シンガポールは、東南アジア諸国において、抜群の治安のよさを誇っている国といわれています。日本よりも安全であるとのデータも出ています。

観光で飯食ってる国は、外向けに安全アピールするのはわかるけど、実際のところどうなのか?

安全な国ということはわかるけど、文化を汚すと安全な国でも怒るんじゃないか?

シンガポールに日本人がいった場合、どのようなことに注意が必要なのか?

シンガポールの治安を主題として

  • シンガポールと日本の習慣の差
  • 日本人に対するシンガポールの人々が抱えている感情
  • 観光スポットごとに警戒する犯罪の種類
  • 実際の緊急時に取るべき行動

など、シンガポールを旅行する前に役に立つ情報を詳しくご説明してまいります。

シンガポールは治安悪い?治安いい?夜は出歩かない方がいい?

観光が主な産業の一つであるシンガポールは、国家ぐるみで治安維持に資金を投入しています。現地の政府が、観光客の不利益になる犯罪やボッタクリを取り締まることに力を入れている国です。

アジア諸国でも日本と同様に治安の良い国として知られています。ですが、東南アジアに位置し、周りの国から出稼ぎに行く国としても有名で、多国籍でいろいろな人がいます。日本と同じように考えていると、スリや置き引き、強盗などの犯罪に巻き込まれることもある国です。

シンガポールの都心部は清潔的で、夜でも安全に観光できるスポットが多くあります。タクシーもボッタクリなどはまずありませんし、夜でもすぐに乗ることができます。

夜は人目のない場所や薄暗い路地を避ければ、街灯で明るく比較的安全に観光が楽しめる国です。ですが、油断をしていると金銭的被害に合う可能性がありますので、最低限の警戒はしておくべきです。

シンガポールの国民性や日本人に対するイメージってどう?

シンガポールの国民性

シンガポールは、世界有数のお金持ち国家で国際的です。平均的に教養が高く、礼儀もキチンとしている人が多いイメージです。

ですが、「周りに自慢したい、人に勝ちたい、少しでも得をしたい」という気持ちが目立つことがあります。

シンガポール人は、上記のような気持ちを「キアス」と表現をしていて、自虐的に自分のことを「キアス」と言うことがあります。

自分のことを言うのはいいですが、他人から言われるといやな気持ちになる言葉です。「キアス」という言葉を良く聞くことがあっても、相手のことをそう思っても、他人には使わないようにしましょう。

日本にも「本音と建前」のような国民性があり、外国人が不思議に思う場面があります。シンガポールでは、日本人が引いてしまうレベルで「人に負けたくない」という国民性を感じることがあります。

シンガポールは、子供のころから競争することが当たり前の社会です。

大学へ進学してエリート街道へ進む道と、中流層、技術職への道が小学生を卒業する時点で分かれてきます。幼少から「キアス」であることはシンガポールの常識です。

有名な話で、2000年に限定版ハローキティのぬいぐるみがもらえるキャンペーンをマクドナルドでおこなったところ、シンガポール全国民の10分の1が並ぶ行列ができました。

ハローキティの奪い合いや店員の恐喝事件が起きて、治安部隊が出動、非常事態宣言まででちゃいました。

当時の副首相は、「いくらキティがほしいからと言って、激しいけんかをする必要はない」と国民に発言、国会で「マクドナルドにハローキティを売らせない方法」まで議論されています。

ハローキティで副首相、国会、治安部隊がでるほど「限定」が好きな国民性です。

懲りないマクドナルドは、2013年にもハローキティキャンペーンを行い、同じように騒ぎを起こしています。

シンガポールで長い行列を見ると、私は「そこまでするぅ?」と不思議に思いますが、シンガポール人は絶対に途中で行列を離れません。「限定」「無料」「負けない」が好きで、日本人以上に「周りが決めた価値観」に敏感です。

シンガポールの親日度

現在のシンガポールは、アジアの中で親日度が高い国です。シンガポールを観光していても友好的に接してもらえます。

日本の急激な経済成長を見習って日本から学ぼうとした歴史があり、日本の製品やサービス、文化やサブカルチャーに興味がある人が多いです

ですが、シンガポールの4分の3は中華系で、日清戦争では敵だった歴史があります。第二次世界大戦では、日本軍がシンガポールを占領。多くの人が日本人に殺された過去があります。

