念願のフランスへ!
でも、「飛行機ってどうやって乗ったらいいの?」という人のために向けた記事です。
航空券の手配の仕方から搭乗手続き・出国手続き・飛行機内のこと・入国手続きまで…。
この一連の流れを知って、心の準備をしておきましょう。
1. 直行便で行く?乗り継ぎ便で行く?
フランスへの飛行機には、ノンストップで行ける直行便と、途中どこかの国で飛行機を乗り換えなければならない乗り継ぎ便とがあります。
乗り継ぎ便はさまざまな国の航空会社を利用することができます。たとえば中国、ロシア、中東、ヨーロッパ諸国など…。
航空券の料金は直行便よりはかなり安く入手できますが、ロストバゲージ(荷物紛失)のリスクがあることや乗り継ぎ時間がかかってしまうというデメリットがあります。時間がたっぷりあるのであれば、航空券代金を安く済ませてフランスでの旅行費用に充てるのも良いでしょう。
直行便は日本の航空会社であるJAL(日本航空)とANA(全日空)とフランスの航空会社であるAirFrance(エールフランス航空)の3社が運行しています。日本とフランスを直接結んでいるため、JALとANAはもちろん、AirFranceでも機内アナウンスで日本語が流れるなど、安心感があります。乗客も日本人が大半を占めると思うので、一人旅の不安感は多少和らぐでしょう。
(乗り継ぎ便では乗客のほとんどが ”乗り継ぎ地の国の人”というケースが多いです。機内の設備やアナウンスが日本語対応しているかどうかも確かではないので、結構なアウェー感を感じてしまうかもしれません。)
2. 航空券を手配する
では、航空券はどのようにして手に入れたら良いのでしょうか?
もしマイルを貯めているならば、そのマイルを使ったりまた貯めたりできる航空会社を経由して購入するという方法がひとつ。
もしくはどこで購入しても良いというのであれば、格安航空券を検索できるWeb上のサービスがいくつかあるのでオススメです!たとえば、
- Expedia
- Skyticket
- Skygate (DeNAトラベル)
Web上で入手できる航空券の最安値を検索してくれる上に、乗り継ぎ便だけでなく直行便も格安で見つけることもできます!
上記のそれぞれのサイトや予約するタイミングによっても航空券の種類や最安値が変わってきますので、こまめにチェックして妥当なものを見つけたら早めに予約してしまいましょう!
3. 飛行機に乗る前の手続きいろいろ
さて、いよいよ飛行機に乗って出発する日がきました!空港には早めに着いておきましょう。手続きはいくつかありますし、行列ができていて手続きまでに時間がかかることもあります。
最低でも飛行機の出発時間の2時間前には到着しておくと安心です。
ささっと手続きを済ませて、あとは出発時間までゆったりと待ちましょう。空港内の免税店などを巡るという楽しみもあります。手続きはこのような順番で行います。
- 搭乗手続き
- 航空保安検査
- 税関申告
- 出国審査
ひとつずつ見ていきましょう!
