沖縄県民は数メートルの移動も歩かないと言われていますが、実際にほとんど車移動が中心で、電車や地下鉄自体ありません。

運転が苦手だったり車を持っていない人は、タクシーや路線バスを利用していますが、最近まで交通系ICカードが導入されておらず、乗車のたびに小銭を用意するのは結構大変でした。

しかし2014年からついに!沖縄県内のモノレール・バスで利用できる電子マネー・OKICAが誕生しました!

バスユーザーにとってはかなり快適になり、独自のポイント制度も利用されています。

今回は、沖縄県内の公共交通機関利用をキャッシュレスで便利にする、OKICAのご紹介です。

1.OKICAはどこで購入できる?OKICAカードの作り方

1-1.OKICAの種類

OKICAには誰でも利用できる無記名OKICAと、氏名・性別・生年月日を登録し、記名されている個人のみが利用できる記名OKICAの2種類がメインで流通しています。

記名OKICAは紛失してもチャージ金額が補償されますが、無記名OKICAには補償がありません。

通勤や通学で利用する人の為に、モノレールとバス各種のOKICA定期券も発行しており、相互の乗り換えにも対応しています。

また、子供運賃が適用される小児用OKICAや半額の割引制度が適用される障がい者用OKICAもあり、運賃割引はありませんがポイント優遇のある学生用OKICAというOKICAもあります。

最近では、全国的に高齢者の踏み間違い事故なども増えてきている背景から、沖縄県には免許返納者用OKICAも発行されています。

長寿な沖縄はまだまだ現役で運転してるおじぃやおばぁが多く元気な地域ですが、万が一に備えている安心な制度ですね。

ちなみに65歳以上で運転免許を自主返納された方が発行でき、バス運賃が半額になります。

最後は、ちょっと変わったスタイルのフィギュア付OKICAです。

沖縄のゆるキャラ花笠マハエちゃんのフィギュアで、台座部分がOKICA券面の役割をしています。

無記名OKICAと同様の扱いとなり、カードのようにどこに行ったか分からなくなる事もないので、可愛いだけじゃなく紛失対策にもなります

1-2.券売機

ゆいレール(モノレール)駅の全ての券売機で購入する事ができます。

ICカードの項目をタッチし、無記名OKICAか記名OKICAを選択します。

金額はデポジット(カード返納する際には返金される保証金)の500円込みで1000~5000円の5種類か1万円での購入が可能です。

1-3.モノレール駅窓口/バス営業所

モノレールの全駅窓口と、市バス市外バスの営業所でもOKICAを発行しています。

申し込み用紙に記入して申請するのですが、ここではフィギュア付OKICA以外全てのOKICAが購入可能です。

小児用OKICA、障がい者用OKICA、学生用OKICA、免許返納者用OKICAの発行には証明書類が必要になります。

1-4.ファミリーマート

沖縄県内の一部のファミリーマートでは、無記名OKICAとフィギュア付OKICAを発行しています。

ただし、フィギュア付OKICAに関しては、販売数が限定されているので、購入できない可能性も。

時期によって再販される事もあるので、どうしてもゲットしたい方は沖縄ファミリーマートやOKICAの公式ホームページをチェックしましょう。

2.OKICAってどんなカード?観光でも使えるの?

OKICAの出現によって、沖縄県内の移動がキャッシュレスになり、とても便利になりました。
独自のポイント制度もあり、たくさん使えば使うほど還元されるポイントも高くなるのは嬉しい限りです。
ここでは、今から利用を考えている人向けのガイドや、利用の際の注意点をご紹介します。

2-1.利用可能エリアをチェック

OKICAが利用できるのは、沖縄本島のモノレールと路線バスのみです。
離島での利用にはまだ対応していないので、利用範囲に注意しましょう。
将来的に県内のタクシー・コンビニでの利用を計画しているとの事ですが、今はまだ発表されていません。
また、他の交通系ICカードの相互利用ができないので、suicaやICOCAが使えるエリアではOKICAは残念ながら使えません。

2-2.チャージできる場所は?

券売機や各種窓口とバス車内でチャージができます。
気軽にチャージができるのは駅にある券売機やチャージ機ですよね。
しかし、モノレールの駅は那覇空港から首里までの、いわゆる観光ルートです。
那覇市外のわりと街から離れた土地で車を利用しない場合は、バスでの移動が主になりますが、近くにチャージできる場所がないんです。
その為、バス車内でのチャージが基本となってしまい、いざチャージするとなると、ごたついて少し時間がかかってしまう事がよくあります。

2-3.観光で使うには?

OKICAは他県での利用ができないので、もし旅行で来てOKICAを利用しても特に何かお得な利用法がありません。
月額利用料金に応じてポイントが貯まるシステムがありますが、モノレールで3000円以上、路線バスで5000円以上の利用が条件で、有効期限は1年なので数日の滞在では利用価値がありませんね。
また、滞在中だけ利用して、帰る時に解約すると、デポジットは返ってきますが手数料が200円かかってしまいます。
沖縄県内は渋滞率が高いので、モノレールやバスを使って渋滞緩和しようというキャンペーンもありますが、これでは観光客はレンタカーを利用した方がお得です。

お得にならなくていいから、タッチ&ゴーでモノレールを利用したい!という方には良いかもしれません。

2-4.OKICAポイントを貯めよう

OKICAポイントは、月に利用したモノレールとバス運賃の合計によって、10P=10円として利用できるポイントの還元制度です。
その為、定期券以外で通勤・通学にモノレールやバスを利用している方にとっては、お得なポイント制度になります。
特に学生用OKICAの場合は、モノレールでポイント2倍になり、バスも通常よりポイント還元率が高くなります。

モノレール(ゆいレール)

路線バス(那覇バス・琉球バス・沖縄バス・東陽バス)

ポイントの有効期限は1年で、100P以上からチャージ金額へ還元できます。
券売機での還元は10P単位で全額還元となりますが、窓口で還元する場合は還元ポイント数を10P単位で指定する事ができます。

3.OKICA一体型クレジットカードって?

OKICA一体型のクレジットカードは、今のところ発行予定がありません。
チャージもクレジットカードからのチャージができない為、県民としては早くどこかのクレジットカード会社と提携してもらえる事を祈っています。
最近はTポイントの地方進出がすごく、沖縄に根付いている企業がTポイントの導入を始めています。
フィギュア付OKICAを販売している沖縄ファミリーマートのファミマカードから、TポイントとOKICAの提携などが期待できそうですね。
何よりも県民お得になるがサービスが、もっともっと増えると良いと思っています。

4.まとめ

・OKICAは沖縄本島のモノレール・バスのみ利用できる
・OKICA一体型クレジットカードの発行予定はまだない
・独自のポイント制度で、OKICAヘビーユーザーはお得

OKICAはまだまだ沖縄県内での利用に留まっているところです。
資金不足の為、suica等との相互利用ができないという噂もあります。
相互利用しない代わりに、沖縄県内でこれから幅広い利用ができるようになると、さらにキャッシュレスでスムーズな移動やショッピングができるようになるのではないでしょうか。

これからのOKICAの展開が楽しみですね。

カードの引き落とし日に間に合わないかも…

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