クレジットカードを申し込む際などに、よく「リボ払い」の設定について目にすることがあると思います。カード会社もポイントアップキャンペーンなどを謳い、設定を勧めることも多いですね。メルマガなどの広告で目にすることもしばしば…。

リクルートカード(JCB/VISA)ともに、「リボ払い」のオプションはもちろん用意されています。

普段リボ払いを利用せず、一括払いがメインとなっている人にも、リボ払いがどういうものか是非知っていただきたいものです。

もちろん、普通の一括払いとは大きく違ってリボ払いには注意すべき点などもたくさんあります。

今回はリボ払いの基本情報&リクルートカードでのケースをまとめてみました!今一度ご自身がお持ちのカードの支払い設定がどういう風になっているのか、見直す機会になれば幸いです。


リクルートカードのリボ払いについて

リボ払いとは、「リボルビング払い」の略で、利用金額や件数にかかわらず毎月一定金額を支払う方法です。毎月支払う金額が固定&しかも予め自分自身で支払金額を設定できるというところが特徴です!

また、リボ払い設定した金額を超えた分については翌月以降の支払に繰り越されることになります。

リクルートカードでは、JCB・VISAそれぞれにリボ払いサービスが利用可能です!

JCB
  • 支払い名人:登録すると「1回払い」利用分が、自動的に「リボ払い」に設定。毎月設定した金額を支払える。
  • ショッピング利用後リボ払い:
    店頭で「1回払い」もしくは「ボーナス1回払い」と指定した利用分について、「すべて」あるいは「一部」など、都合にあわせて「リボ払い」への変更が可能。
  • 店頭でリボ払い:リボ払い取扱店で、買い物の際に「リボ払い」の指定が出来る。(国内のみ)

他にも「海外ショッピングリボ払い」など海外でのJCB加盟店での利用分をリボ払いにするサービスもあります!

VISA
  • 登録型リボ「楽Pay(らくペイ)」:登録すると、毎月支払金額を自由に設定することが出来る。設定金額を超えた分については翌月以降への繰り越しに。
  • 店頭でリボ払い:リボ払い取扱店で、買い物の際に「リボ払い」の指定が出来る。
  • あとdeリボ:カード利用時に「1回払い」にしても、Webで後からリボ払いへ変更することが出来る。(海外ショッピングでも利用可能)
クレジットカードでは一括払いの場合、利用する金利手数料は一切かからないのですが、リボ払いの場合には毎月の支払元金+金利手数料を上乗せして支払うという点が要注意です。

「一括払い」「リボ払い」の違いは主に下記のようになります。

一括払い
  • 締日までの利用金額や件数によって支払金額が毎月変わる
  • 金利手数料はかからない
リボ払い
  • 毎月の支払金額は一定(金額設定が自分で出来る)
  • 金利手数料がかかる

リボ払いで残高がある=お金を借りている状態になるので、金利がかかるのは当然ですね!

リクルートカードのリボ払いと分割払いの違い

「リボ払い」の仕組みは上記になりますが「では分割払いとの違いは?」と疑問を持つ方もいると思います。

似ているようで実は違う「リボ払い」と「分割払い」!それぞれの特徴についてもおさえておきましょう。

リボ払い
  • 毎月の支払金額を決めて、一定額を毎月繰り返しての支払い
  • 利用した合計額での管理
分割払い
  • 支払金額(商品代)の支払回数を決めて、その回数分の支払い
  • 個別利用(購入したもの)ごとの管理

例:30万円の商品を購入した場合(金利手数料計算は考慮せず)

  • リボ払い(毎月1万円を支払額に設定)→ 毎月1万円の支払なので、支払回数は30回
  • 分割払い(10回払いを設定) → 支払回数は10回なので、毎月3万円の支払い

上記のように、リボ払いと分割払いでは「金額設定するか」「回数を設定するか」というところによります!

  1. 日々の買い物が積み重なって総計:10万円
    リボ払いケース:毎月の支払金額を自由に設定出来る
    分割払いケース:購入した個々の商品それぞれに「分割払い」のための支払回数を指定するが必要あり、商品金額と支払回数によって毎月の支払金額が変わる
  2. 大きな買い物として1つの商品を購入:10万円
    →リボ払いケース:毎月の支払金額を自由に設定出来る
    →分割払いケース:2回、5回、10回など支払回数によって毎月の支払金額が決まる
繰り返しになりますが、リボ払い合計額に対する設定分割払い購入商品に対する設定と覚えておくとよいですね!

リボ払いのメリットとデメリット特徴まとめ

「リボ払い」がどういうものかはある程度イメージがついたと思います。次は、リボ払いのメリットとデメリットについて確認してみましょう。

メリット
  • 毎月の支払金額が決まっているので、家計管理がしやすい
  • 支払額が変わらないので無理のない返済計画が立てられる
デメリット
  • 金利手数料が割高
  • 金額が大きくなると実際の元金が把握しづらくなってくる
  • 利用が増えると未払残高が増えていくため返済期間が長引きがち
※その他の注意点については後述します!