シンガポールの高齢者は、日本に対して今でも怒りを残している人が多くいます

シンガポールを観光する時は、シンガポールが親日なのは日本の文化のせいであって、私が偉いわけではないという謙虚な気持ちが大切です。

戦後にシンガポール建国の父と呼ばれ、国民に愛されたカリスマ的な指導者「リー・クアンユー」氏が、「日本を許す」と宣言したことから、シンガポールの親日の歴史が始まっています。

日本を許し、日本のようにシンガポールも発展して行こうと国民に訴えたことで、現在の親日感情が生まれ、戦後70年ほどはぐくまれています。シンガポールの親日感情は、昔からのものではないことに注意してください。

あくまでも許された国民であると意識して、謙虚な気持ちで接しましょう。現地の人に受け入れてもらいやすくなります。国民性として「人に負けたくない」人たちですので、嫌味を感じさせる態度はとらないようにしましょう。

シンガポール観光に行く際に注意すべき犯罪や発生率について

シンガポールは、国家ぐるみで治安維持対策を行っていて、世界の中でもトップクラスの治安を維持しています。

シンガポールの犯罪発生率は、日本よりも低く日本の3分の1ほどというデータが出ています。ですが、あくまでも犯罪の報告や警察の検挙率の話で、実際は日本と同等、軽犯罪に限っていえば日本よりも多い傾向が感じられます。

日本と同様に安全な国ですが、観光地でのスリや強盗、置き引きなどは、日本と同じ感覚でいると遭遇してしまうこともある国です。

日本人というだけでブランド品のように見られることがあり、特に日本人の女性はシンガポール人にも大人気です。

常に緊張する必要はありませんが、前後を時々確認して、緊急時の対策を前もってチェックしておくぐらいの余裕が、日本人が一人旅をする場合などは必要です。団体行動でも、軽犯罪には警戒しておくべきです。

行っても大丈夫な地域と、ちょっと危険な地域について

シンガポールは夜になっても町のなかを出歩く人が多く、町中が街灯で照らされています。

常夏の国で、夕方から活動的になる人が多い国です。観光地や飲食店も24時間営業で運営しています。昼間暑くて動き回る元気が出なかったとしても、夜のシンガポールも昼間に負けないほど観光スポットが多くあります。

シンガポールを観光する際の安全な観光スポット、交通網、シンガポールの常識について各項目ご説明していきます。

行っても大丈夫なおすすめ観光スポット

超有名な観光地でも軽犯罪には注意が必要「マリーナベイエリア」

シンガポールの代名詞でもあるマーライオンがあるマリーナベイエリアは、昼間訪れても多くの観光客であふれたスポットですが、夕方から深夜にかけても安全に夜景やレジャーが楽しめる観光スポットです。

安全といっても、観光地ではスリ、強盗、置き引きなどの軽犯罪はあります。地図やスマホを見るのに集中していたり、高価なものを身に着けていたり、あからさまに後ろポケットに財布を入れていると、軽犯罪に会う危険がありますので油断のしすぎは禁物です。

日本とは違いますので、安全な国の観光地といえども軽犯罪には注意して歩きましょう。街灯から少し外れた薄暗い路地には立ち寄らないほうが懸命です。

マリーナベイエリアでは、午後11時までマーライオンのライトアップが行われれています。高層ビル群の夜景やフラトンホテルのライトアップなど、海風を感じながらみる夜景は必見です。

美しくライトアップされたスーパーツリーが見れる「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」や、2010年にできた、世界最大のカジノホテル「マリーナベイ・サンズホテル」は、0時を過ぎても夜景やレジャーを楽しむ人であふれています

「マリーナベイ・サンズホテル」は、世界で最も難しい設計物の一つといわれています。最大55度の傾斜が付けられた建築物で、大きな船を3つのビルで支えた形をしており、私個人の意見ですが、とても見ごたえのある必見の建築物です。

もちろん、「マリーナベイ・サンズホテル」にあるカジノで、安全に賭け事を楽しむこともできます。屋上にある全長150メートルのプールから、眺める夜景もぜひ体験してほしい絶景になっています。

