あなたは旅行が好きですか?

鉄道や車を使った旅行も楽しいですが、飛行機での旅行はまた格別なものがあります。

大好きな旅行がもっとできるようになったら嬉しいですよね。しかも航空券を購入するわけではなく、貯めたマイルで旅行に行けるとしたら?

今回はJALとANAのマイルを貯める方法やそれにあたっての注意点をまとめてみました。

1. 実際に飛行機に乗ってマイルを貯める

マイル積算率に注意 – ANA国内線の場合

飛行機に乗ることによって得ることができる「フライトマイル」というものがあって、そのマイル数は飛行距離ごとに定められています。

たとえば、日本国内の行き先ではこのようなマイル数になっています。例としていくつかご紹介します!

ANAマイルチャート
区間

(東京発着)

マイル
100% 75% 70% 50% 30%
札幌 510 382 357 255 153
秋田 279 209 195 139 83
名古屋 193 144 135 96 57
大阪 280 210 196 140 84
広島 414 310 289 207 124
福岡 567 425 396 283 170
長崎 610 457 427 305 183
鹿児島 601 450 420 300 180
沖縄 984 738 688 492 295

(すべての国内線の区間を見る場合はこちら

表の中の100%や50%などという数字に気付かれましたか?

区間ごとに設定されているマイルが、そっくりそのままフライトマイルとして貯められるわけではないのです。たとえばANA正規の航空券であっても、割引が適用された航空券であったりすると、それに伴って得られるマイル数も何割かに減ってしまいます。これを「マイル積算率」といいます!

また、この割合は125%や150%に増えることもあります。たとえば”プレミアム特割”や”プレミアム旅割”など、予約をした航空券の料金が高価になるほど、それに応じてマイル積算率も変わります。

ANAのマイル積算率についてはこちらに詳しく載っています。

マイル積算率に注意 – JAL国内線の場合

JAL国内線の区間ごとのマイル数は、ANAと同じです。

しかしANAの東京発着の路線に入っていない行き先がJALにはあったりします。例えば青森や南紀白浜(和歌山)など。

JALの場合も航空券の料金によってマイル積算率が変わります。”先得”や各種割引が適用されている航空券には、100%・75%・50%の割合が設定されています。

JAL国内線の区間マイル数とマイル積算率について詳しくはは、こちらをご覧ください。

マイル積算率に注意 – JAL / ANA国際線の場合

JALの場合もANAの場合でも、国際線のマイル積算率は座席クラスによって違います。

たとえばファーストクラスであれば150%、ビジネスクラスであれば125%、エコノミークラスであれば100%など。

なお、ファーストクラスやビジネスクラスであっても条件によっては100%より低いマイル積算率になることもあります。

それぞれの国際線のマイル数はこちらをご参照ください。

有効期限に注意

マイルの積算率以外にもうひとつ、マイルを貯めるにあたって注意しておきたいことがあります!

マイルは永遠に貯め続けることができるわけではなく、有効期限があります。JALもANAも共に有効期限は36ヶ月後の末日となっていて、その期間内に使い切ることができなければ、せっかく貯めたマイルがゼロに戻ってしまいます。

JALとANA、フライトで貯めるならどちらがお得?

JALとANAの双方ともに、フライトによって貯められるマイル数やマイル積算率に大きな違いはありません。

しかしながら、JALにはフライトによるボーナスがあります。

  1. JALカード入会後初フライトで最大5,000マイル
  2. 毎年初回フライトで最大2,000マイル
  3. フライトごとのボーナスがフライトマイルの最大25%

ANAのクレジットカードには、更新時のボーナスマイルはあってもフライトによるボーナスマイルはないため、フライトを主としてマイルを貯めるのであれば、JALがお得です。

その他に、行き先ごとにも少し違いがあります。国内のフライトであればJALの方が若干おすすめです。なぜならばJALは東京発着で行くことのできる地方空港が充実しています。

国際線のフライトであれば、ANAに分があるかもしれません。ANAはマイル提携している航空会社(スターアライアランスグループ)がJALよりも圧倒的に多く、提携航空会社の利用によってフライトマイルを貯めることや、逆に言えばANAで貯めたマイルをその提携航空会社で利用することもできるのです。

世界中でマイルを貯めることができるというのは、旅行好きにとってはかなり堪りませんよね!

よって、国内線の利用やANAが運航していない地方へ行くことが多い場合はJAL、国際線の利用が多い人にはANAの方がよりおすすめです。

また、毎年のフライトボーナスのことを考えると、年に一回はフライトをするという人にはJALがお得になるでしょう。

 

2. クレジットカードで貯めたポイントをマイルに交換して貯める

クレジットカードでポイントを貯めるなら

クレジットカードの利用金額によってポイントを貯め、それをマイルに交換することができます。それまでは現金払いをしていた日常のショッピングをクレジットカード払いに変えることだけでも、マイルにつながるポイントを得ることができます。どのみち日常的に買うものであれば、どうせならポイントが貯まるクレジットカード払いにした方が合理的でお得ですよね!

