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クレジットカードは、海外旅行をする人にとっては必携のアイテムと言えます。特にヨーロッパや北米では日本よりも決済のカード化が進んでおり、普段のちょっとした買い物でも、タクシーを乗るときも、電車の切符を買うときや自動販売機でさえ、カードを使うことが当たり前となっています。特に海外では現地通貨に両替する手間も省けますし、小銭を持ち歩くことが無いなど何かと便利なカード決済ですが、だからこそ気をつけなければならないことも多くあります。

そこで今回は、「海外におけるクレジットカード使用のメリット」5つと、「気をつけなければならないクレジットカード使用法」5つについてまとめてみます。実際筆者も北米在住なのですが、クレジットカードの第三者による不正使用が発覚し、利用を停止してもらった経験があります。

これからお話しする内容は、これから海外へ発たれる方にも大いに参考になると思いますので、一度チェックされることをオススメします。それでは、いってみましょう。

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海外におけるクレジットカード使用のメリット5つ

1.多額の現金を持ち歩くより安全

一番に記載しますが、当然といえば当然ですね。クレジットカードは生身の現金を持ち歩くよりも圧倒的に安全と言えます。海外は、日本みたいに治安の良い国ばかりではありませんしね。

現金は、実は盗まれてしまったとしても海外保険はききません。そのため、持ち歩くのは最低限の現金のみにして、極力カード払いを優先させた方が安心です。クレジットカードは万が一盗まれてしまったとしてもすぐに利用を止めれば問題ありませんし、止めるのが遅くてカード利用されてしまったとしても、カード会社の判断により不正利用分は支払わなくていいことがほとんどです。

とは言うものの、スキミングの被害に遭う可能性もありますので、利用時はカードから目を離さないようにするなど注意が必要です。また万が一のために少量のお金は携帯するようにしましょう。

2.キャッシングで現地通貨を手に入れられる

海外では、多額の現金を持ち歩かないためにも、キャッシングを利用した方が良い場合がほとんどです。また、キャッシングであれば世界中のどこの国や地域でも低い手数料で現地通貨を手に入れることが出来ます。

現地通貨なら空港で・・・とお考えの方もいると思いますが、実は空港の両替所の手数料はおよそ利率4〜10%と、どこも非常に高く設定されています。成田空港や関西国際空港などの主要空港で両替をすると、高い場合は、10%近くの手数料を取られることさえあります。

一方のクレジットカードは、おおよそ手数料1.3%〜2.0%程度で現地通貨を手に入れられる(厳密にはキャッシングですので、手数料ではなく利息扱い)ため、非常に有利と言えます。

両替は、他にも銀行や現地の両替屋でもできますが、こちらも手数料は高く設定されています。特に、マイナー通貨への交換手数料は高いため注意が必要です。この理由は現金レートと電信レートの違いだったり、外貨保有リスクの観点によるものですが、いずれにせよクレジットカードの方が料金面で圧倒的に有利です。

3.チップもクレジットカードで支払える

日本では馴染みはありませんが、海外にはチップの文化が根付いていますね。このチップですが、実は現金だけでなくクレジットカードで払えるのはご存知ですか?レストランなどでの支払い時であれば、渡される伝票にチップ記入欄がある場合がほとんどです。ここに希望の金額を書いて、合計金額を書いて渡すシステムなんですね。ただ注意しなければならないのは、店によってはこちらを旅行客とみなしてあらかじめ15%~20%のチップを上乗せしてくる場合。この場合はレシートにチップ金額を記入すると無駄な支払いになってしまうため、あらかじめ店員に確認するのが無難です。

またレシートに書いた金額に後からゼロを足されるなどの悪質なケースを防止するため、レシートのチップ欄に何も書き足せないように長い横線を引いたりするのを忘れないようにしましょう。もしくは、面倒であればチップだけ現金でテーブルに残すなんてことも可能です。

4.海外サポートサービスが使える

これもクレジットカードを持つ大きなメリットの一つと言えます。昨今のクレジットカードであれば、ほとんど海外サポートが付いていますが、これがかなり役に立ちます。例えば、全く知らない土地でホテルスタッフも日本語が話せないとき、現地情報を日本語で解説してくれたり、通訳などを電話でサポートしてくれるサービスですね。

この海外サポートは、JTB系の企業が下請けしていることがほとんどですので、交通手段の紹介、チケット手配や、イベントの予約などもやってもらえます。提携ブランドがJCBですと、特にこのサポートが手厚い印象があります。JCBは日本発祥のブランドですので、日本語サポートがかなり充実しているのでしょう。現地での意思疎通に不安を感じる方は、ぜひ有効に活用してください。

5.海外旅行保険が付いてくる

実は、クレジットカードを持つ上で一番重要と思われる項目、保険についてです。はっきり言って、これがなければお話になりません。もしクレジットカード発行がまだの方であれば、必ず海外旅行傷害保険付きのクレジットカードを選んでください。

慣れない土地への旅行、何が起こるかわかりませんよね。もし旅行中にあなたが病気になったり、事故にあったとして、どうするでしょうか。気合いで治せれば良いですが、そういうわけにもいきません。海外の医療費は、日本と違って「非常に高額」なんです。

例えば、私の知人で海外在留中に不幸にも事故に遭い、ICUに運ばれた方がいました。幸い命には別状ありませんでしたが、病院の滞在わずか一晩で、100万円以上の請求になったそうです。また、突然盲腸になり入院/手術が必要になったら、それだけで数百万円もかかると言われています。こういう万が一のことを考えても、海外保険付きクレジットカードは絶対に持つべきです。

