先日、フランスへ3週間の滞在をしてきました。フランスへ訪れるのは3回目ですが前回の旅行から数年ほど経っていたため、環境も必要なものも変わっていました。

そこでこの記事では、私の実体験をもとに、フランスへ海外旅行をする時に持っていくべきもの「必携アイテム」をご紹介したいと思います。

1. コンセントプラグ

スマホの充電器、パソコン、ドライヤーなどなど、旅行中でも持っていかなければならない電化製品はありますよね。

しかしながら日本とフランスでは電化製品のコンセントプラグの形が違います。

電化製品を持って行ってもコンセントをつなげられずに電気を供給することができなければ、それはただかさばるだけの金属の塊になってしまいます!

フランスで使うことができるのは、CタイプたまにSEタイプ)という形のものです。旅行用品のお店やオンラインでも簡単に入手可能です。また、フランスの空港でも見かけることができました。

また日本とフランスでは使用している電圧も違う(日本では100V、フランスでは220V)ため、コンセントプラグを変えるだけでは使えないものもあります。念のために電化製品に記載されている対応電圧を確認しておきましょう。220Vに対応していない場合は、「変圧器」が必要です。

パソコンやタブレットやスマホなど、全世界で販売されている機種は充電器や電源アダプタに変圧器が内蔵されているので問題なく使えます。

 

2. モバイルインターネット

私の失敗談からも、モバイルインターネットは必携のアイテムに挙げられます…。私は滞在先でWi-fiを使えるからと、モバイルインターネットは用意せずに行きました。しかし、不便なことがたくさんありました。

日本の感覚で「街中や駅にもどこかWi-fiが飛んでいるだろう」という考えが甘かったのです。実際にはほとんどWi-fiは飛んでいません。

まず第一の失敗談として、フランスの友人と待ち合わせていたカフェにたどり着けずに、大遅刻をしてしまいました。(もっとも、その友人も15分ほど遅刻したそうなのでまだ不幸中の幸いだったのですが…)

今思うと、グーグルマップなしで、街の地図だけでローカルなカフェにたどり着けたということが奇跡に思えてきます。たまたま分かりやすい道順だったから良かったのだと思います。

 

空港ではWi-fiが使えるようになっていますが、LINEは容量が大きすぎるのか使えませんでした。私はフランスの空港からドイツの空港へ行ってドイツで友達と待ち合わせる必要があったのですが、飛行機が大幅に遅れていて焦りました。待ち合わせ場所の打ち合わせもまだだったのです!

とっさにLINE以外の連絡手段で使えるものがあったのでなんとかなりましたが、空港といえどWi-fiはあまり上等ではないようです。

意外だったのは、SNCFというフランス国鉄の駅です。少なくともTGVが止まる駅ではWi-fiは快適に使用できました。ちなみに使用にあたってはメールアドレスの入力などの簡易的な登録が必要です。

これは日本でも同じことですが、公共のWi-fiはセキュリティの面から、あまり利用しない方が良いということもあります。

よって、日常的に「いつでもどこでもインターネット接続している」という方は、現地で使えるモバイルインターネットの用意をしていかれることをおすすめします!

 

3. エコバッグ

フランスのスーパーマーケットで買い物をする時には、エコバッグ持参が常識です。

レジ横で売られている場合もありますが、持参できるのであれば持参しておきましょう。

また、朝の市場で野菜や果物、チーズやハム類、衣類、その他いろいろなものを買う時にも手提げ袋はつけてくれません。現地の人たちは大きなかごを持って行ったり、やはりエコバッグを絶対に持っています。

見慣れないものや美味しそうなもの、好奇心を刺激されるものがたくさんあるので、ついついたくさん買ってしまうかもしれません。エコバッグは大きめのものを用意した方が良いかもしれませんね!

 

4. ビーサン

飛行機や長距離列車の中で、フランスで滞在するホテルの中などで、靴を脱いでリラックスするためにはスリッパなどの室内履きが必要です。

日本とは違って、フランスでは室内にも外履きのまま足を踏み入れるため、床は砂やホコリなどでザラザラしていることが多いのです!