さらにはJAL・ANAそれぞれの提携先でクレジットカードを利用することによって、「100円につき1マイル」などというように直接マイルを得ることもできます。

提携しているレストランやコンビニ、薬局、スーパーマーケット、電器店でのショッピングにてマイルが加算されます。

有効期限に注意

ポイントにもやはり、有効期限があります。それはクレジットカードの種類によって違いますが、2〜3年が一般的なようです。

ここで覚えておきたいテクニックがあります!ポイントの有効期限ぎりぎりまで待ってからマイルに交換することで、ポイントの有効期限からさらにマイルの有効期限36ヶ月間を得ることができるのです。

つまり、合計5〜6年間有効ということになります。

よって、ポイントをマイルに交換するタイミングは、計画的に考える必要があります。

マイレージモール経由でショッピングをすることでもマイルが貯まる

マイル提携している実店舗以外にも、オンラインショッピングにてマイルを貯めることができます。そのためには、以下のような「マイレージモール」を経由してショッピングをする必要があります。

Amazonやユニクロなどのごく身近なお店のほか、引越しやレンタカー、レストラン予約などでもマイルが貯まのが嬉しいところです!

JALとANA、クレジットカードで貯めるならどちらがお得?

クレジットカードを利用した提携店やマイレージモールでのショッピングにて”100円=1ポイント”や”100円=1マイル”などのような換算率はさほど変わりがありませんので、「どちらかが特にお得!」ということは言えなさそうです。

よく行くお店やサービスと提携しているのがJALなのかANAなのかで選択するのが良さそうです。

 

3. クレジットカードの新規入会キャンペーンで貯める

JALの新規入会キャンペーンってどんなの?

JALのクレジットカードの新規入会キャンペーンは、時期によっては開催されていないこともあるので、こちらのリンクから随時キャンペーン情報をチェックしておくと良いでしょう。

どのような特典があるかというのを例として挙げてみます。

  • 入会ボーナス最大5,000マイル
  • 家族会員ボーナス最大500マイル

さらに、クレジットカードの種類によってもボーナスマイルが変わってきます。たとえばプラチナカードの場合は最大10,600マイル、ゴールドカードの場合は最大8,600マイル、通常カードでも最大2,100マイルがプレゼントされます。

ANAの新規入会キャンペーンってどんなの?

ANAのクレジットカードについても、新規入会キャンペーンを上手に活用することによって、入会するだけでマイルを得ることができます。ただしキャンペーンの時期は限られていますので、ピンときたら早めに入会しておくことをおすすめいたします。

キャンペーンの内容や開催しているか否かについてはこちらから確認をしてみてください。

キャンペーンによる入会特典としてもらえるマイルはJALと同様、クレジットカードの種類やグレードによって違います。たとえば以下のようになっています。

  • 一般カード 最大6,500マイル
  • ワイドカード 最大8,000マイル
  • ゴールドカード 最大9,500マイル
  • プラチナカード 最大20,000マイル

カードのブランドとしてはVISA、MasterCard、JCB、AmericanExpress、DinersClubなどの代表的な国際ブランドの中から選ぶことができます。

 

4. ポイントサイトのポイントをマイルに交換して貯める

還元率の良いポイントサイトやサービスを選ぶ

ポイントサイトで貯めたポイントはマイルに交換して使うことができます!

そこで重要なのが、還元率の良いポイントサイトを選ぶことです。ポイントサイトでポイントを貯められるとはいっても、航空券に交換できるほどのポイントをすぐに貯めることは正直に言って難しいでしょう。なので、少しでも還元率の高いサイトを利用することが近道となります。

また、ポイントを貯めるためにはポイントサイト経由でショッピングをしたり、サービスを利用したりするということが必要になるのですが、常に新しいサービスを提供できるには、ある程度規模が大きく信頼性のあることが重要になってきます。

還元率・信頼性ともに兼ね備えているのは、次の二つのポイントサイトです。

さっそく、どのようなサービスを利用することができるのか、サイトを見てみましょう!

ポイントサイト経由でショッピングやサービスの利用をする

ポイントサイト経由でできるオンラインショッピングサイトには、以下のようなものがあります。

  • 楽天市場
  • ヤフーショッピング
  • ヤフオク
  • ベルメゾンネット
  • ユニクロ
  • ニッセン
  • セブンネットショッピング

いかがでしょう?かなり有名で人気のサイトが揃っているので、あなたが普段ショッピングをしているサイトも含まれているのではないでしょうか。

たとえば普段から楽天市場でショッピングをしている人であれば、ポイントサイト経由で楽天市場に入っていつも通りショッピングをするだけでポイントが貯まります。

「経由」というのはその名の通り、ポイントサイトを開いて、その中にある「楽天市場」のリンクをクリックして楽天市場にアクセスするということです。ショッピングの仕方が変わるようなものではないため、とても手軽に取り入れられるのではないかと思います。

そしてショッピング以外にサービスを利用してポイントを貯めるという方法もあります!