屋台村(ホーカーズ)は「食品安全管理システム」ありで、おすすめの観光スポット

シンガポールの屋台村(ホーカーズ)は、点数制で罰金、営業停止、営業許可取消しと、「食品安全管理システム」に従い、キッチリと取締りされています

24時間動き続けるシンガポールでは、屋台での食事が一般的になっています。屋台が集まったホーカーズは、おすすめの観光スポットです。

ホーカーズやレストラン、喫茶店を含めたお店の店先には、食品衛生ランク(A,B~)表示が推奨されています

ほとんどのお店で食品衛生を気にすることなく食事ができますが、それでも気になる人は、ランクAの表示があるホーカーズで食事をしましょう。

ホーカーズはシンガポール中にあり、有名なお店はネットでチェックすればいろんな地域で見つけることができます。あらかじめ値段や口コミをチェックして、地元の人が良く使うホーカーズを選択すれば、シンガポールのおいしい料理を堪能することができます。

観光地となっている屋台村では、ボッタクリをしているところも多くありますので、おいしそうなホーカーズを口コミやドラベルブックで事前にチェックして快適に観光しましょう。

ボッタクリに注意、老舗屋台村「ニュートンサーカス」

地下鉄MRTニュートン駅のすぐ近くにある、1971年から営業している屋台総数88件、席数1,640席の超巨大ホーカーズです。

地元の人にも良く使われるホーカーズで、現地の口コミでも有名なお店があります。夜でも明るく治安も良い場所ですが、観光客にとってはボッタクリで知られるホーカーズです。

ニュートンサーカスで食事をする際には、事前に口コミ等でお店を決めてから行くことをおすすめします。メニューに値段が書いていない店では食事をしないようにしましょう。

日本人が行くと、日本語で話しかけてくる客引きが次から次へとやってきます。ホイホイついていくと、高額な料金を請求されることがあります。

ニュートンサーカスは、他のホーカーズと比較すると観光客向けのホーカーズです。ですが、地元の人が半分、観光客が半分で、地元の雰囲気を他の観光客と一緒に味わえる、おすすめのスポットです。

活気があふれ、色鮮やかな屋台を見ているだけで楽しくなる屋外フードコートです。シンガポール料理、中国、インド、マレーシア、タイなどの料理を食べることができます。

少し注意が必要な観光スポット

夜でも眠らない若者が集まる町「クラーク・キー」

クラーク・キー周辺は、シンガポールの夜遊びスポットが集中していて、若者でにぎわうクラブ、バー、レストランがひしめく観光地です。おしゃれな雰囲気のお店が多く、女性に特に人気がある観光スポットです。

日本の「六本木」のような感覚がある観光地です。

夜でも騒げて楽しいスポットですが、ナンパやあまりにも親し過ぎる態度の地元民・観光客には注意が必要です。

シンガポールでは、スリや置き引きのほかにも、ドリンクや食べ物に睡眠薬を入れられた犯罪も多くおきています。クラブに行き、地元の若者と仲良くなりすぎて、相手から渡されたドリンクや食べ物を口に入れてしまうと、貴重品を失う以外にも危険な目にあってしまいます。

クラーク・キーは有名な観光地で、世界中から観光客が訪れています。清潔感があり、深夜の3時ごろでも音楽が鳴り響き、安全な雰囲気があります。あまり警戒する必要もありませんが、それでも女性の一人旅や、騒ぎすぎることには注意が必要です。

また、他の国からきている観光客も安全な人だけとは限りませんので、騒ぎすぎず、女性は特に注意するようにしましょう。

自分には起きないだろうと考える人が多いですが、場所によっては日本でも同じような犯罪が普通にあります。一応海外ですのでディープな体験は求めないほうが安全です。

あまり一人歩きはせず、暗い夜道は避けて、他の人にホイホイついて行かないようにすれば安全に観光できます。

おいしいものをおなかいっぱい食べて、ほろ酔い気分で川沿いを散策、夜景を楽しむにはもってこいの場所です。夜でも楽しめるレジャーがたくさんある観光スポットになっています。

