今回の記事では家族カードについてご紹介します。

クレジットカードを利用していく中で、「家族カード」というワードを目にすると思いますが、あくまでも任意選択で取得するものなので、スルーしてしまいがちです。

各クレジットカード会社でも、メインは家族カードではないので、家族カードをプッシュしているクレジットカード会社はそうそうありません。

ですので、家族カードについては「どんなものなのか?」ということは自分で調べる必要があります。この記事を見てくれている方は家族カードの発行を検討している方だと思います。

家族カードでは

  • 「主婦でカード審査に通らない」
  • 「学生でカード審査に通らない」
  • 「過去に支払い遅延でブラック扱いになって審査に通らない」

という人でも審査無しでカードが取得できるカードです!

その他にも家族カードは使い方によって「え!?そんなメリットあっていいの!?」と思うようなとんでもないメリットを得られるカードです。

この記事では家族カードのメリット、デメリット、そして「家族カードってなに?」という疑問について網羅した内容になっているので、家族カードの発行を検討している方は参考にしていただければと思います。

見出し一覧

家族カードとは?どんな仕組みになっているのか?

まずは家族カードの意味や疑問点についてそれぞれご紹介していきます!

家族カードを発行している各クレジットカード会社のそれぞれの「家族カード」はほぼ全て共通して同じシステムなので、これからご紹介する家族カードの内容を知っておけば、どのクレジットカード会社の家族カードを作っても活用できる知識になっています。

疑問1:家族カードとは?

まずそもそも「家族カード」とは何か?ということについてですが、「家族カード」とは、クレジットカードを発行した本会員の家族が、本会員と同じカードを審査無しで発行できるサービスです。

例えば、あなたがヤフーカードを発行すれば、あなたが『本会員』です。そして、本会員の家族が、本会員の情報を元に同じカードを発行すると『家族カード』を発行することができます。

疑問2:誰が作れる?発行基準は?

『家族カード』といっても、誰がつくれるのか?という疑問ですが、家族カードの発行条件は下記の通りです。

【家族カード対象者】

  • 本会員と生計を共にする配偶者
  • 満18歳以上の子供(高校生を除く)

クレジットカード会社によって若干の基準の違いはあるかもしれませんが、ほとんどの場合が上記の基準になっています。

家族カードを発行する場合は、本会員の信用情報が元になるので、例えば両親が定年退職して無職だったり、子供が大学生で収入が無い場合などでも、本会員が安定的な収入がありクレジットカードを発行している人であれば、家族は本会員の信用を元にカードを発行することができます。

ですので、例えば

  • 専業主婦
  • 大学生
  • 定年退職した親

などクレジットカードが発行し辛い人でも、定職、収入の有無に関わらず、本会員が審査の対象となるので、カードを発行できるということです。

疑問3:いつのタイミングで作れる?

家族カードを作れるタイミングについてですが、家族カードを発行するタイミングは

  • 本会員がクレジットカードを発行する時に一緒に発行する
  • 本会員がクレジットカードを発行した後に申請して発行する

という2パターンに分かれます。

ほとんどのクレジットカードでは本人情報を記入した後に「家族カードを発行しますか?」という任意選択の項目が表示されるので、その際に発行できます。カードが発行したあとも会員サイトから発行の手続きを行なうことができます。

疑問4:年会費、発行手数料は?

家族カードの年会費や発行手数料はお得になっている場合がほとんどです!

家族カードを発行した場合の年会費のパターンは下記の通りです。

  • パターン1:年会費無料
  • パターン2:年会費有料(本会員と同額)
  • パターン3:年会費有料(本会員より安い)
  • パターン4:1枚目は無料、2枚目から有料

例えば三井住友VISAカードの場合で見てみましょう。

カード種類 本会員の年会費 家族会員の年会費
三井住友プラチナカード 税抜50,000円+税 無料
ゴールドカード 税抜10,000円+税 1人目無料
2人目から税抜1,000円+税
プライムゴールドカード 税抜5,000円+税 1人目無料
2人目から税抜1,000円+税
エグゼクティブカード 税抜3,000円+税 税抜250円+税
クラシックカード 税抜1,250円+税 税抜400円+税
アミティエカード 税抜1,250円+税 税抜400円+税

上記を見てもらえば、家族カードの方が年会費が圧倒的にお得なことが分かります。

プラチナカードなんかは無料でプラチナカードがもう1枚作れることになり、別々にカードを作った場合に比べて5万円お得だということが分かります。

疑問5:家族カードの名義は?

