないとしても、「要注意」と警戒され、審査に影響する可能性もあります。

なぜならば、短期間に申込みを重ねることで、「この人はお金に困っているのかな」という印象を与えてしまいかねないからです。

クレジットカードの新規発行審査に落ちてしまったことは、その後一定期間、信用情報に記録されます。他社の審査でもその信用情報を参照しますので、審査に通らなかったという履歴は決して良い方には捉えられないでしょう。

ではそうなってしまう前に、クレジットカードの審査に落ちた時に考えられる理由や対処法を調べてみたいと思います。


クレジットカードの審査をしている信用機関があった

ではクレジットカードの審査では、どのようなことが行なわれているのでしょうか?

個人の信用情報(具体的には返済能力)を、単純にクレジットカードの新規入会の書類だけでは計り知れないことは確かですし、総量規制(個人の借入総額は年収の1/3までという規制)の観点からも、クレジットカード会社や各種金融機関の間で何らかの連携がなされる仕組みがあるということは明らかです。では、どのようにして情報の連携を行っているのでしょうか。

実は、個人の信用情報を管理している専門機関があり、クレジットカードの新規入会審査には、そちらの機関による情報が参照されているらしいのです!

それではその専門機関とはどのようなところなのでしょう?簡単にご紹介していきたいと思います。

CIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)

(照会元:クレジットカード会社全般・リース会社全般・消費者金融会社)

CICにはどのような情報が記載されているのかというと…

氏名、生年月日、郵便番号、電話番号、クレジットやローンの申し込み情報など。

ここではクレジットカードの信用情報を例に挙げてみます。

申し込み情報とは、どこのクレジットカードで、ショッピングやキャッシングの利用可能枠はいくらか、というところまで詳細に記されます。この申し込みの審査に通過してクレジットカードの利用を開始している場合は、返済状況が随時アップされているようです。

新規申し込みを受けたクレジットカード会社は、これらの情報を確認しながら「返済していける人物なのか」審査を行うのですね!

なお、クレジットカードの審査に通らなかった場合は申し込み履歴だけが記載されます。つまり「審査に通らなかった」という事実が残りますので、他社のクレジットカード会社の審査にも少なからず影響があるでしょう。

 

ちなみに加盟企業はこのCICに個人の信用情報を提供する義務があり、月に1回以上更新されているということで、ほぼ最新の信用情報が照会できるというわけです。

そしてこれらの情報は6ヶ月間保管されます。クレジットカードの審査に落ちてしまった場合は、6ヶ月後以降に申し込みをする方が、信用情報に余計な傷をつけないで済むかもしれません。

JICC(株式会社 日本信用情報機構)

(照会元:消費者金融会社全般・クレジットカード会社・信用組合・信用保証会社など)

JICCは全業態における信用情報を統括していることもあり、国内最大の信用情報機関ともいわれています。

JICCにて記録される信用情報は、「借入情報を主とした」ものと「クレジット情報を主とした」ものに分けられます。

借入情報を主とした開示報告書には、貸金業社名、契約日、借入残高、入金予定日が記載されます。

一方クレジット情報を主とした開示報告書には、月ごとの新規登録や利用情報が記載されているようです。

JBA(一般社団法人 全国銀行協会 全国銀行個人信用情報センター)

(照会元:銀行全般・信用組合・信用保証会社・信用金庫など)

こちらの信用情報機関は銀行との取引情報がメインとなっていますので、クレジットカードの審査の際には直接的には出番がないかもしれません。

しかし、アメックス(American Express)に限ってはこちらの信用情報を参照しているようですので、アメックスのクレジットカードをお考えの方にとっては無視できない存在です。

クレジットカードの審査に落ちた6つの原因

クレジットカードの審査に落ちてしまうとき、特に明確な理由を教えてくれるわけではないので、「何が悪かったのか?」と釈然としないこともあるでしょう。

あくまでも推測になりますが、以下の項目にもしかしたらその理由が隠されているかもしれませんよ!

1.申込書に不備・ミス・抜けもれがあった

これはもう単純に「私が悪かったです」と言うしかないような、自分自身にとって残念なパターンです。

私の場合は以前クレジットカードの新規申し込みをした場合に、勤務先の電話番号を記入していなかったことに気がつきました。申し込みの数日後にクレジットカード会社から確認の電話が入っていたようですが、こちらも対応することができませんでした。

結果として、その審査には落ちてしまいました。それも納得ですよね。申込書に記入した電話番号がつながらないのでは、信用情報も何もあったものではありません。

”あの時確認の電話を取っていれば…”と、心残りであります。

ということで、不備があった場合にはクレジットカード会社から連絡をもらえることもありますが、絶対とは言えませんので、申込書の記入は慎重に行いましょう。

2.信用の基準を満たしていなかった

たとえば休職中であったり、低収入であったり、定職に就いていなかったり、勤続年数が少なかったり、という職業面での信用度が大きく関わってくるとは思われますが、申込書に記入欄がある「住居形態」にも深い意味があるようです。