昔ながらの下町的雰囲気 政府公認の風俗街「ゲイラン地区」

都心からチャンギ国際空港に向かう途中にあるゲイラン地区は政府公認の風俗街です。

町並みは下町的な雰囲気です。旅費を抑えつつシンガポール旅行をしたいときは、風俗店目当て以外でも、格安宿などを宿泊候補に入れている旅行者が多い地域といえます。

有名な観光スポットからも近く、コストパフォーマンスがいい飲食店も多い地域です。物価が高いシンガポールでは、安い部類に入る宿が多いことでも良く知られています。

海外旅行になれている方は、街の雰囲気に合わせて行動すれば危険は少なくなりますが、ゲイラン地区はシンガポールで一番治安の悪い地域です。

マレーシア、中国、タイ、フィリピン、多国籍の風俗店がひしめき合っているゲイラン地区では、夜になると客引きのおじさんやその道のお姉さんでにぎわいだします。

政府公認のお店が多いですが、中には公認されていない風俗店もあります。そこで働いているお姉さんや、管理しているこわもてなおじさんも多い地域です。

風俗街には非合法の客引きや賭け事をしている人たちもいますし、夜間に出歩くことが多いシンガポール旅行では、あまり滞在はおすすめできません。

特に、女性の観光客の場合は、会わなくても良いトラブルに巻き込まれる可能性も他の地域より高くなります。風俗嬢と間違われて声をかけられたり、縄張り争いに巻き込まれたり、そこまで気にする必要はありませんが、他の地域では見られない万が一があります。

海外旅行初心者の方が、高価な物を身につけてゲイラン地区を歩いたり、場にあわない行動をすることは避けたほうがいいです。

訪れる曜日と時間に注意が必要「リトルインディア」

シンガポールは、周辺諸国の人たちが出稼ぎにくる国です。出稼ぎに来ているインド人たちが集まってできたリトルインディアは、平日の昼間はみんな出かけていて、場所によっては閑散とした雰囲気も漂う地域です。

普段出稼ぎに出ているインド人の家族や若者は、週末になるとリトルインディア中にくりだし、想像以上に町がごった返して、スリなどの軽犯罪に合う可能性も他の時間帯より上がります。

ムスタファセンターやテッカセンターといった、格安でお土産が買えるショッピングセンターがあり、ムスタファセンターは24時間営業です。

飲食店も24時間営業のお店もあり、夜でも観光できるスポットですが、初めての方には平日の昼間をおすすめする観光スポットです。海外旅行初心者の方は、夜のリトルインディアにはあまり近づかないことをおすすめします。

夜でも外で子供たちが遊んでいて、一見平和そうに見えますが、殺人事件なども過去には起きている地域です。町並みも他の地域とは違った雰囲気があります。

平日の昼間に訪れる分には、そこまで危険といった地域ではありません。格安のショッピングや食事を楽しめる地域です。リトルインディアを観光する場合は、住んでいる人たちの風習に敬意を払って、楽しく観光するようにしましょう。

日本人は、雰囲気で日本人とわかることが多く、とにかくじろじろ見られます。インドの風習として、女性は肌を見せないことが好まれていますので、観光する際には注意しましょう。

シンガポールのバス・電車など公共機関の治安について

シンガポールのバスや電車も治安は良く、日本人でも安心して使用できます。ですが、バスや電車などの人がごった返す場所を使用する場合は、クレジットカードのスキミングやスリ、置き引きがおきやすい場所でもあります。日本とは違うといった意識は重要です。

専門の機械を使って、近づくだけでクレジットカードの情報が抜き取られるスキミングという犯罪に会う可能性があります。気を抜いていると、置き引きやスリにも会う可能性もあります。さらに、落し物をした場合はまず返ってきません

シンガポールでは、タクシーが地元の住民にも一般的に使われています。観光客目当てのボッタクリタクシーなどはあまり警戒しなくて良いレベルです。

バスは特に路線が複雑で、乗車時に小銭の両替もできないことがあります。シンガポールを始めて観光される方は、24時間どこでも拾えるタクシーを使うことをおすすめします。

シンガポールのタクシーの治安について

シンガポールは観光立国で、タクシーのボッタクリは厳しく取締りされています。最近では、タクシーのボッタクリは激減し、観光客でも安全に使うことができます。ボッタクリにあった場合は、車のナンバーをメモしておけば警察に届けるとお金が返ってきます。