私も実際にAirBnB(民泊)やフランス人の友人のアパートなど、現地の物件に滞在をしました。さすがに彼らも室内の生活では外履きを脱いで室内では裸足になりますが、「ここまでが外履きゾーン」という明確な線引きはありませんでした。

そこで彼らはどのように生活していたのかというと?それはビーチサンダルなのでした!

ビーチサンダルであれば、室内では外履きを脱いで裸足になる時に履くことができるし、そのまま外出することもできますよね!

私は日本での習慣から「室内ではスリッパ!」と個人的に思っていたのですが、ビーチサンダルという妥協点があったか!!ととても感銘を受けました。

特に私がフランスを訪れたのは初夏だったので、友人に連れられて川や湖や海へお出かけをしました。そのような時にもビーチサンダルであればそのまま水の中に入ってそのまま家に帰ることができます。

その身軽さがとても心地よく感じました!どっちみち室内履きを持っていくのであれば、スリッパよりも内履き・外履きを兼用できるビーチサンダルがより便利です!!その分、荷物も少なくなりそうで、さらに嬉しかったりしませんか?

 

5. クレジットカード

フランスではほとんどの場所でクレジットカード決済が可能です!

スーパーマーケットや美術館、観光地の入場料をはじめ、電車の切符を買う販売機でもクレジットカードを使うことができます。

現地の通貨であるユーロとセントには、慣れない内はお財布の中から探し出すのもちょっぴり大変です。特にパリの街中や駅などではスリやジプシーに狙われないように、お金を出している時間を出来る限り少なくしたいものです。(慣れない仕草をしていると、旅行者だということがすぐにバレて狙われてしまうことも考えられます。)

そのような時に、クレジットカードでさっと決済をできてしまうのは本当に便利なのです。

タバコ屋さんやパン屋さんなど、個人商店ではクレジットカードを使えないところもありますが、ほとんどの場合はクレジットカードで事足ります。

ちなみに、クレジットカードに対応しているところでも、カードブランドやカードの形式によっては使えないこともあるので、最低2種類のクレジットカードを持参しましょう。

たとえばブランドで言うならば、VISAMasterCardがあれば安心です。

そしてクレジットカードの決済には、「差し込み+暗証番号入力」タイプと、「スライド+署名」タイプがあります。私も全体の8割ほどはクレジットカードを利用していましたが、たまたま2枚持っていたクレジットカードがこの「差し込み+暗証番号入力」タイプと、「スライド+署名」タイプだったので、とても助かりました!

なぜならば、「差し込み+暗証番号入力」タイプしか対応していない機器もあるのです。これはちょっと盲点かもしれません。

決済の時にはスタッフの人がこちらのクレジットカードを預かってカードリーダーに通すよりも、レジの前にカードリーダーが置いてあって自分でクレジットカードを通すことの方が多い印象を受けました。

差し込む場合は、カードリーダーの下部に差し込みます。スライドの場合は、カードリーダーの側面に細い溝があるので探してみてください!

「クレジットカードで支払います」と伝えれば、スタッフがカードリーダーを読み込める状態にしてくれます。

 

6. 連絡先やチケットなどのバックアップ

現地での滞在先や列車のチケットは、日本にいる間に予約・支払いをしてしまうのが安心です。

列車のチケットは早めに購入することでかなり割引になることも多いようです!

滞在先は、アクセスが良かったり安価だったりして人気がある場所は早く埋まってしまうので、こちらも早めにするのが吉です。

滞在先も列車のチケットも、そして肝心の航空券も、スマホがあればいつでも予約確認をしたりチケット代わりにすることができるのですが、もしもスマホが使えない状態になってしまったらどうしましょう?

万が一の事態に備えて、それぞれに紙に印刷した控えを持っておくと安心です!!

そうすれば、スマホの電池がなくなったとしても、なぜか突然電源がつかなくなったとしても、はたまた盗難や紛失に遭ったとしても…滞在先や目的地に辿りつくことができるでしょう。

 

7. ボールペンとメモ

旅行の計画は万全にしていても、いざ現地に行ったらさらに調べる必要があることがたくさんあります。そのような時に、メモや計画をすることができるツールは必須です!