ここには、賃貸なのか賃貸でないのか、家賃の支払い義務はあるのかないのか、住み続けて何年か、といったような項目が並んでいます。

例えば、実家に住んでいて「家賃の支払いは必要ない」ということが「お金に余裕がある」と判断されることもあるかもしれません。

しかし一方では、賃貸の場合は「どのくらい住み続けているのか」、つまりどのくらいの期間「家賃を支払ってこられたか」が信用のひとつの目安となるという見方もできます。

私の知人で、”収入面では問題なさそうなのに審査に落ちてしまった”という出来事がありました。思うに、その人は実家に住んでいて家賃関係は本人以外の支払いとなっているので、もしかしたら審査する側としては信用に足らないと判断したのかもしれません。

3.クレジットカードを複数所有している

新規発行の審査に当たって他のクレジットカード会社や金融機関の利用状況を参照できるということはありますが、その信用情報にもタイムラグがあり、最新の利用状況が反映されていなかったり、時には多重申し込みが通ってしまうこともあるようです。

よって、クレジットカードを数多く持てば持つほど、要注意という前提で審査されることもあるでしょう。

何より、「どうしてそんなにたくさんのクレジットカードが必要なのだろう」、「お金に困っているのではないか」という方向に怪しまれることも否定できません。

クレジットカード新規発行をする前に、まずは手元にあるクレジットカードを確認し、本当に新規発行が必要なことかどうかを考えてからでも遅くはないでしょう。

また、定期的にクレジットカードの整理整頓をすると良いでしょう。長い間利用していないようなクレジットカードは年会費だけ支払い続けていることがあったりしますし、所有していることによって悪用・盗難というリスクも付いてきます。

クレジットカードの枚数は多ければ多いほど良い、というわけではなく、2〜3枚が適度な枚数ではないかという考えが一般的なようです。

4.過去に支払いの延滞や遅延の記録がある

上の項目でも触れましたが、クレジットカードの入会審査には信用情報機関で管理されている個人の信用情報が参照されます。そちらに「延滞」などの記録が残っていれば、マイナスになってしまうでしょう。

ではどのくらいの期間からが致命的な延滞となってしまうのでしょうか。

どちらの信用情報機関もクレジットカード会社も明記はしていませんが、返済日から60日が経過しても支払いがなされない場合、「金融事故」として、俗に言う「ブラックリスト入り」となり、その他のクレジットカードの新規発行がほぼ難しい状態となるようです。

また60日に満たないとしても、何回も常習的に遅延を繰り返しているとすると、関係がないとは言えません。やはり遅延は支払い能力や本人の性格的な部分に直結する問題であるので、遅延してしまった事実とは誠実に向き合っていきたいものです。

5.消費者金融など他の借入をしている・借入金額が大きい

当然のことながら、収入に応じた返済能力のぎりぎりまで借入をしているような場合には、それ以上の借入やクレジットカードの新規発行は難しいでしょう。

これはクレジットカード会社が「支払い能力がない」「入会してほしくない」と判断したということで、一見、突き放されたような冷たさを感じるかもしれませんが、それに至った経緯や背景に考えを及ばしてみると、利用者としても冷静に現状分析や自己分析ができる良い機会となるのではないでしょうか。

たとえば「1000円しか手元にないのに1万円の買い物をしたい」という時にこそ、クレジットカードや消費者金融の出番がやってくるわけですが、果たしてその1万円はどこからやってくるのかといえば、あなたのお財布や銀行やお給料からです。当たり前のことではありますが、借入が日常的になってくればくるほど、その感覚は鈍ってくることもあります。

自分の収入に対して可能である支出額を計算し、「物理的に無理なものは無理!」と、現状を受け止めて事実を認識することが、最重要であるでしょう。さもなくば借入のループから抜け出せなくなってしまう怖さもあるのです。

クレジットカードの審査に落ちても2回目の申し込みはアリ?

結論から言いますと、2回目の申し込みは半年後(6か月後)に行いましょう。

6ヶ月間経過すると、各種信用情報機関から「過去にクレジットカードの申込みをした」という記録が無くなるので、リセットされた状態で2度目の申し込みをすることができます。

クレジットカードの審査に落ちるということは、クレジットカードを持たせてはいけない人と判断された、つまり信用できないと判断されているのと同じです。そのように思われているのに再度申し込みをしたところで、審査が通過することは無いでしょう。

一度審査に落ちた人が申し込みした場合、機械的に自動的に審査を落とすようなシステムになっているカード会社もあります。

 

たとえば好きな異性に告白してフラれてるのに、翌日もう一度告白したところでOKは出ないでしょう。(逆にしつこいと煙たがられる可能性もあります…)

告白をOKしてもらうために時間をかけてアピールをし、信頼してもらって魅力を感じてもらって、半年後に再度告白をすることによって、OKを貰える可能性が上がるかもしれません。

審査に落ちてしまっても、日々の生活やお金の使い方を管理して信用してもらうための実績(いわゆるクレジットヒストリー)を作れば、2回目の申し込みでクレジットカードを発行できるかもしれません。

 

このようにクレジットカードひとつ所有するにしても、シビアな信用情報分析が行われています。

しかし審査の基準に関しては、クレジットカード会社によってもカードブランド、そしてカードのグレードによってもそれぞれ違いますので、自分にとって適しているカードを見定めることも、審査に通過するために必要なことだと思います。

また、審査に通りやすくなるコツとして、キャッシング枠やショッピング枠の金額設定を低めにすると良いということもあるようです。ぜひ、お試しあれ!


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