パリのメトロには魅力がたくさんあります。それぞれの駅ごとに装飾が違ったり雰囲気があったり、駅名にも愛着が湧くようなこだわりを感じさせるものばかりです。

そして驚くべきはその使いやすさです。シンプルかつ合理的に整理された交通機関は、旅行者にもとても親切な仕組みやサービスとなっています。

今回はメトロの利用方法とお得な切符の情報をまとめてみました。

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1.  パリのメトロってどんなの?

1-1. パリでの主要な交通手段、それはメトロ

パリの端から端まで主要エリアを網羅しているメトロ。パリ市内であれば、ほとんどこのメトロだけで巡ることができるでしょう。

しかも、ものすごく合理的で使い易いのです!なぜかというと…

  • 路線番号が振られているからどの路線か一目で分かる
  • どこまで行っても、何回乗り換えても、均一料金(往路と復路は別)

なんと分かり易いのでしょう!日本のメトロのように「東西線」「南北線」などと名前がついているわけではなく番号で整理されているので、旅行者にも一目でどの路線なのかが分かり易いのです。

路線は全部で14路線。

1-2. 乗車1回いくら?

パリのメトロの切符には「Ticket t+」という名前がついています。この切符は実はメトロだけではなく、パリ市内のバスやRERにも使うことができるのです!(※RERは行き先によって料金が変わることもあるので要注意)

Ticket t+は1枚1.90ユーロで買うことができます。

 

2.  どうやって切符を買うの?

2-1. 駅の券売機で買う

メトロやRERの駅には自動券売機があります!日本で切符を買うのと同じように買うことができるでしょう。しかも料金を探す必要がない(RERの一部地域を除く)ので、むしろ日本よりも買い易いかもしれません。

自動券売機はフランス語だけでなく英語にも対応しています。

2-2. 駅の窓口で買う

人がいる窓口で買うこともできますが、その際には「Vente」と表示がある窓口である必要があります。単に「Information」という表示のみの窓口では、切符を販売していません。

この窓口自体も減ってきていて、券売機で購入するのが一般的になっているようです。

2-3. 街の売店で買う

駅だけではなく、街のカフェやタバコ屋さんでも買うことができます!

何かのお買い物のついでに一緒に買うこともできるだなんて、なんとも便利な…。

 

3. たくさん乗る?少ししか乗らない?お得な切符とは

パリは観光地だけあって、1回券だけではなくお得な回数券や乗り放題パスの種類が充実しています。

種類がありすぎて逆に戸惑ってしまうほどですが、それぞれの仕様をよく知ってお得な切符を使い倒しましょう!

3-1.たくさん乗るなら乗り放題パスを買うべし!

  • パリヴィジット Paris Visite

こちらは旅行者向けのパスです。利用可能なゾーンと利用期間によって料金が変わります。

ゾーン 利用日数と料金(ユーロ)
1〜3 1日券:11.65

2日券:18.95

3日券:25.85

5日券:37.25

1〜5 1日券:24.50

2日券:37.25

3日券:52.20

5日券:63.90

駅の窓口券売機で購入可能です。

ゾーンについてはこちらで確認することができます。

美術館や博物館、観光ツアーなどの割引特典もついています!特典について詳しくはこちらを参照ください。

※注意点※

  • 切符のオモテ面に使用期間の日付と氏名を記入して利用します。

 

  • パス・ナヴィゴ・デクーヴェルト Passe Navigo Decouverte

日本でいうところの「Suica」や「PASMO」のような、改札の読み取り機にかざして使うチャージ式のICカードです。

パリのメトロやバス、RERのほか、SNCFというフランス国鉄の交通機関にも利用することができます。

ゾーン 利用日数と料金(ユーロ)
1〜5 1週間(Taris Semaine)
:22.15

1ヶ月(Tarifs Mois)
:73.00

ゾーンについてはこちらで確認することができます。

発行には顔写真(25mm×30mm)と発行手数料5ユーロが必要。駅窓口で購入可能、チャージは券売機で可能です。

購入から利用までに少し複雑なところがあるので、例として1週間分のナヴィゴの利用方法をご紹介しておきます。

まず1週間分(月曜0:00から日曜の23:59まで)をチャージすることが必要になります。チャージできるのは利用開始する前の週の金曜日から利用する週の水曜日までです。

1ヶ月の場合は月初日から末日までが利用期間となり、チャージは前月の20日から可能です。

※注意点※

  • 紛失した場合の再発行はしてもらえません。
  • 頻繁に値上がりすることがあるそうなので、RATP(パリ交通公団)のサイトから常に最新チャージ料金をチェックしましょう!
  • 券売機は紙幣が使える機種も増えていますが、硬貨やクレジットカードしか対応していないものも多くあります。
  • 購入時にサインをすることが必要なために、ペンは携帯しましょう!