タクシーはメーター制です。乗車してメーターを回さないタクシーの場合は、遠慮なく運転手情報と車のナンバーをメモして、会社や警察に連絡すると意思表示しましょう。意思表示は日本語でもかまいません。日本語は通じなくても身振り手振りで意思表示するようにしましょう。

注意点として、シンガポールのタクシーには、日本とは違った追加料金があります。道路の込み具合によって追加料金、高級ホテルなどで乗り降りする場合に追加料金、深夜料金等があります。

取って当然の料金にケチをつけるようなことはやめましょう。出稼ぎできている人も多く、みな職を失うことを恐れています。下車する際にレシートをきちんともらいましょう。レシートには車のナンバー、乗車・下車時間、タクシー会社の電話番号が書かれています。

後で調べて、あまりにも相場と違った場合は、会社に連絡すれば返金されることがあります。

タクシーの道順は乗客に一任されています。A通りを通って、B通りで曲がるなど道順を指定しましょう。

もしも、気に食わないことがあったら、運転手の見えるところで声を荒げてしかったり、タクシーに書いてある運転手の情報や会社の情報をメモをするアピールをすると、観光客でもなめられません。

シンガポールは、24時間タクシー乗り場に列ができるほどタクシーが一般的です。移動距離による追加料金は、日本と比較して7分の1程度です。タクシーの治安は東京とほぼ同じといえますので、観光する際はぜひタクシーを使用してみてはいかがでしょうか?

観光客目当ての3輪車「トライショー」は一般的ではありません。トライショーの場合は、乗車場所と区間が限られており、ボッタクられる可能性があります。現地の人も、トライショーならボッタクられても仕方がないという認識です。

治安とはあまり関係ありませんが、シンガポールの運転は全体的に荒い人が多いです。タクシー乗車中は、急いでないことを大げさに運転手にアピールするぐらいがちょうど良いです。ボッタクリを警戒することも大切ですが、下手にボッタクリを意識して相手を攻めると、車を飛ばして運転する人もいますので注意してください

シンガポールのたばこやお酒に関するルール

たばこに関して

シンガポールでは屋内での禁煙が厳しく取締りされています。公共の場所、美術館、デパート、レストランなど、禁煙が常識です。どこに行っても屋内では禁煙です。ですが、屋外には灰皿が多く配置されていて吸うことができます。

路上ではつばを吐いたり、ガムをかむことが禁止されています。外国人でも刑が軽くなることは一切ありません。罰金は最高で1000シンガポールドル(9万円)です。

シンガポールのたばこは日本の2倍の値段がします。観光する際には、シンガポールで吸う分のタバコを日本から持ち込むことをおすすめします。

タバコの持ち込みは入国する際に税金を払い、納税証明書を携帯していないと高額な罰金がかせられてしまいます。さらに、建物の出口から5メートル以内で吸っていると、罰金の対象です。

日本では常識的ではないですが、バーやナイトクラブなどの夜遊びスポットでも禁煙が常識です。喫煙場所以外では、絶対にタバコを吸わないようにしましょう。

飲酒に関して

飲酒にも同様に厳しい規則があります。シンガポールでの飲酒は、公共の場所で22時30分以降に飲酒、または酒類の携帯をしていると罰金がかせられます。

バーやレストラン、イベント会場などの私有地でお酒を飲む分には問題ありません。ですが、飲んで酔っ払って、お酒を持ち帰ると大変なことになります。ホーカーズで買ったビールをホテルに持ち帰ると、最高9万円の罰金がかせられます。

コンビニなどでも、22時30分以降は、酒類の棚に鍵がかけられて購入できないようになっています。

22時30分以降に酒を買う危険は少ないですが、それ以前に買った酒でも罰金の対象になりますので、シンガポールでの酒の携帯は昼間のみに限定しましょう。

シンガポールの公衆トイレってある?使っても大丈夫?特別なルールってある?

