今回は楽天系カードの中でもビジネス利用に特化したクレジットカードを掘り下げていきます。

楽天ビジネスカードは、単体で申し込み作成出来るクレカではなく、楽天プレミアムカードに紐付いた子カードとなっているので、一般カードにはない面白い使い方や注意点などを紹介。

もちろん、ビジネスにどのように活かせるか、どんな場面で活躍することが出来る性能であるかもきっちり盛り込んでいます。

使いこなせれば仕事上でこれほど便利なビジネスカードもないと思うので、仕事上での決済方法に悩んでいる、プライベートとビジネスをクレジットカードで棲み分けたいと考えている方々にはぜひ読んでいただきたい1記事です。

楽天以外のクレジットカードでビジネス利用出来そうなクレジットカードも下記に記事を置いておきますので、気が向いたら読んでみてください。

Yahoo!JAPANカードの年会費は永年無料!家族カードやETCカードの年会費は?

dカードGOLDどこの空港ラウンジで使える?利用方法と利用人数について

ビジネスを加速させる4つのキラー優待が付帯している楽天ビジネスカード

楽天ビジネスカードには仕事に活かせる大小さまざまな優待、あるいは独自サービスが付与されています。

私が見た中でこれは仕事が捗る!と歓喜したものは小さいものを含めると以下の7つ。

  • 振込コストの削減
  • 清算負担の軽減
  • 経費の見える化
  • 自転車操業と決別出来る最長57日の後払いサービス
  • 接待から出張、会議まで幅広いビジネスシーンで活躍するVisaビジネスオファー
  • ETC複数枚発行
  • 楽天プレミアムカードと同意義

この7つの項目だけを見ても仕事の出来るビジネスユーザーならワクワクしてもらえると思いますが、こちらの内容については、大きな項目4点を追々個別に詳しく解説していきます。

楽天プレミアムカード+楽天ビジネスカード=総合的な性能

まずは、楽天プレミアムカードの子カードであるという特殊な立ち位置について触れていくと、楽天ビジネスカードの性能は以下の通りとなっています。

種類 楽天カード 楽天プレミアムカード(ビジネスカード)
国際ブランド
  • MASTER CARD
  • JCB
  • VISA(ビジネスカード)
年会費 永年無料 10,800円+2,160円
対象者 18歳以上(高校生除く) 20歳以上の安定した収入のある方+個人事業主、または法人
共通特典
  • ネットショッピングでも街の買い物でも100円で1ポイント貯まる
  • 海外旅行損害保険付き
  • ネット不正安心制度
  • カード利用お知らせメール
  • カード盗難保険完備
SPU特典 ポイント4倍 ポイント5倍
各特典 楽天カード 楽天プレミアムカード
最高利用限度額(ショッピング) 100万円 300万円(2枚合わせて)
楽天グループの優待サービス なし 楽天Edy無料付帯
選べるサービスでポイント+1%
誕生月の利用はポイント1倍付与
空港ラウンジサービス なし 世界900カ所以上の
空港ラウンジが利用可能で、「プライオリティパス」に無料で登録出来る
+α なし Visaビジネスオファー付き
各種保険 なし 最高5000万円の国内、海外旅行損害保険付帯
動産保険付帯

はっきり言ってしまえば、楽天プレミアムカードが大前提として下地にあって、楽天ビジネスカードのサービスがちょくちょく上乗せされているイメージです。

例えば、年会費などは10,800円+2,160円でプレミアムに+αで発生していますし、スペック上で言えば元々なかったサービスと言うのもVisaビジネスオファーくらいなものです。

なので、もしわかり辛ければ、楽天プレミアムカードに2,160円追加で支払って仕事用のサービスを付加させたと考えればわかりやすいでしょうか。

ここで一つ出てくるのが楽天プレミアムカードと同意義という点。

通常、ビジネスカードとなると場合によってはポイント倍率が他種カードよりも冷遇されていたり、お得度で言えば控えめなケースがあります。

しかし、楽天ビジネスカードの場合は下地として楽天系カード実質No1の楽天プレミアムカードがあるので、ポイント倍率もそのままに下記オレンジ色表示部分でポイントを獲得することが可能です。

利用者のグレード 通常ポイント1倍 楽天カードポイント3倍 楽天ゴールドカードポイント1倍 選べるポイントサービスで1倍※1 合計倍率
楽天会員 1倍
楽天カード決済

 