ゾーン4にはオルリー空港が、ゾーン5にはCDG(シャルル・ド・ゴール)空港が含まれているため、かなりお得な料金です!

1回購入してしまえば10年間有効だとのことなので、またパリを訪れる予定がある方にはとても便利なサービスではないでしょうか。

 

3-2. 回数券だってある

  • カルネ Carnet

「Ticket t+」の回数券は10枚つづりで14.50ユーロです!

こちらも駅窓口や券売機、街の売店で購入することができます。

 

3-3. 1日乗車券もある

  • モビリス Mobillis
ゾーン 利用日数と料金(ユーロ)
1〜2 1日券:7.30
1〜3 1日券:9.70
1〜4 1日券:12.00
1〜5 1日券:17.30

※注意点※

  • 切符のオモテ面に使用する日付と氏名を記入して利用します。

 

4. メトロに乗る時に気をつけたいこと

4-1. 切符券売機が壊れていることがある

私は遭遇したことがないのですが、駅の券売機は故障していることが多いというのを聞いたことがあります。自動券売機だけで無人の改札も少なくないので、利用予定分の切符は買えるときにまとめて買っておくと安心でしょう。

4-2. 窓口で買う場合はお釣りをチェック!

こちらは私の同行者が実際に体験したことですが、窓口で切符を買った時にお釣りを誤魔化されそうになったそうです。

「なんだか少ないぞ…」と思ってお釣りをじっくり数えていたところ、窓口の人はコインを一枚ずつそろそろ〜っと出してきたとのこと。こちらが気づいて請求する素振りを見せなければそのままお釣りを取られてしまうことも有り得ます。

目を光らせておきましょう!

4-3. 出口では切符は不要

メトロの改札出口では切符を通すことは不要です。改札出口のドアは手で押すタイプと自動タイプとがあります。手動タイプはぱたぱたと前後に揺れますので、出たあとはドアを勢いよく離さないのがマナーです。

4-4. スリに気をつけて

メトロはスリが多発するスポットのひとつです。

スリは単独ではなく複数犯であることが多く、誰か一人が話しかけたりして気を引いている隙に別のメンバーがスリを行ったり、集団で囲い込んだ状態でスリを行ったりと手口はさまざまです。

また、一見すると何の変哲も無い若いきれいな女性や小さな子供がスリチームの一人であったりもします。いつでもどこでも、油断は禁物です!

貴重品の入ったカバンは身体の前側にしっかりと抱えておきましょう。

また、万が一被害にあったときのことを考えて、カードや現金は複数に分けて複数箇所に隠しておくと安心です。

特にパスポートは首から下げて服の下に隠しておけるパスポートホルダーに入れて持ち歩くことをお勧めします。

4-5. 運休区間が頻繁にある

パリのメトロでは毎日のようにどこかの路線でどこかの区間が運休していたりします。

工事であったり、事故であったり、ストであったり。どうしても崩せない予定がある場合は、事前に交通機関の情報を取り入れておきましょう。

(メトロを運営するRATPの運休区間情報はこちら。ページ下部にはツイッターへのアクセスもあります。)

4-6. 地下鉄の車両のドアは手動で開く場合もあり

私がかなりびっくりしたのは、パリのメトロのドアは手動で開ける場合もあるというところです!

閉まるのは自動ですが、開けるには手動でレバーを上げる場合とボタンを押す場合とがあります。

パリに行ったばかりの時はそれが分からず、ずっと開かないドアの前で立ち尽くしてしまいました…。

 

まとめ

さて、切符の買い方からメトロの乗り方までざっくりとお伝えしてきました。

パリは観光客であふれているだけあって、交通機関の利用方法がとてもシンプルで合理的です。

乗車料金が均一だったり、乗り放題パスがとってもお手ごろ価格だというのも非常に嬉しいポイントです。

スリにはくれぐれも気をつけて、パリ巡りを楽しんでください。

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