リクルートカードのリボ払いの気になる金利と手数料

リボ払いの返済には、支払元金に金利手数料上乗せされるということになります。その計算式は下記のとおりです。

金利手数料=返済額×年利(%)÷100÷365(うるう年は366)×借り入れ日数

リボ払いの金利手数料は、法律で上限は18%まで(実質年率=1年間借りた場合の利率)と決まっているのですがクレジットカード各社によって異なります。

リクルートカード(JCB)
締切日(毎月15日)時点の利用残高に、手数料率をかけて算出
・実質年率:8.04~18.00%(「支払い名人」登録の場合は、実質年率15.00%)
リクルートカード(VISA・三菱UFJニコス)
締切日(毎月15日)時点の利用残高に、手数料率をかけて算出
・実質年率:15.00%

手数料についてはそれぞれの提携ブランドで若干異なっていますね。しかも、同じカード会社でもリボ払いの種類よっても違いがあったりしています。

リクルートカードの月々の返済額についてと一括返済の可否

また、同じ「リボ払い」でも支払い方法は実に様々!

オプションが色々と用意されているので、もし利用する際にはどのタイプなのかもしっかりと確認しましょう。リボ払い手数料についても徴収方法が異なったりとなかなか複雑な仕組みです…。

リクルートカード(JCB)の場合

◆支払い名人:毎月の支払金額の自由設定(5千円以上1千円単位)が可能
◆残高スライドコース(締切日(毎月15日)の利用残高に応じて…:
・標準コース
10万円以下:定額1万円/10万円超10万円ごとに:1万円加算
・短期コース
10万円以下:定額2万円/10万円超10万円ごとに:2万円加算
◆全額コース:締切日(毎月15日)のご利用残高全額
◆定額コース:指定の金額(5千円以上1千円単位)

手数料の徴収については、元金定額リボ払い方式(一定の元金に手数料を加えた額)のようです。

リクルートカード(VISA)の場合

◆登録型リボ「楽Pay(らくペイ)」:毎月の支払金額の自由設定(5千円以上5千円単位)が可能(最高10万円)
◆残高スライド方式(締切日(毎月15日)の利用残高に応じて…:
・標準コース
10万円以下:定額1万円/10万円超 20万円以下:2万円/以降10万円増えるごとに1万円ずつ加算
・長期コース
10万円以下:定額5千円/10万円超 20万円以下:1万円/以降10万円増えるごとに5千円ずつ加算
◆定額コース
・Aコース
50万円以下:定額1万円/50万円超 100万円以下:2万円/100万円超:3万円
・Bコース
50万円以下:定額2万円/50万円超 100万円以下:3万円/100万円超:4万円
手数料の徴収については、元利定額リボ払い方式(一定額(元金+手数料))か元金定額リボ払い方式(一定の元金に手数料を加えた額)のようです!

私はリクルート(VISA)を持っているのでWebで確認したところ、元利定額リボ払い方式になっていました。

リクルートカードのJCBとVISAではリボ払いの支払金額や設定金額の幅に違いがありますね。

ざっと見た感じですと、JCBの「支払い名人」が千円単位での支払金額設定が可能なことから、やや柔軟性が高いとみえます。

私のリクルートカード(VISA)は、実は楽Pay(らくペイ)の設定をしています。毎月の支払金額の設定は「10万円」にしているのですが、10万円超えて使うことはほぼありません。(月1万円程度でしょうか…)

なので、支払金額を設定しているのにも関わらず利用が設定以下のため毎月実質「一括払い」扱いのような感じです。もちろん、翌月への繰り越し金額がないのでリボ払い手数料の発生はありません。

また、リボ払いの繰上返済(一部・全額)は都合に合わせていつでも可能です!余裕があるときには少しでも多く元金を返済して、手数料を抑えたいものですね。

JCB
  •  My JCB で申込み
    カード支払日(毎月10日)に、残高全額または一部をまとめて自動振替が可能。
    希望の支払日(毎月10日)の5営業日前、または6営業日前の前日(土・日・祝日含む)までに要手続き
  • 電話で申込み
    JCBショッピングお支払い方法変更テレホンサービス(24時間受付/年中無休/自動音声)
    0120-802-570(カード番号と暗証番号が必要です)
    カード支払日(毎月10日)に、残高全額または一部をまとめて自動振替が可能。
    希望の支払日(毎月10日)の5営業日前、または6営業日前の前日(土・日・祝日含む)までに要手続き
  • 銀行・コンビニで支払
    カードと暗証番号があれば、銀行・コンビニのATMですぐに入金&繰上返済が可能
  • カード発行会社の口座への振込
    振込金額・口座番号等、下記へ問い合わせ
    JCBファイナンスデスク(09:00-17:00 日・祝・年末年始休)
    0120-833-633
    まとめ払い詳細
VISA
  • VISA 「NEWS+PLUS」で申込み
    ログイン後、月々の返済額を1万円単位で増額が可能。
    WEBサービスにログイン後、「お支払方法の変更」→「リボ払い・登録型リボ「楽Pay」の登録内容・残高照会」→「臨時加算返済の登録・変更」にて手続き
  • 銀行・コンビニで支払
    カードと暗証番号があれば、銀行・コンビニのATMですぐに入金&繰上返済が可能(1千円単位)
  • カード発行会社の口座への振込
    振込金額・口座番号等、下記へ問い合わせ
    MUFGカードファイナンスデスク(09:00-21:00 無休・12/31-1/3は除く)
    0570-007785 または 03-5489-0293