シンガポールの公衆トイレはすべて有料です。トイレで使う紙などにお金がかかるのではなく、トイレの使用にお金がかかります。一回10~20セント(約8~16円)を支払います。さらに、トイレを使って水を流さなかった場合、約12,000円の罰金がかせられます。

有料のトイレには、お金の管理をしている人が立ていますので、その人にお金を渡してトイレを使うイメージです。注意点は、有料でも綺麗なトイレとは限らないことです。ローカルのお店や駅にもトイレはありますが、言うのもはばかられる悲惨な状態のトイレも多くあります。

シンガポールの公衆トイレは数が少なく、日本と比べると全体的にあまり綺麗とはいえません。空港、ホテルやショッピングモールのトイレは、比較的清潔感があり、日本人でも満足して使えます。

観光地を回る際は、上記の場所でトイレを済ませておかないと、いざというときに困ることがあります。立ち寄った際にトイレは済ませて置くようにしましょう。

コンセントや電圧について。変換器は必要か?

シンガポールの電圧は200~240Vで、230Vが一般的です。周波数は50Hzになっています。日本の製品を使う場合は、変換器が必要です。ただし、iPhoneなどの230Vに対応している機器は、変換しない状態でも充電できます。

iPhoneのほかにも、パソコンやデジカメの充電器は、230Vに対応している場合がありますが、日本の製品を使う場合は変換器を使うことをおすすめします。

コンセントの形も日本と違い、三叉のコンセントブラグです。シンガポール内でもいくつか種類があり、一つに絞った変換プラグでは問題がある場合があります。

現地のホテルでは、日本人観光客用に変換器の貸し出しをしているところがあります。現地の電気屋さんや雑貨店に行けば、変換器を買うこともできます。ですが、日本のものより物が大きくなり、機能も限定的です。

シンガポールに行く際は、日本国内で、マルチタイプの変換器を購入してから出かけることをおすすめします。

日本とは違い、一つしかコンセントプラグの指し口がない場合もありますので、コンセントのマルチタイプ変換器や複数の指し口がある延長ケーブルなどを持っていくのがおすすめです。

シンガポールの天気気候と服装について

シンガポールの天気天候は、高温多湿で日本の蒸し暑い夏のようなイメージです。

日本の夏にする服装をイメージするとピッタリな気候です。11月から1月までは雨季になり、日本の梅雨時+スコールのようなイメージです。雨季の場合は、折りたたみ傘などを準備しておくといいでしょう。

スコールがあり、傘を差しても歩けないほどの大量の雨が降ります。乾季に多いスコールは、晴れていても一瞬で黒雲が集まって、とんでもない量の雨が降ります。スコールが降ると靴は台無しになることが多く、観光にはサンダルがおすすめです。

常夏の国ですので、屋内やタクシー・電車・バスなどの交通機関は、これでもかというほど冷房が利いています。基本的に暑いですが、肌寒く感じる場面も多いです。

観光地の中には、肌の露出をあまりしないほうがいい観光スポットもあります。(宗教・文化上の理由)

観光をする際は、羽織れる、肌を隠せる上着を持っていくと快適に楽しめます。特に女性の方は、肌を出しすぎると周りの目がきなることがあり、いやな思いをすることもあります。

高級なレストランやホテル、劇場などドレスコードが必要な場所には、半そで、短パンでは入場できないこともあります。これからいく観光地にあった服装をする、必要があることを頭において観光しましょう。

犯罪に巻き込まれた時の緊急連絡先について

シンガポールは観光立国です。警察も大使館も適切な対応で処理をしてもらえます。犯罪に巻き込まれた、不安なことがあるときは適切な場所に連絡を取るようにしましょう。

シンガポールの国際番号は+65です。シンガポール国外からは番号の頭に+65をつけて電話してください。国内の場合は必要ありません。

盗難の場合(身分証や貴重品の盗難・紛失)

盗難でパスポートなどの貴重品をなくした場合は、すぐに各種保険会社・日本大使館に紛失したことを連絡して、警察署で盗難証明書をもらう手続きをしてください。盗難証明書をもらったら各種保険会社・日本大使館に失効手続きの連絡を取りましょう。

盗難の場合は、日本大使館・保険会社(紛失届け)→警察署(盗難証明書)→日本大使館・保険会社(失効手続き)という流れです。

最寄の警察署と連絡を取ってください。警察署では英語でやり取りをする必要があります

もしも不安な場合は、警察署に行く前に下記の項目を英語でメモして、警察の受付に渡しましょう。手続きが簡単になります。

  • なぜ警察署を訪れたのか?
  • いつ被害にあったのか?
  • どこで被害にあったのか?
  • 名前
  • パスポート番号
  • 連絡先
  • メールアドレス