次に家族カードを発行するに当たっての名義に関してです。

家族カードはあくまでも本会員カードが『親』、家族カードが『子』という位置づけがされていて、審査の場合も本会員の方の年収や職業が考慮されます。

ですので、名義は本会員になりそうですが、名義は家族カードを作る人の名義となります!

つまり、例えば、カードを利用した時にサインをする場合は本会員の方は自分の名前をサインし、家族カードを持っている家族もサインは自分の名前でOKということです。

疑問6:家族カードの暗証番号は?

次に家族カードの暗証番号についてです。

家族カードはいってしまえば、本会員がプラチナカードを所持していれば、18歳の大学生でも審査無しでプラチナカードを持てるという脅威のサービスです。

ですので、暗証番号は『親』である本会員と同様になると思うかもしれませんが、家族カードは本会員の暗証番号とは別の番号を任意で決めることができます。

しかし、暗証番号は申し込みの際に申請する必要があり、家族カードを申し込む際は必ず本会員の方が会員サイトに行って申し込むか、本会員がカードを発行する際に一緒に発行する必要があるので、暗証番号を知られたくない場合は、暗証番号の入力画面になった時に自分で入力する必要があります。

疑問7:カードの利用明細は?

「何にお金を使ったか知られたくない!」という人もいると思います。

基本的に利用明細はまとめられて本会員の方に送られます。

しかし、WEB明細の場合は本会員、家族会員と別々にしているクレジットカード会社もあり、自ら設定することでカードを何に利用したか知られずにカードを利用することができます。

疑問8:ポイント、マイルは貯まる?

家族カードも本会員と同様のサービスを受けることができるので、例えば本会員がポイント2倍になるサービスでは家族会員もポイントが2倍でカードを利用することができます。

クレジットカードを利用して獲得したポイントやマイルは本会員のポイントとしてまとめて付与されるので、本会員としては効率よくポイントが貯められるようになるということです。

疑問9:引き落とし口座はどうなる?

「家族カードでクレジットカードが使えるのは良いけ、学生だから収入がない」という方もいると思いますが、家族カードで利用した分の請求金額は全て本会員の登録口座から引き落としがされます。

ですので、家族カードを持つ方に収入がなくても構わないのですが、本会員と家族会員の方で利用額などについて事前に話し合っておく必要があります。

2.家族カードはどういう人に向けて発行されているのか?

家族カードはどう言う人向けに発行されているのか?についてですが、大まかに分けて

  • カードが発行できない人
  • 家計をまとめたい人
  • 本会員と同じサービスを受けたい

という3つの方が対象になっています。

カードが発行できない人でも家族カードなら発行ができる

家族カードは全て『本会員』の方に依存するので、例えば審査を行なう場合でも年収や職業、支払実績などは全て本会員の情報が基準になります。

ですので、家族カードを発行する方が主婦であっても、無職の親であっても家族カードを持つ人の年収などは関係がありません。

過去に支払いの支払いを遅延しすぎて、クレジットカードを強制退会させられ、クレジットカード会社から『ブラック』という扱いをされている人でも、家族カードの場合は本会員の情報が審査にかけられるので、家族カードを作る人の経歴は関係ありません。

本会員がクレジットカードを発行する時に一緒に家族カードを申し込む場合は別ですが、本会員がクレジットカードを発行した後に追加で発行する場合は、すでに本会員の方はクレジットカードの審査に通過しているということなのでほぼ100%家族カードを発行することができます。

※ただし、本会員の方がクレジットカードで支払の遅延などをしていると再審査が行なわれる可能性があるので注意しましょう。

ですので、例えば

  • 「子供が生まれたばかりで職に就いてないで収入がない」
  • 「専業主婦で収入がない」
  • 「学生で部活に専念しているためクレジットカードが作りにくい」

というような方にたいしても本会員の方が『親』となり家族カードを発行することができます。

特に専業主婦の方などは家計をクレジットカード利用にすることでクレジットカードのポイントを効率的に貯めることができます。

家計をまとめたい方

家族カードのクレジットカードの引き落としは本会員の登録口座からおとされるので、家計を管理しやすくなります。

また、特別な手続きをしない限り請求明細もまとめて本会員の方に送られてくるので、本会員のクレジットカード、家族会員のクレジットカード共に何に使用したかがまとめて分かります。