4倍
楽天ゴールドカード決済 5倍
楽天プレミアムカード決済 5倍or6倍

ビジネスで効果てきめんの3つのメリット

いよいよ、楽天ビジネスカードならではの3つのメリットはこちらになります。

  • 振込コストの削減
  • 清算負担の軽減
  • 経費の見える化

経費の支払いを楽天ビジネスカードに一本化することで、経費の支出をまとめて管理出来るので振込コストの軽減に一役買います。

さらにビジネスカードを用意することで、例えば、社員が実費で負担して後で請求書を回して補てんするという作業がなくなり、清算負担軽減につながります。

請求書つながりで、楽天ビジネスカードで仕事の決済を行うとクレカに履歴が残るのはもちろん、明細としても明示化出来るので、経費の見える化にもつながるわけです。

このようにビジネスシーンで考えると、今までの環境よりも楽天ビジネスカードを導入することによって様々な恩恵がもたらされます。

楽天プレミアムのサービス紹介!プライオリティパス編

今回は大本のカード性能ではあるものの、メインではない楽天プレミアムについてはあまり詳しく紹介しません。

そのため、要所要所で楽天プレミアムカードの特別優待を紹介して補足とさせていただきます。

さて、楽天プレミアムにはプライオリティパスという空港ラウンジを特別に利用出来る利用券が付帯しています。

通常、空港での待合室と言えば誰でも利用出来る雑多な空間ですが、プライオリティパス限定のラウンジを利用すれば、一等地に構える高級ホテルの一室のようなラグジュアリー空間でたっぷりくつろぐことが出来ます。

他にもプライオリティパスを利用した空港ラウンジのサービスの例を挙げると

  • 広々とした空間
  • 通信環境の整備(wifi、PC貸出など)
  • フリードリンク、またはウェルカムドリンク
  • お酒の提供(店舗)
  • 簡易ベッドルームやシャワー室など提供

といった特別なサービスを利用することが出来ます。

しかし、勘違いしてほしくないのが、プライオリティパスは楽天プレミアムカードだけに付随して利用出来るサービスではないということ。

楽天プレミアムカードでなくとも、ある程度ステータスの高いクレジットカードであれば付帯している場合もあります。

また、空港ラウンジサービス自体は有料サービスなので、お金を払うことで利用自体は誰でも可能です。

では、楽天プレミアムカード大したことないじゃんと思われるかもしれませんが、プライオリティパスの利用金額をご覧ください。

会員プラン 年会費 会員利用料金 同伴者利用料金
スタンダード US$99 US$27 US$27
スタンダード・プラス US$249 US$27(無料利用10回) US$27
プレステージ US$399 すべて無料 US$27

なんと楽天プレミアムカードは最高のプレステージ等級扱いなので年間4万円ほどクレカだけで浮いてしまう計算です。

私個人としては、この特典を受けるだけでもカードを作る意味があると思うので、おすすめなサービスの一つです。

ちなみに2017年現在、プライオリティパスで利用可能なラウンジは世界で見ると 500都市に1000箇所以上と、日本のみならず世界中どこにいっても腐らない良質なサービスとなっています。

個人事業主やオーナーに向けたカスタマイズされたビジネス仕様

同じ会社のカードを2枚持とうとすれば、不可能がであるか、もしくは家族カードと相場が決まっています。

いくら利用可能額に余裕があろうとも使えるカードの内容は一枚であり、個人事業主や会社を経営するオーナーにとっては不便に感じることもしばしばかと思います。

そこで楽天ビジネスカードでは、本体カード+子カードという仕組みを採用し、カードとしては独立しているにも関わらず、サービス特典は両者利用出来るというまさしく個人事業主、オーナー向けカード仕様になりました。

しかも口座によって個人口座に紐づけているのは楽天プレミアムカードビジネス口座に紐づけているのは楽天ビジネスカードとここでも使い分けることが可能です。

特に私用と仕事用の区別が曖昧になりがちな個人事業を営むユーザーにとっては、カードで上手に切り替えることが出来るので、大変便利でしょう。

2枚の独立したクレジットカードを利用出来るということで、メリットだけではなく、いくつか注意事項も存在します。

下記見開きにまとめておきましたので、一度目を通しておいてください。

楽天ビジネスカードの注意事項

  • 申込対象は20歳以上で安定した収入のある法人代表者(会社登記上、代表権を有する方)、及び個人事業主限定
  • 支払い預金口座が法人名義の場合、商業登記簿謄本または法人登記印の印鑑証明書の提出が必須
  • 楽天カードを既に持っている場合、楽天プレミアムカードを受け取り後は楽天カードを利用することは出来ない(自身でハサミをいれて破棄すること)
  • 手持ちのカードが電子マネーEdy付でEdyを利用の場合、チャージされた代金を楽天プレミアムカードに移行、引継することはできない(所持カードに蓄積されているEdy残高は必ず使い切ってから破棄すること)
  • 楽天プレミアムカードのみを申し込むことは可能、ただし楽天ビジネスカードのみを申し込むことは不可能
  • 楽天ビジネスカードにはキャッシング機能は付帯していない
  • 楽天ビジネスカードのショッピングの支払い方法は1回払いのみ
  • 楽天銀行カード(楽天イーバンクカード)を持っているユーザーは、解約お手続きの後、申し込みする必要がある

自転車操業と決別出来る最長57日の後払いサービス

このメリットも資金繰りの苦しい個人事業主に向けてカスタマイズされていると言われるゆえんですが、楽天ビジネスカードの支払い方法は分割払いが出来ず1回払いであるものの、最長57日の後払いサービスが利用出来ます。