ショッピングリボルビング払いの繰上返済(一部・全額)詳細

JCB・VISAどちらのブランドの場合も繰上返済のオプションが色々用意されています。

Webサービスでは、支払い名人や楽Payの解除やリボ払いの残高などがみれるので定期的な確認をオススメします!リボ払いに関する手続きも、Webサービスのほうが便利で使いやすそうですね!

また、支払額や手数料のシミュレーションも各カード会社のページでみることができますので、返済計画や支払金額のイメージを知っておくと良いです。

リクルートカードのリボ払い登録・設定の落とし穴!

実は、恥ずかしながら私自身一度リボ払いで失敗したことがあります…。

リクルートカード(VISA)の楽Pay設定で毎月の支払金額を「10万円」にしていると書きましたが、別のカードで同様に楽Payの毎月の支払金額「10万円」で登録していたことがあります。

ある時期にそのカードを主にメインで使っているとき、旅行費用の決済などで高額になってしまい締日までの間に10万円を超えてしまっていたのです!

「10万円以上使ったはずなのに、思ったより実際の口座引落金額が少ないな…」と思いつつ、支払日以降に確認したところ、なんとこの設定のおかげでで10万円を超えた分については翌月への繰り越し=リボ払いとなっていました…すぐに設定を解除して翌月には全額返済したのですが、無駄な手数料を払ってしまい後悔しました。

私は普段リボ払いを使わないのですが、なぜこのような設定をしていたのでしょうか。答えは「キャンペーンに乗せられてしまったから」です。

確か、設定するとポイントがもらえるということで「10万円以上はあまり使わないかな」と難しいことを考えず登録していました。

クレジットカード会社各社は、リボ払いの設定・利用の勧誘にとても熱心です。

ポイント倍増の施策を組んだり、Webサービスにログインした際に目立つポップアップが多いことに気づいている人もいるのではと思います。

カード会社にとって、リボ払いの手数料は貴重な収入源なので何となく理解はできます。しかし、利用者の立場では無駄な出費を抑えるのに越したことはありません。どうしても必要なときのみの最低限の利用に留めておいたほうが無難ですね。 (今のうちに、私のリクルートカードの設定も変更しておきます…。)

私の友人にも、同じような落とし穴に嵌った人がいます。

3年以上所有していたカードがあったのですが、メインで使う決済カードを別のものに切り替えて直近の利用はほぼ0回になっていました。しかし、利用していないのにも関わらず、毎月一定額このカードから口座引き落としだけは続いていたので、友人は【不正利用】を疑い、急いでカード会社へ問い合わせしました。

ところが、その原因は不正利用ではなく支払設定が入会時からずっと「リボ払い」になっていたという事実でした。

本人は設定に身に覚えがなくどうなっているのか分からなかったようですが、メール受信ボックスを検索してカード会社からの過去のメールを探してみると、しっかりと「リボ払い設定完了」の通知のお知らせが過去に出されていました。

友人のケースの場合、カード入会時に「リボ設定:有」を選択してしまったようでした。この際にも同様にリボ設定でポイントアップキャンペーン類の施策などが行われていたようです。急いでリボ設定を解除し次の支払日で残額を一括で支払いましたが、その額なんと約25万円!

しかも残額に無駄な手数料がかかっている+これまでも手数料を払い続けていたことになるのです…。

こういったケースを防ぐためにも、やはり自分自身が所持しているカードの設定状況などを一度確認しておくべきだと思います。明細のチェックも定期的に行い、どのくらい利用したかしっかりと把握しておくことが最善策ですね!

ご利用は計画的に…

リボ払いは月々の支払金額を一定にして無理のない返済計画を立てることができる反面、利用意識が薄くなりがちで気が付けば残高が膨れ上がっている…ということに陥りやすいです。

高い金利手数料がかかることもあり、積もった金額が返済能力を上回って借金苦になるリスクも十分にあることを頭に入れておく必要があります。返済期間が長引けば長引くほど、余計に返済繰りが苦しくなります。

  • 仕組みを理解する
  • 自己管理の徹底
  • 繰上返済などを利用して金利負担を最小限に

こういった対策を大前提としておきたいです。よほどのことがない限り、リボ払いの積極的な利用はあまりオススメしません。

また、私の友人や私が陥ったキャンペーンや特典につられて安易な登録も控えたほうがよさそうです。使うときにはその返済計画に対する意識・利用の意志をしっかりと決めて臨みたいところです。

金銭感覚が狂わないよう自己管理の徹底にも努めたいですね。

リボ払いのご利用は計画的に!


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カードの支払日を過ぎてしまったら…

【支払い遅れそう…】カードの引き落とし日に間に合わなかったらどうなるの?