たとえば、クレジットカードの新規入会をするとか、保険の無料相談をしてみるとか、旅行やレンタカーの予約をするといったようなことによってポイントを貯めることができます。

毎日いろいろなサービスが追加されているので、チェックしたりどれにしようかと考えるだけでも、マイルへの夢が広がります。

ポイント付与時期に注意

上記のようなショッピングやサービス利用によってもらえるポイントは、すぐに追加されるというものでもありません。中にはすぐにポイントに反映されるものもありますが、たとえばクレジットカードの新規入会などは実際に審査に通ってクレジットカードが発行され、そして本人の受け取りがされるまではポイントが確定されません。

一ヶ月に交換できるポイント数の上限に注意

なお、不正防止のためやその他の理由から、一ヶ月に交換できるポイント数には制限があります。たとえばハピタスの場合、

ハピタスでの交換限度額は、一ヶ月につき30,000ポイントとなります。

となっています。ハピタスで貯めたポイントは、マイルに直接交換することはできず、まず「NetMile」というものに交換した上で、マイルに交換するという手順が必要になります。

最終的にハピタスの30,000ポイント30,000NetMileになり、それをマイルにすると

  • JALマイル:5,000マイル
  • ANAマイル:5,555マイル

となります。(※記事執筆時の交換レートに基づきます。)

そしてNetMileからマイルに交換されるのには最大2ヶ月を要することもあるため、「いつまでにマイルを得て特典航空券を取得したい」という計画があるならば、早めに交換の手続きをしておかなければなりません。

なお、ハピタスでは直接マイルに交換することができませんが、ポイントタウンであれば直接交換が可能です。ポイントタウンには一日の交換限度数がありますが、具体的に「○○ポイントまで」という上限はとくに明示はされていません。

夫婦二人でハワイ旅行に行くマイルを貯めるまで

さて、様々なマイルの貯め方を見てきました。それでは具体的に、「2人でハワイ旅行に行くためのマイルを貯めるにはどれぐらいの期間がかかる?」というのをシミュレーションしてみたいと思います。

フライトで貯める場合

たとえば東京−大阪間の往復フライトをした場合、560マイル×2=1,120マイルを貯めることができます。(マイル積算率100%の場合。)

(※夫婦のうちどちらかがクレジットカードの家族会員の場合は、JALカード家族プログラムもしくはANAカードファミリーマイルの登録が必要です。)

ハワイへの特典航空券に交換するには、2人で80,000マイル必要になり、東京−大阪を約71往復しなければいけないという計算になります。

さらには有効期限が3年間なので、3年以内に80,000マイルを貯めて使い切らなければなりません。現実的にはなかなか厳しい部分がありますね。

クレジットカードの利用で貯める場合

ではクレジットカードの利用で貯める場合、80,000マイルを用意するには16,000ポイントが必要になり、16,000ポイントを貯めるには16,000,000円のクレジットカードでの支払いが必要になります。(例:ANAカード利用、5マイルコースの場合)

ポイントの有効期限は2年間であることが多いため、有効期限直前にマイルに交換したとしてもプラス3年間、計5年間で16,000,000円の支払いをするということになります。

どうでしょう?あなたは達成できそうでしょうか?

ポイントサイトで貯める場合

最後に、ポイントサイトで貯める場合はどのようになるでしょう?ここではマイルに直接交換可能なポイントタウンを例に挙げて説明します。

JALマイルかANAマイルかによってポイントの交換レートが違います。

JALマイルにする場合、4,000,000(400万)ポイント、ANAマイルにする場合は5,600,000(560万)ポイントが必要になります。

たとえば高いポイントを得られるサービスのひとつである「クレジットカード新規入会」を例にとってみると、1回の新規入会で得られるのは10,000〜150,000ポイントくらいです。

平均的に70,000ポイントを得ることができるとしても、80枚のクレジットカードを発行することになってしまいます。

そこにかける労力はともかく、そこまでたくさんの申込をしたところで、クレジットカードの入会審査に通りづらくなるのは目に見えていますね。また、年会費がかかるクレジットカードにしてしまった場合は、金銭的な負担も膨大なものになってしまいます。

しかしポイントサイトのポイントには実質、有効期限のようなものはありませんので、地道に貯め続けるというのであれば充分に可能性はあります。

ただし、より高いポイントが得られるサービスを厳選して、少しでもそこにかかる労力を減らしたいものですね!

 

まとめ

「マイルを貯めて特典航空券で旅行に行く」というのは夢が膨らみますが、実際に必要なマイルを貯めるとするとかなりの工夫が必要になることが分かりました。

しかし、日常での支払いをできる限りクレジットカード払いにするとか、外食時にはマイル提携店を利用してみるとか、オンラインショッピングをポイントサイト経由にしてみるとか、ポイントサイトでサービスを利用するとか、いろいろな手段があることも事実です。

使いようによっては特典航空券で旅行に行くというのも不可能ではありません。

まずはどのような方法がご自身に合っているか、じっくり吟味してみてください。

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