パスポートの番号は、どこか違う場所にあらかじめメモしておきましょう。パスポートのコピーをとっていると更にわかりやすくなります警察にパスポートが届けられている場合は、すぐに戻ってきます。

届いていない場合は「Police Report」という書類をもらって終了になります。

シンガポール警察緊急時の電話番号
[+65] 999

在シンガポール 日本大使館
[+65] 6235-8855 (24時間)

住所:16 Nassim Road, Singapore 258390

暴行や交通事故にあった場合(病気・怪我)

緊急の場合はすぐに消防に電話して救急車を呼びましょう。緊急時のことを考え、パスポートや海外旅行傷害保険の保険証はつねに持っておきましょう

シンガポールの救急車は消防「995」に電話して英語で対応する必要があります。基本的には無料ですが、病院の指定はできません。自分でタクシーを呼ぶ場合は、24時間やっている最寄の病院を確認しておくと安心です。

シンガポールには、日本人の医者がいる病院が多くあります。医療保険は利かない場合がありますので、診療を受ける前に病院に電話で確認しましょう

緊急でない場合は、警察署に連絡し事情を話します。病院で検査を受けたいことを意思表示するようにしましょう。

ジャパングリーンクリニックには、24時間、日本語で医療のアドバイスをしてくれるエージェントがいます。必要な場合は病院の斡旋もしてもらえます。病気や怪我の緊急時には、電話をしてみましょう。

消防・救急
[+65] 995

シンガポール警察緊急時の電話番号
[+65] 999

病気・けが (日本語対応病院)

ジャパン グリーン クリニック

電話:+65 6734-8871(一般)
ジャパングリーンクリニック時間外相談 (+65 9668-1056)
http://www.japan-green.com.sg/

診察時間:9:00-12:00,14:00-17:00(月-金)・9:00-12:00(土)

住所:290 Orchard Rd. #10-01 TheParagon

詳細:日本から派遣されている医師が多く在住している、設備が整った病院です。歯科もあり、総合的に頼れる病院です。

日本メディカルケアー

電話:+65 6474-7707
http://www.japan-green.com.sg/

診察時間:9:00-12:00,14:00-17:00(月-金)・9:00-12:00(土)

住所:#03-37, Annexe Block
Gleneagles Hospital
6A Napier Road Singapore 258500

詳細:入院、手術、診療ともに日本人のドクター、スタッフが対応してくれます。通訳もいますので安心して治療できます。

 

 

犯罪に巻き込まれたらクレジットカードの保険って使える?どのように使うの?

クレジットカードに海外旅行保険が付帯されていた場合は、傷害死亡・後遺障害、傷害・疾病利用費、救援費用、携行品損害、損害賠償責任が補償対象です。

海外旅行保険は、旅行会社や空港などで販売している保険会社の海外旅行保険と、クレジットカードに付帯された海外旅行保険があります。

すべてのクレジットカードに海外旅行保険が付帯しているわけではありません。お持ちのクレジットカードの保険内容を事前に確認しましょう。

お持ちのクレジットカードのホームページに、海外旅行で受けた損害を報告する、受付窓口の電話番号が記載されています。電話をかけて指示に従う形で保険を適用しましょう。

クレジットカードの補償額は、期間契約する保険会社の海外保険とは違い、傷害・疾病利用費・救援費用・損害賠償責任などの補償額が低額です。

旅行中の疾病死亡や航空機の手荷物遅延などは補償されていません。

保険の適用期間は、保険会社の場合は期間を指定して契約します。クレジットカードの場合は、1回の旅行で最大90日間までという決まりがあります。

保険会社が販売している海外旅行保険との違いは

  • 補償額が低い
  • 疾病死亡補償がない
  • 航空機手荷物遅延補償がない
  • 保険適用期間が違う
  • 医療費などの支払い方法が違う

となっています。

医療費などの必要経費を支払う場合は、クレジットカードの海外保険は、一度ご自分で支払った後に保険で金額が戻ってくる形です。保険会社の海外保険は、連絡さえすれば料金を保険会社が支払ってくれます。