ですので、自分の子供が学生の場合などは安心してカードを持たせることができます。

同じグレードのサービスを受けたい方

家族カードのカードグレードは本会員のグレードと同じものが発行されます。

本会員がゴールドなら、家族カードもゴールド。プラチナカードならプラチナカード。ブラックカードならブラックカード。など、通常だと審査が厳しいカードでも家族カードなら本会員の『子カード』として発行することができます。

ゴールドカードなら年収500万円、プラチナカードであれば年収1,000万円がある種の基準とされているので、それらのカードが審査無しで持てるということはとんでもなくお得なことですが、それに加えて同じ待遇のサービスを受けることができます。

後にご紹介しますが、例えばゴールドカードで全国の空港ラウンジが利用できる場合は、家族カードでも同じサービスを受けることができます。

つまり本会員の方がゴールドやプラチナならば、学生でも主婦でも空港のラウンジを無料で使用できるようになるということです。

3.家族カードはどういう使い方をすればいいの?

家族カードの使い方は基本的には普通のクレジットカードと同じでOKです。

  • 各社が行なっているポイントサービス
  • 提携店でのポイントボーナス
  • 各種付帯保険

などは全て『親』である本会員と同じ待遇を受けることができます!

その中でも最も有効な使い方としては、家族カードを利用している方の生活費をクレジットカード利用にするという方法です。普段現金で支払っているお金をクレジットカードで支払うことによって様々なメリットがあります。

ポイントが効率よく貯まる

家族カードであってもポイントは貯まり、そのポイントは本会員の方にまとめて付与されます。

例えば本会員の方の月額利用料金が10万円、家族会員の月額利用料金が10万円の場合、ポイントは毎月2倍のスピードで貯まっていきます。

無理矢理カードを使う必要はなく、あくまでもいつも利用している固定費や食費などを現金払いからクレジットカード払いにすることで効率よくポイントを貯めていくことできます。

クレジットカード会社によっては利用金額によってボーナスポイントも付与されるので積極的にクレジットカード払いに切り替えていきましょう。

本会員のクレジットカードが成長する

家族会員がクレジットカードを利用していくと、本会員の「クレジットヒストリー」が成長していきます。

【クレジットヒストリーとは】

今までクレジットを利用してきた履歴の事を指します。毎月定期的に利用して、延滞も無ければ良い履歴ですし、逆に、延滞ばかりでは悪い履歴になります。それ以外にも、延滞ばかりしていると通常は強制解約されますので、あまり使用しなくて長年持ち続けているだけでも、プラスの履歴と言えるでしょう。

このヒストリーは、情報の良い・悪いで、クレジットカードが新規に作りやすくなったり、作りづらくなったりと、審査に大きく影響します。

家族カードの『親』は本会員なので、家族カードを利用している人のクレヒスは成長しませんが、本会員のクレヒスが成長していきます。

例えば、本会員だけで月に10万円のクレジットカード利用している場合と、家族カードと本会員カードで合わせて月に20万円のクレジットカード利用をしている場合ではクレヒスの育ち方が全く違います。

月に20万円のクレジットカード利用をした場合、年間で240万円のカード利用で、年間240万円のクレジットカード利用している人はクレジットカード会社から「この人はカードを多く利用してくれるし、支払いもキチンと行なってくれる」という評価をえるこができればプラチナカードやブラックカードへのアップグレードのインビテーション(招待状)が届きます!

クレジットカード会社は、クレジットカード利用をしてくれる人を優遇するので、本会員ひとりでカードを利用するよりも、家族カードを発行した方がクレヒスの成長は早くなります。

クレヒスが成長するメリット

クレヒスが成長するメリットはクレジットカード会社からグレードの高いカードのインビテーションが来るだけではありません。

「この人は利用額も多いし、キチンと支払いを行なってくれる」というクレヒスの情報は『信用情報機関』という第三者機関に保存されています。

『信用情報機関』は国から指定を受けて個人情報を取り扱っている機関で、例えばあなたが複数のクレジットカード会社にカードを申し込んだ場合、それぞれのクレジットカード会社は審査の際に『信用情報機関』のクレヒスを参考にすることができます。