他にも、滞在ホテルで備品を壊して修理代を請求されたり、誰かに怪我を負わせてしまったりなど、いろいろなシチュエーションでの補償が海外旅行傷害保険で可能になります。

但し、海外旅行傷害保険の適用期間は最大でも3ヶ月程度となりますので注意してください。海外旅行や短期滞在であれば問題ないのですが、海外赴任や海外留学などの場合には、損害保険会社が提供する長期の海外旅行傷害保険に加入することが必要です。

気をつけなければならないクレジットカード使用法5つ

1.支払い方法を確認しておく

日本国内でのクレジットカード払いは一括払い、分割払い、リボ払い、ボーナス払いと、多くの種類があり、支払い時に選択することができるのが特長です。一方、海外では一括払いかリボ払いの2種類しかなく、しかもあらかじめ支払い方法が決められています。国内発行のクレジットカードには、「海外では○○払いを利用する」という設定になっていますので、その設定に基づいた支払い方法しか利用ができないんですね。

そのため、海外に行く前には必ず自分が海外に持って行こうとしているカードの支払いがどちらに設定されているかを確認するようにしてください。これを確認せずに使用すると、全てがリボ払い扱いで余計な金利手数料が発生してしまったという事態を避けることができます。

2.クレジットカード紛失時の緊急連絡先は必ず控えておく

わりとおろそかにする方が多いのですが、海外に行かれる際は必ず緊急時用連絡先のメモを取っておいてください。もしクレジットカードを含むすべての荷物を盗まれてしまった場合に、現地で途方に暮れる、などということがないように、準備は怠らないようにしましょう。

昨今であれば、インターネットがつながる環境であればすぐにカード会社連絡先も調べる事も可能ですので、よっぽどの辺境の地でなければ心配ないのですが、準備するに越したことはありません。国内発行のクレジットカードには盗難保険が備わっているはずですので、仮に不正利用があったとしても、不正な分の支払いは取り消すことが可能です。

3.怪しげな場所やお店では使用しない

大手チェーンのお店やスーパーなどではそれほど心配いりませんが、小さな個人商店などの場合はカード支払いにも注意が必要です。特に、見るからに怪しいところでは絶対にカード払いは避けてください。カード決済は個人情報を漏らすことにつながったり、最悪スキミング等の被害に遭う可能性もあります。

また、支払いを行う際も、サインする前に金額の確認を必ず行ってください。海外は、日本人が思っている以上に「適当」なことがあります。金額が間違っていればその伝票はその場で破棄するなど、適切な処理も必要ですね。また決済時は絶対にカードから目を離さない、決済伝票は保管しておく、などの管理も必要です。

これらのことはクレジットカードを運用する上で当たり前のことなのですが、得てして日本人は平和ボケしてしまっている部分がありますので、気を引き締めてカードを使うようにしてください。

4.旅行先でも口座や明細をチェックする

最近のクレジットカードは、オンラインで使用金額や残高がチェックできる機能が付いているものが多いです。そういう機能を有効に活用し、旅行中に使用履歴や怪しい請求がないかをチェックすると安心です。

また、海外旅行前には、カード会社にあらかじめ旅行する旨を伝えておくと良いでしょう。筆者も経験があるのですが、海外で頻繁に利用するとカードのセキュリティ機能によって利用停止措置を招くことがあります。こうなると、いちいち時差を気にしながら国際電話をかけて…身元確認をして…復旧して、と非常に面倒なことになるため、あらかじめ伝えておくのが無難です。

また先ほども述べたように海外利用は日本よりも間違いが多いため、金額のケタなど細部までしっかり確認してください。

5.できれば複数枚のクレジットカードを持っていく

これも意外に大事です。メインのクレジットカードを無くしたときや、何かのトラブルで利用停止になったときに、予備カードがないと非常に困ってしまいます。私も海外在住中、クレジットカードに不正利用が発覚し利用停止措置をとりましたが、予備のカードを所持していたため助かりました(その時はVISAとMastercardの2枚持ちでした)。

もし2枚目のカードがなければ、支払いのために現金を持ち歩かないといけなかったり、インターネットを介した様々な決済が不能など、デメリットだらけです。そうならないためにも、予備のカードは必ず用意しておくべきと言えるでしょう。

またサブカードのメリットは緊急用というだけではありません。海外旅行保険の金額上乗せのためにも、持っておいた方が安心です。海外旅行傷害保険というのは、実は死亡時の保険金以外、上乗せが可能です。死亡時の保険金以外というのは、つまり病気や怪我の治療費、損害、賠償責任補償、救援者費用ですね。先ほども述べたように、海外の医療費というのは桁違いに高額です。それをクレジットカード1枚の保険でまかなうのは厳しいものがありますが、複数枚カードがあれば安心です。例えば、治療費の保険額500万円のクレジットカードが2枚あれば、補償額は1000万円までということになります。

また、複数のクレジットカードを持つ理由は他にもあります。クレジット提携ブランドによっては、「ここでは使えない」という事態に遭遇することがあります。現在であれば、VISAやMastercardであればほぼ世界中で使えるので問題ないと思いますが、JCBは欧米やヨーロッパ圏では使用できないこともしばしばです。

またステータスカードとして知られるアメックスやダイナーズも、お店によっては加盟していないこともあります。レストランやショッピングのときだけでなく、現地ATMでの外貨キャッシングのときも、カードの種類によって使えるカード、使えないカードがあったりしますので、何れにしてもカードは複数枚あった方が柔軟に対応できます。

まとめ

今回は、海外旅行におけるクレジットカードのメリットと使用の注意点を紹介しました。参考になったでしょうか。これから海外旅行に行かれる方も、海外旅行慣れしている方も、この機会にクレジットカードの見直しをしてみても良いかもしれません。皆さんの旅が、クレジットカードによって更に有意義で、安心なものになればと願っております。

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