最長57日と言うと、ほぼ2ヶ月間ですから利用してから大分余裕を持てることになります。

締め日は毎月末日で支払日は翌月27日払いが通常なので、調子の良いときは普通に利用して、雲行きが怪しくなれば翌々月に支払いをスキップ出来るわけです。

よくある中小企業を題材としたドラマでも、もう一カ月先であれば支払いがあるのに資金繰りが間に合わないという描写がありますが、楽天ビジネスカードを利用していればそのような事態もある程度回避可能なのです。

焼け石に水かもしれませんが、クレジットカードで高額なキャッシュバックを受け取って資金繰りに足すことも出来るので、もしもお悩みの方は下記系列記事を読んでみてください。

場合によっては楽天カードよりもキャッシュバックが高額になるケースが多々あるので、ちょっとした資金源にすることが出来ます。

接待から出張、会議まで幅広いビジネスシーンで活躍するVisaビジネスオファー

今まで様々なビジネスシーンで活躍するサービスを紹介してきましたが、極めつけはVisaが提供するビジネスオファーです。

いわゆるブランド優待というやつで、接待から出張、大切な相手への贈り物、またはオフィス環境の充実、ビジネスツールの活用まで多岐に渡って力になってくれる優待です。

具体的な内容は以下の5項目に分かれています。

飲食

Visaビジネスグルメオファーと呼ばれるサービスで、Visaビジネスカード限定で全国の厳選レストランが優待価格で予約できるサービスです。

トラベル

  • 三洋堂
  • 東武トップツアーズ
  • ワシントンホテル・ホテルグレイスリー

の3サービスで利用出来、それぞれ利用料金や購入代金が3%~10%優遇されています。

ビジネスサービス

  • ALSOKホームセキュリティ
  • エリアリンク/ハローストレージ
  • サーブコープジャパン
  • イメージナビ、デザインポケット
  • 雑誌オンライン書店Fujisan.co.jp
  • ユーゴ/印刷サイト「スプリント」
  • 日本交通
  • ヤフー株式会社/Yahoo!プロモーション広告 スポンサードサーチ
  • ゴルフダイジェスト・オンライン/ゴルフ場予約
  • エグゼクティブ・センター
  • サントリーウェルネスオンライン
  • オプティVAT還付代行サービス

ビジネスサービスでは、ホームセキュリティから収納空間の一カ月無料レンタル、またはバーチャルオフィス、ボードルームの利用割引と多種多様です。

オフィスサプライ

  • ナカバヤシ/フエルモール、フエルフォトブック
  • ファクトリーギア/上質工具
  • 日比谷花壇
  • ブラザーダイレクトクラブ
  • オフィス・デポ・ジャパン
  • ウォータースタンド

オフィスサプライということで、ウォータースタンドもあれば花壇屋さんまであるバラエティぶり。

基本的なところで事務用品店の通販サイトやコピー機の直販サイトも網羅しているなど、ビジネス用品には事欠きません。

特典内容としては、最大10%引きというものもあれば、利用料金1ヶ月無料というものまであります。

IT&Telecom

  • スマイルワークス
  • 使えるネット
  • MFクラウド会計
  • クラウド翻訳トランスマート
  • メリービズバーチャル経理アシスタント

一点変わってネット系のサービスが軒を連ねます。

財務会計や取引入力、仕分けといったサービスが多く、ネット上の頼れるビジネスパートナーとして上手に活用したいところ。

また、特徴的なのが、トライアルやお試しとは言っても2ヶ月~3ヶ月の無料優待が多いことです。

ネット上サービスって便利だけど本当に使えるのか?というビジネスパーソンの心理をうまいこと安心させてくれるサービスと言えるでしょう。

楽天ビジネスカードは仕事をこなしつつ公私を分けたい人向け

楽天ビジネスカードは、楽天プレミアムカードの子カードである特性上、本当の意味で分離して利用出来るわけではありません。

仕事では楽天ビジネスを利用して、私生活では楽天プレミアムを利用してという両刀使いが正しい利用方法です。(楽天ビジネス目的で両方申し込むのはOK)

そのため、公私に渡って楽天カードを使いたいが、区別はしっかりと付けたいユーザーにはまさにうってつけのクレジットカード。

仕事上で便利なVisaビジネスオファーを始め、支払を最長57日伸ばせるシステムなど、痒い所に手が届く親切設計となっています。

また、楽天ビジネスカードに業務上の支払いを一括化することで、振込コストの削減、精算負担の軽減、経費の見える化といった見逃せない3つのメリットもありました。

ぜひ、少しでも楽天ビジネスカードの良い部分が目についたら、楽天プレミアムカードともども利用を検討してみてください。

クレジットカードを使ったポイント活用術の魅力にハマり、現在は15枚のカードを所有。使う場所や組み合わせを変えたりなど、いつもクレジットカードのことばかり考えている。(累計30万ポイント、累計20万マイル以上を保有)貯めたポイントを使ったプチ贅沢が大好き。貯めたポイントを使って宿泊費を無料にしたり、貯めたマイルを使って飛行機代を無料にして、完全無料で旅行に出かけるのが至福。クレナビ管理人がクレジットカードを使って実際に30万ポイント以上を貯めた方法はこちら