つまり、1つのクレジットカードでクレヒスを作ることは、社会全体でのあなた自身の『信用度』を高めることに直結します!しかもクレヒスはクレジットカードだけでなく

  • 車のローンの審査
  • 住宅ローンの審査
  • 賃貸契約の審査
  • 銀行借入の審査

など、お金に関する審査の際に利用するため、クレヒスを成長させると各種の審査の時にスムーズに手続きを行なうことができます。

家族カードのメリット

次に家族カードのメリットについてご紹介します。

ここまでの家族カードの紹介で、いくつかメリットが理解できたかと思いますが、まとめとしてご紹介します。

メリット1:年会費が安い

ほとんどクレジットカード会社は家族カードの発行の1枚目は無料発行、初年度年会費無料であることが多くなっています。

また、翌年度からの年会費も本会員の年会費に比べて圧倒的に安い場合がほとんどです。

先ほどもご紹介した通り、三井住友VISAカードの例を見てみると一目瞭然でしょう。

カード種類 本会員の年会費 家族会員の年会費
三井住友プラチナカード 税抜50,000円+税 無料
ゴールドカード 税抜10,000円+税 1人目無料
2人目から税抜1,000円+税
プライムゴールドカード 税抜5,000円+税 1人目無料
2人目から税抜1,000円+税
エグゼクティブカード 税抜3,000円+税 税抜250円+税
クラシックカード 税抜1,250円+税 税抜400円+税
アミティエカード 税抜1,250円+税 税抜400円+税

カードを2枚別々に持つ場合と、本会員と家族会員にして持つ場合では、年間にかかる維持費に雲泥の差があります!カードのランクが高くなればなるほどそれはハッキリとしてきます。

三井住友VISAカードのゴールドカードでは年会費初年度無料、翌年度からは1,000円という破格です。ゴールドカードで受けられる待遇を考えると有り得ないほどお得になっています。

メリット2:カード審査無しでクレジットカードが持てる

家族カードを発行する際のカード審査は本会員がクレジットカードを発行できていればほぼ100%発行することができます。

  • 「主婦だから審査に通らないかも…」
  • 「学生だから審査に通らないかも…」
  • 「無職だから審査に通らないかも…」

という場合でも本会員がカードを発行できているのであればOKです。

クレジットカード会社からすると、家族カードを持つ人のスペックではなく、本会員のスペックが重要なのであり、本会員がカードを発行できている時点で審査が通過していると考えて問題ありません。

しかし、クレジットカードを最初に発行した本会員が支払いの遅延などを繰り返し行ない、クレジットカード会社からの信頼を低下させている場合は再度審査がある可能性があるので注意してください。

メリット3:高ランクのカードが持て、同じ待遇を受けられる

家族カードを発行する場合、家族カードは本会員が発行しているグレードのカードと同じカードが発行されます。

例えば本会員がゴールドカードを発行しているのであれば、家族カードもゴールドカード、プラチナカードを発行しているのであればプラチナカードという風に、同じカードを持つことができます。

例えば、特定のクレジットカード会社のゴールドカードでは

  • 海外、国内旅行保険
  • ショッピング安心保証
  • 空港ラウンジ無料利用

などのサービスが受けることができます。

家族会員は年会費が安い上に本会員が受けられるこれらのサービスを全て受けることができます!

メリット4:ポイントが貯まりやすい

これも先にご紹介しましたが、家族カードを発行することで普段使っている出費をクレジットカード払いにすることでクレジットカードのポイントを貯めることができます。

もちろん本会員と同様にクレジットカード会社が取り扱っているポイントサービスを受けることができるので、家族会員でも「○○店舗でクレジットカードを利用すればポイント2倍!」などのポイントサービスを受けることができます。

特に最近ではネットショップと提携しているクレジットカード会社が多く、例えばAmazonや楽天市場でクレジットカード利用すると、Amazonポイント+クレジットカードのポイントが貯まるといったケースが多くあります。