クレジットカードに付帯している保険内容の詳細は、

傷害死亡・後遺障害について

傷害死亡・後遺障害は、持っているクレジットカードの補償額のうち、最高額の一つが適用されて支払われます。保険会社の海外旅行保険にも加入していた場合は、保険金が合算されて支払われます。

傷害・疾病利用費、救援費用について

クレジットカードの傷害・疾病利用費、救援費用の補償額は、必要最小限の補償内容です。実際に事故にあった場合には、補償が十分でないことは覚悟しておくべき内容です。

傷害・疾病などで入院した場合は、持っているクレジットカードの補償額を合算して保険を適用することができます。保険額の上限か、実際に払った費用のどちらかが支払われます。

クレジットカードの1枚の補償額は100万円~300万円ほどが一般的です。海外での治療費は、予想をはるかに上回る金額になることがありますので、上記のような補償内容でも十分でない場合があります。

事故が起きた際の失踪者の捜索や、家族が来日するための費用を補償する救援費用は、クレジットカードの海外保険はさらに低額になっています。

携行品損害について

海外旅行の犯罪・破損に関する報告は、事件から30日間以内に報告することが定められています。期間を過ぎると保険は適用されません。

支払われる保険額は、損害を受けた物の減価償却が行われた時価の値段です。新品が買える値段ではありませんので注意が必要です。さらに、1品ずつ限度額10万円、3品までのような、限度額が決められた保険も多くあります。

クレジットとカードの保険内容を確認してください。

紛失の場合は保険対象外です。置き引きなどの犯罪も紛失に分類されています。保険は利きませんので注意が必要です。

損害賠償責任

他人に不利益を与えたことに対する損害賠償責任は、お持ちのクレジットカードの種類によって補償内容がバラバラです。ゴールドカードのような手厚いものなら、1億円補償などもあります。

逆に、他の海外補償は付帯されているが、損害賠償はないクレジットカードもあります。最高額2000万円ほどが年会費無料のクレジットカードでは高額なほうです。

補償される内容は

  • 不慮の事故による傷害
  • お店のものを壊してしまった
  • 借りたものを壊した(自分で借りた場合)
  • ホテルの鍵を紛失

上記のような内容です。物を借りる際に、貸し手と借り手の間に、中間業者がいる場合は保険の対象外です。

保険対象外の内容は

  • 被保険者の故意による破損
  • 戦争・暴動による破損
  • 被保険者の仕事上の使用で破損したもの
  • 親類同士の事故による破損
  • 被保険者が管理・使用中の財物に生じた事故
  • 航空機・船舶・車両等の所有・使用・管理等に起因する事故

などが保険の対象外となっています。

シンガポール旅行には絶対欠かせない必須アイテム

シンガポールでは、クレジットカードの情報を抜き取られるスキミングという犯罪や、スリ、置き引きに注意する必要があります。スキミングを防止するための専用のカードケースにクレジットカードを入れる必要があります。

さらに、財布を後ろポケットに入れるのは危険ですし、高価な物を身に着けるべきではありません。肩にかけるカバンは、後ろに回すと中身をスラれる可能性がありますので、前に品物を置いておくとスラれる危険が少なくなります。

私が旅行した際に使ったおすすめのアイテムは、パスポートや高額なお金を体に巻きつけて所持できる下着のようなポシェットがおすすめです。ボタンがついているシャツを着れば目立つことはありません。

さらに、荷物とはなれると鳴るようなブザーを持っておけば、置き引き対策や忘れ物防止にも役に立ちます。

まとめ

シンガポールの治安について、昼夜の差や、観光地ごとに気おつけておくべき注意点などを踏まえ、ご紹介してまいりました。

比較的安全なシンガポールですが、シンガポール人の性格についてや日本人に対する感情なども詳しく知っておくと、余計なトラブルを回避することができます。

シンガポールを観光する際に絶対に役に立つ、各種交通機関についてやトイレ事情、生活に関する注意点もまとめてご説明しています。

海外旅行が始めての方にも、常夏の国シンガポールはおすすめの観光地です。常夏の国特有の知っておいたほうが良い情報や、緊急連絡先の詳細なども合わせて記載しています。

楽しい旅行は、十分な下準備からすでに始まっています。下準備をしっかりとして、シンガポールをどうぞ楽しんで満喫してきてください。

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更新日:2017/10/15
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