3-1. 搭乗手続き
飛行機に乗るための「チェックイン」のような手続きです。予約した航空券の控えとパスポートを用意して、その航空会社のカウンターへ行きましょう。搭乗券を受け取ることができます。
そしてスーツケースなどの大きな荷物を預けます。この預け入れ荷物と、機内持ち込み手荷物にはそれぞれに制限があります。こちらをご参照ください。
- 預け入れ荷物の注意点
エコノミークラスであれば23㎏までの荷物は1~2個を無料で預けることが可能です。(航空会社によって多少の違いあり)23㎏を超えると追加料金がかかることがあります。
ライター、パソコン、デジタルカメラ、(携帯電話に入っていない状態の)リチウムイオン電池などは預け入れ荷物に入れることができません。機内持ち込み手荷物に入れましょう。
- 機内持ち込み手荷物の注意点
ハサミやナイフなどの刃物類は持ち込むことができません。また、液体物(飲料、香水、化粧品、場合によってはチーズやチョコレート、マカロンなど)も持ち込みができません。
これらは預け入れ荷物の方に入れましょう。液体は万が一の破損のことを考えて、しっかりと梱包しておきましょう。
3-2. 航空保安検査
機内持ち込み手荷物のX線検査とボディチェックが入念に行われます。この時点で機内持ち込みができないものが荷物の中に入っていた場合は、没収されます。
金属探知機にコインやベルト、アクセサリー、鍵などが反応してしまうことがあるので、身につけていたら一旦外す必要があります。検査時にもたついてしまわないよう、事前に外しておいたりある程度まとめておくと焦らなくて済みます。
3-3. 税関申告
もしも外国製品を持っている場合は、「外国製品の持ち出し届」なるものを提出しなければなりません。これは帰国時に課税されてしまわないよう、外国で購入してきたものと区別するためです。
3-4. 出国審査
出国審査カウンターでパスポートと搭乗券を提示し、「出国スタンプ」を押してもらえば終了です。
これで日本を出国しました!
4. 飛行機に乗ったら
4-1. 座席番号に気をつけて
飛行機に乗り込んだら、座席を探します。この時に注意したいのが、座席番号です。自分の搭乗券に記されている座席番号(A-5など、アルファベットと数字の組み合わせ)が実際の座席と合っているかどうか確かめてください。
「そんなの当たり前に分かってるよ…」と思うかもしれませんが、飛行機の座席番号はアルファベットの並び方がイレギュラーになっていることもあります。たとえばAの隣がCだったり…。
座席の配置は、左2列-中央3列-右2列という並びや、左3列-中央4列-右3列であったりします。左右それぞれと中央の間に通路があります。
4-2. 荷物の置き場所は周りの人への配慮を忘れずに
機内持ち込み荷物は、座席の上の扉付きのボックスに入れるか、もしくは前列の座席の下に入れることができます。座席上のボックスは他の乗客も荷物を入れられるように、自分の荷物だけでスペースを占拠してしまわないようにしましょう。
なお、ボックスの扉はCAさんが閉めてくれますので、荷物を入れたら開けたままにしておきましょう。
5. フランスに着いてからすること
フランスに到着!空港を無事に出るにはあと少し手続きが必要です。
- 入国審査
- 荷物の受け取り
- 税関申告
ひとつずつ見ていきましょう!
5-1. 入国審査
パスポートを提示して、審査官の人と少しやりとりをします。
「目的は何ですか?」「期間はどのくらい?」
などと質問されますので、「Sightseeing(観光)」「for a week(一週間)」などと正直に答えれば問題ありません。
5-2. 荷物の受け取り
搭乗してきた便名を確認し、そのターンの所で自分の荷物が流れてくるのを待ってください。
万が一にも荷物がない!ということになってしまったら、「荷物預かり証」を空港の係員に提示して対応してもれます。
5-3. 税関申告
フランスへ持ち込むものの中に以下のようなものが該当していたら、税関申告の手続きをしなければなりません。
- たばこ
- 酒類
- 通貨
たばこは大量に持ち込む場合には申告が必要です。「大量」というのは、紙巻タバコ200本・葉巻50本・小型葉巻100本・きざみたばこ250gです。
酒類は、ワイン4ℓ・ビール16ℓ・22度を超えるアルコール飲料1ℓより多い場合は申告が必要です。
その他、10,000ユーロ以上の現金や外国紙幣、有価証券の持ち込みと持ち出しにも申告が必要です。
まとめ
フランスへの初めての一人旅、とりあえず日本を出てフランスへ入国するまでの流れを追ってみました。「一人旅どころか海外旅行が初めて!」という人もいるかもしれません。
空港には早めに到着して、各種手続きはゆったりと余裕を持って行いましょう。
そしてせっかくなので空港内の免税店も楽しんでみてはいかがでしょう?

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