ですので、家族カードを利用していく中で普段何気に使っていた出費がポイントに変わっていくと考えると年間で見ると数万円の大きいポイントになる可能性があります。

家族カードのデメリット

じゃあ一方でデメリットは何なのか?についてご紹介します。

これは家族カードを持つ方は絶対に知っておくべきことですので、よく読んでいただければと思います。

デメリット1:利用限度額が共有される

まず最初のデメリットは利用限度額が共有されるということです。

あくまでも家族カードは『子』で本会員が『親』なので、家族カードの利用限度額は本会員の利用限度額を共有されます。

例えば利用限度額が50万円の場合

  • 家族カード=利用限度額50万円
  • 本会員=利用限度額50万円

ではなく

  • 家族カード+本会員合わせて利用限度額が50万円

ということです。

つまり、家族会員が利用限度額を使い切ってしまえば本会員はクレジットカードを利用できなくなるし、その逆も同じです。

ですので、家族カードを持つ人と、本会員の人との間で「あなたは○○万円までの利用でとどめていてね」予め話し合っておく必要があります。

デメリット2:信用は本会員に依存する

家族カードは本会員の信用を元に発行されています。

ですので、メリットの分では本会員に信用があれば主婦や学生、フリーターでも家族であれば収入がなくてもカードを発行することができますが、裏を返すと本会員の信用が失墜してしまうと、家族カードも利用できなくなる可能性があります。

例えば、本会員の方が支払いの遅延を繰返してしまいクレジットカードの利用が制限されたり、強制退会させられた場合は家族カードを利用している人も強制的にカードが使えなくなります!

家族カードを使っている方がどんなに優良にカードを使っていても本会員の信用がなくなってしまえば『子』である家族カードを使っている方にも影響が及びます。

ですので、利用限度額を含め、支払いや利用額についてはキチンと話し合ってルールを決めて計画的にクレジットカードを利用していく必要があります。

デメリット3:同じ口座からの引き落とし

これはデメリットというよりも注意点ですが、家族カードの請求金額と本会員の請求金額の引き落としは同じ口座から行なわれます。

引き落とされる口座は本会員が登録している銀行口座です。

ですので、やはり家族カードを発行する場合には、カードを利用する方と本会員の方とは事前に話し合い、お互いの認識のズレがないようにすることが必要になってきます。

ただし、クレジットカードによっては申請によって口座を別々に分けられるカードもあるので、必要に応じて利用していきましょう。

デメリット4:家族会員のクレヒスは貯まらない

家族カードを利用している人のクレヒスは成長しません!

クレジットカードを発行している人はあくまでも『親』である本会員でなので、支払い履歴や利用金額はすべて本会員の実績となります。

例えば、本会員がプラチナカードの持ち主で、家族カードでプラチナカードを発行したとします。メリットとしては満18歳であれば家族カードを発行できるので、本来35歳以上の人しか持てないプラチナカードでも家族カードであれば18歳でもプラチナカードを持つことができます。

その後、家族カードで数年間プラチナカードを利用したとしても、家族カードである限り「プラチナカードを所有したことがある」ということは実績にはなりません。

クレジットカードを頻繁に利用しても、支払い口座は本会員の口座から引き落とされるので、支払い実績も家族カードを利用している方ではなく、本会員の方につきます。

ですので、家族カードを解約して、新しくカードを作ろうと思った時に、家族カード分のクレヒスは成長していないので、通常通りの審査基準で行なわれます。

「過去に家族カードでプラチナカードを持ったことがあるから、ゴールドカードの審査くらい通るだろう」ということは無いということです!

もし長期的目線で考えて自分でカードの取得を考えている方は家族カードに依存しすぎるのはデメリットと言えます。

  • 住宅ローンの審査
  • 車のローン審査
  • クレジットカード発行の審査

などでは

「ローンしたことがあるか?」
「クレジットカードを使ったことがあるか?」

ということは審査の基準として重要な情報となっており、例えば家族カードを40歳まで使い続けて、自分が本会員としてクレジットカードを持ったことがない人が、本会員としてクレジットカードを申し込んだ時には「この人は40歳までクレジットカードを作ったことがないのか。支払い能力がないのかもしれない。」という評価を受けることになります。

下記の画像はクレヒスの書類の画像です。


一番下段に過去2年間の支払状況がマークで記載されており『$』マークが一番良い評価とされています。他の支払に関してマークで下記のような表現がされています。

記号 内容
請求どおり(もしくは請求額以上)の入金があった
P 請求額の一部が入金された
R  お客様以外から入金があった
A お客様の事情でお約束の日に入金がなかった(未入金)
B お客様の事情とは無関係の理由で入金がなかった
C 入金されていないが、その原因がわからない
請求もなく入金もなかった(例:クレジットの利用がない場合)
空欄 クレジット会社等から情報の更新がなかった(例:クレジットの利用がない場合)

この中で家族カード利用時に家族会員のクレヒス付けられるマークは『ー』の「クレジットの利用がない場合」です。

支払い実績は、実査に支払っている本会員のクレヒスにつきます。ですのでクレヒスを育てたい方は、家族カードを持つ場合にも、自分が本会員として利用する他のクレジットカードを作成して利用していきましょう。

家族カードを発行できるおすすめのクレジットカード

クレジットカードの中でも家族カードが発行できるクレジットカードと、発行できないクレジットカードがあります。

ここでは家族カードを発行しているクレジットカードで、その中でもオススメなカードをいくつかご紹介します!