現地でも買うことはできますが、いざ必要な時にすぐ手に入るとは限りません。

実際に私も旅行中はメモを多用しました。例えばこのようなシーンで…

  • バスの行き先を尋ねたい時
  • 地下鉄や電車(RER)の乗り換えの控え
  • 美術館や観光地の場所や営業時間の控え
  • 緊急時連絡先の控え

フランスの電車や列車の行き先表示は基本的にはわかりやすくなっていますが、バスの場合は別です。停留所がたくさんある上に、行き先が枝分かれしていたりします。(これは日本でも同じですね)

間違ったバスに乗ってしまわないように、行き先にたどり着けるか少しでも不安がある場合はバスの運転手さんに尋ねましょう。自分の行きたい停留所の名前を紙に書いて見せれば良いのです。シンプルに「はい」か「いいえ」で答えてくれるでしょう。

また、観光や街歩きをする時には地下鉄やトラムなどの交通手段が役立ちます。路線も多く少し歩けば駅が見つかるほど、いたるところに整備されていて便利です。

路線ごとの行き先や停車駅はわかりやすく表示されていますが、地下鉄や電車(RER)は人が多く、みんな早足で行き交っていて、しかもスリが多発する場所でもあります。

行き先がはっきりしている場合は、どの路線を使ってどの駅で乗り換えれば良いのかなどを、事前にメモしておくと良いと思います。

同じように、美術館や観光地の情報も控えておくと、いちいちガイドブックを持ち歩かなくて済みます。「せっかく行ったのに閉まってた!」というのが一番ショックなので、調べるついでにメモを残しておくと良いでしょう。

また、先ほども書きましたが、緊急時の連絡先もメモしておきましょう。たとえば、クレジットカードの紛失や盗難に遭った時の連絡先や、滞在先の住所や電話番号、日本の緊急連絡先などは最低限必要です。

これらはすべてスマホで代用可能なのですが、「スマホを出して調べ物をしていたことによってスリに狙われた、複数人に囲まれてスマホを奪われた」などという体験談もあるので、フランスは日本のようにいつもスマホを気軽に使える環境ではなさそうです。

よってアナログなメモは役立つのです!

 

8. 翻訳アプリ

私が滞在したAirBnBのオーナーさんとは、フランス語でのコミュニケーションが必要でした。私はフランス語が話せないし聞いてもわからなかったので、どうしても伝え合う必要があることがある時にはちょっと困りました。(予約時には英語でやりとりできていたのですが、実際に会った時にまったく英語が使えないと分かったのでした。)

そのような時に翻訳アプリが大活躍!フランス語は複雑な構造をしているので、翻訳アプリで翻訳した文章はちょっとおかしいそうですが、こちらの意向を伝えるには十分です。たとえば単語ひとつだけでも言いたいことを伝え合うことができるのですから。

そして今では、翻訳した単語や文章を音声にして再生してくれるアプリもあります。または、こちらがマイクに向かって話したことを自動で文章にして翻訳してくれる機能もあったりします。

これはとても役に立ちました!オーナーさんはスマホの細かい文字を見えづらそうにしていたので、音声でインプットしてもらったり、こちらも音声を再生することでスムーズなコミュニケーションが可能になったのです。

フランス滞在中にすべて翻訳アプリで乗り切ろうとするのは難しいし相手にも面倒をかけてしまうし、そもそも相手にしてもらえないかもしれませんが、このようなちょっとした場面では翻訳アプリを使うのはとても良かったです。

 

まとめ

以前フランスを訪れた時と変わったことといえば、一番大きいのはスマホの存在でしょうか。

スマホは普及していますが街中のインターネット環境は日本ほど良くはありません。旅行中の貴重な時間を快適に過ごすためにも、モバイルインターネットの必要性を強く感じました。

また、予約した航空券(eチケット)はスマホがあればそのままチェックインも搭乗もすることができますし、各種予約の控えもスマホがあればいつでも確認することができます。

しかし、万が一の事態に備えて最低限の重要事項は紙などのアナログでも控えを残しておくことが必要だと強く感じました。いつなん時、予期せぬ事態で突然スマホやインターネットが使えなくなるかもしれないのですから!

できる限り万全の準備をして、楽しいフランス旅行を満喫してください。