オススメ1:楽天カード

 楽天カード
カードブランド VISA・MasterCard・JCB
申込対象者 楽天カード会員と生計を共にする満18歳以上(高校生は除く)の配偶者、子供、および両親
家族カード年会費 無料
カード発行手数料 無料
ポイント還元率 通常:1%還元
楽天グループ:2%還元
楽天のキャンペーン時には最大10%プラス
海外旅行保険 死亡後遺障害:最大2,000万円
傷害疾病治療:最大200万円
賠償責任:最大2,000万円
携行品損害:最大20万円【免責3,000円】
救援者費用:最大200万円

1つ目は楽天カードの家族カードです。

楽天カードのメリットは下記の通りです。

  • ポイントが貯まりやすい
  • 旅行保険付帯がついている
  • 年会費無料

ポイントが貯まりやすい

楽天カードのポイントは100円で1ポイント貯まりますが、毎月の使用金額の合計でポイント付与されます。

例えば1,998円の買い物をした場合、普通のクレジットカードだと端数の98円は切り捨てられますが、楽天カードの場合は月の合計なので、98円だとしても、他の買い物の金額と合計され、無駄なくポイントに換算されます。

また、楽天市場ではポイントが通常の4倍、楽天加盟店での利用では2倍〜3倍、毎年定期的に行なっている楽天市場のセールではなんと10倍になることもあります!

楽天市場はネットショップでもトップクラスの大手ネットショップなので、欲しいものがあれば何でも揃うでしょう。学生や主婦に限らず利用しやすいポイント制度です。貯まったポイントは本会員のポイントとして付与されるので、何に使うか話し合ってみるのも楽しみの1つです。

旅行保険付帯がついている

楽天カードには海外旅行保険が付帯しています。年会費無料で海外旅行保険が付帯しているカードはそうそうありません!

しかも楽天カードはVISA、Master、JCBカードの発行を行なっており、これらのカードブランドは世界中のどこにいても通用するカードです。

特にVISAとMasterカードの世界でのシェア率は2大勢力で、他のクレジットカードのシェア率を凌駕しています。

順位 シェア率 カード名
1位 58% Visa
2位 26% Master
3位 10% 中国銀聯
4位 3% アメックス
5位 1% JCB
6位 1% ダイナースクラブ

つまり、世界のどこにいても使えるカードを無料で持つことができ、しかも旅行保険も付帯しているので、旅先で「ケータイを落とした!」「食あたりにあった!」「カバンを盗まれた!」というトラブルの際も安心して保証されるということです。

年会費が無料

楽天カードほどのスペックをもったカードで年会費無料のカードは他にはないでしょう。楽天市場という大手ネットショップがポイント4倍で利用でき、海外旅行保険が付帯していて年会費が無料のカードはほとんどありません。

いわゆるオールマイティな優等生なカードで、家族カードの発行を考えている方であれば発行するのはタダなので何のデメリットもなく、メリットしかないカードとなっています。

オススメ2:dカード

 dカード 【 dカード】
 【dカードゴールド】
カードブランド VISA、MASTER
申込対象者 dカードおよびdカード GOLD会員と生計を共にする満18歳以上(高校生は除く)の配偶者、子供、および両親
家族カード年会費 初年度無料
2年目以降400円(税抜)/枚
※前年度に本会員、家族会員どちらか一方にでもショッピング利用があれば無料
1枚目無料
2枚目以降1,000円(税抜)/枚
カード発行手数料  無料
ポイント還元率 1% ※100円のご利用につきdポイントが1ポイントたまります。
dカードポイントUPモール、dカード特約店などではさらに倍付け!
海外旅行保険 なし 傷害死亡:1億円
傷害後遺障がい:400万円~1億円
傷害・疾病治療費用:300万円
賠償責任:5,000万円【免責3,000円】
携行品損害:50万円
救援者費用:500万円
海外航空便遅延費用特約あり

次にdカードについてですが、dカードで家族カードを発行するのであれば絶対にdカードゴールドがお得です!

dカードゴールドを発行した場合は年会費が1,000円かかりますが、それだけのメリットは十分に受けることができます。

まず、普通のdカードとゴールドカードのスペックは全く異なりゴールドカードは

  • 海外旅行保険が付帯している
  • 空港のラウンジが無料で使用できる
  • 国内旅行保険、ショッピング保証がついている

という圧倒的な違いがあります。
ですので、本会員のカードがdカードゴールドの場合は家族カードの発行を検討してみましょう。

空港のラウンジが無料で使用できる

海外旅行保険については表にご紹介しているので、無料で使用できる空港ラウンジについてご紹介します。

dカードゴールドでは全国28カ所の空港のラウンジが無料で使用できるようになります。

利用できる空港ラウンジ一覧(クリックすると開きます)

国内旅行保険、ショッピング保証がついている

dカードゴールドの場合、海外だけでなく、国内旅行保険やショッピング保証の付帯しています。

ショッピング保証については

  • 「買った日に壊れた!」
  • 「自分で落として壊してしまった!」
  • 「不注意で部品を失くしてしまった!」

というように過失の有無に関わらず、90日以内であれば自己負担額3,000円で保証を受けることができます!

この安心感はショッピング保証があるカードでしか味わうことはできません!特に海外などでの買い物は不良品を掴まされた時の対処法が分からないので、ショッピング保証があると安心して買い物をすることができます。

dカードではリボ払い3回以上で購入した商品が対象で、年間の保証金額が100万円ですが、ゴールドカードの場合は支払い方法に縛りはなく、しかも年間の保証金額は300万円です!

dカードの場合は本会員の方がゴールドであればかなりお得なことが分かります。

ちなみに国内旅行保険の詳細はこちらです。

国内旅行保険の内容(クリックすると開きます)

オススメ3:三井住友VISAカード

 三井住友VISA
クラシックカード
 【三井住友VISAクラシックカード】
カードブランド VISA・MasterCard・JCB
申込対象者 三井住友VISAカード会員と生計を共にする満18歳以上(高校生は除く)の配偶者、子供、および両親
家族カード年会費 税抜400円+税
カード発行手数料 無料
ポイント還元率 通常:0.5%還元
「ポイントUPモール」「ココイコ!」でポイント2倍〜20倍!
海外旅行保険 死亡後遺障害:最大2,000万円
傷害疾病治療:最大50万円
賠償責任:最大2,000万円
携行品損害:最大15万円【免責3,000円】
救援者費用:最大100万円

次に三井住友VISAカードについてです。

三井住友VISAカードには様々な種類のカードがありますが、三井住友VISAカードも楽天カードと同様にスペックがオールマイティで日常生活に非常に使いやすいカードとなっています。

この記事の最初の方にもご紹介しましたが、三井住友VISAカードのカード種類と年会費は下記の通りになっています。

カード種類 本会員の年会費 家族会員の年会費
三井住友プラチナカード
税抜50,000円+税 無料
ゴールドカード
税抜10,000円+税 1人目無料
2人目から税抜1,000円+税
プライムゴールドカード
税抜5,000円+税 1人目無料
2人目から税抜1,000円+税
エグゼクティブカード
税抜3,000円+税 税抜250円+税
クラシックカード
税抜1,250円+税 税抜400円+税
アミティエカード
税抜1,250円+税 税抜400円+税

 

プラチナカードが『無料』という脅威のカードなので

  • 家族カードを発行▶︎本会員のクレヒスを一緒に育てる▶︎プラチナカードゲット▶︎家族でプラチナカード

というルートも狙えるカードです。

「プラチナカードは別にいらない」という方でも、三井住友VISAカードは「ポイントUPモール」というサービスを行なっており、Amazonや楽天市場を始めとする有名ネットショップで買い物をするとポイントが2~20倍付与されるサービスを一年中行なっています!

ですので、買い物をメインに考えている方にはイチオシのカードです。

三井住友VISAカードで買い物をしていれば、必然的に本会員のクレヒスが成長していき、三井住友VISAカードから「ゴールドカード(もしくはプラチナカード)を作ってくれませんか?」というインビテーション(招待状)が届きます。

ゴールドやプラチナに格上げされると

  • 空港ラウンジの無料化
  • コンシェルジュサービス
  • 保証制度の充実
  • ゴールド、プラチナ会員限定サービス

など様々なVIP待遇を受けることができます!

三井住友VISAカードのゴールドカードやプラチナカードはクレジットカード業界のなかでもトップクラスな高貴なカードなので1枚持っておけばそれだけで社会的信頼を得ることができます。

家族でグレードの高いカードを狙う場合は三井住友VISAカードが最適です。

オススメ4:ライフカード

 ライフカード  【ライフカード】
カードブランド VISA・MasterCard・JCB
申込対象者 三井住友VISAカード会員と生計を共にする満18歳以上(高校生は除く)の配偶者、子供、および両親
家族カード年会費 無料
カード発行手数料 無料
ポイント還元率 通常:0.5%還元
L-Mall(エルモール)で最高3.3%までUP!
海外旅行保険

「高い還元率でポイントがつくなら他は何もいらない!」という方はライフカードがオススメです!

ライフカード限定で利用できる「L-Mall」というサービスがあり、L-Mallで得られるポイントは最大で25倍という驚異的な数字です!

「L-Mallってなに?品揃えはいいの?」という疑問があると思いますが、いくらポイントの倍率が良くても品揃えが悪ければ何も意味が無いですよね。

L-Mallとは、ライフカードが運営するショップではなく、Amazon楽天市場などの超大手のネットショップとライフカードが提携しているショップの総称です!

ですので、「L-Mallに欲しいものがなかった!」というのはほぼ有り得ません。

通常そのままAmazonや楽天などのネットショップにアクセスするとことろを、ライフカードの会員サイトの「L-Mall」を介してアクセスすることで、ネットショップ側は「あ、この人はライフカード会員なんだ」と認識し、ボーナスポイントが付与される仕組みです。

dカードは発行から1年間はポイントが1.5倍になり、それらはL-Mallを利用している際にも上乗せされます。そうなった場合のポイント獲得倍率はクレジットカード業界でも最高水準です!

貯めたポイントの有効期限も最大5年間と長く、ポイントは

  • ANAマイル
  • Amazonギフト券
  • 電子マネー、Vプリカ

など様々な使い方ができるのでポイントをメインに貯めていきたい方にとっては最適のカードです。

ポイントは本会員に集約されて貯まるので、業界最高水準の倍率のカードを家族で利用した場合のポイントの貯まるスピードは計り知れません!

家族カードのオススメまとめ

家族カードのおすすめをまとめると

【楽天カード】

保険からポイントまで幅広くメリットがあるカード。使いやすく、知名度も高いため安心して使えるカードです。

【dカード】

dカードゴールドがお得です。海外、国内旅行保険、ショッピング保証、ラウンジ無料サービスなどが利用できるため、家族で旅行に行く方や、単身で旅行に行く方、高い買い物をする方にオススメです。

【三井住友VISAカード】

楽天カードと同じく、保険、ポイントシステムが充実しており、隙のない非常に使い勝手の良いカードです。三井住友銀行系列のため、クレジットカード業界でもランクの高いカードとされており、プラチナカードはクレジットカード業界でもトップクラスで高級なカードです。 最終的に家族でグレードの高いカードを所持するのであれば三井住友VISAカード一択です。

【ライフカード】

保険や特別なサービスがついていない代わりに業界最高水準のポイント倍率が得られるカードです。「とにかく買い物にだけクレジットカードを使う」「ポイントが貯まれば良い」という方はライフカードがオススメです!

最後に

家族カード最大のメリットは審査無しで発行できるにも関わらず、本会員と同等グレードのカードが発行できることです。年会費も安いのでカードが作り辛い人にとっては非常にメリットが大きいサービスです。

引き落とし口座が一緒になったり、利用限度額を共有するといった特殊なカードですが、家計をまとめるのには最適なカードで、家族全体でポイントを貯めることができるので、現金生活をしている家族がいたら、支払いをカード生活に変えることで支払った金額分のポイントを損なく獲得することができます。

利用金額が増えれば本会員のクレヒスが成長し、グレードの高いサービスの充実したカードを発行できるようになり、その家族も同様にグレードの高いカードが持てるといった相乗効果が得られます。

特に年会費が無料の家族カードに関しては発行するだけでは損はしないので、迷っているのであればとりあえず発行して、不要であれば解約するのも1つの方法です。

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