お店や駅、インターネットなど、いたるところで見かけない日がないほどの「電子マネー」という文字。

あなたはもう利用していますか?

実際に利用している人はたまに見かけるけれど、「自分は使ったことがない」「身の回りに使っている人がいない」という方も多いのではないでしょうか。

私も実際にそうでした。電子マネー(Suicaを除く)デビューをしたのはごく最近で、電子マネーの世界についてまだ実態を掴めていないところがあります。

そもそも電子マネーって何?どんなことができるの?という基本から始め、メリットとデメリットを踏まえた上で自分のライフスタイルをよりお得に快適にしてみませんか?

電子マネーを利用することによるメリットとデメリットを整理してみたいと思います。

その前にまずは、電子マネーの種類についてご紹介します!


電子マネーの種類をざっくり紹介

1.楽天Edy(エディ)/ nanaco(ナナコ)/ WAON(ワオン)

こちらの電子マネーはプリペイド式のカードとなります。

楽天Edyは日本でもっとも広く利用されている・利用できる電子マネーで、店舗だけでなくタクシーなどでも利用が可能。利用に応じてポイントやマイルが貯まることからも、人気を集めているようです。今後も大きな発展が期待できそうな一枚です!

nanacoコンビニのセブンイレブン、スーパーマーケットのイトーヨーカドーなどで利用できる電子マネーです。おサイフケータイ、スマホアプリにも対応しているため、カードを所持しなくても利用できるところが魅力です。それぞれ特色があるコンビニの中で「セブンイレブンが一番好き!」という方もよく見かけます。ポイントも貯められるので、セブンイレブンユーザーの方は持っていて損はない電子マネーでしょう。

WAONはイオングループのスーパーマーケットを始め、コンビニではファミリーマート・ローソン・ミニストップ、飲食ではマクドナルドや吉野家、その他ガソリンスタンドなど、幅広く利用できる電子マネーとなっています。クレジットのイオンカードと組み合わせることでオートチャージが可能となります。

2.Suica(スイカ)/ PASMO(パスモ)

こちらは日常的に利用されている方も多いのではないでしょうか。電車に乗るときに改札を「タッチ&ゴー」できる便利な電子マネーですね!もちろんバスでも利用可。

こちらもプリペイド式で、交通機関以外の店舗などでも幅広く普及しています。こちらも各種クレジットカードを併用したオートチャージ機能を利用可能。交通機関を利用していて、とっさの時に役立つ嬉しい機能かもしれません。

3.iD(アイディー)/ QUIC Pay(クイックペイ)

こちらの2つは上記のものと違って、利用の都度決済が行われる、ポストペイ(後払い)型です。利用に応じて登録した自分の銀行口座から後日引落しが行われます。

いわばクレジットカードの ”タッチ版” なるものでしょうか。よって対応しているクレジットカードを持っていることが条件となります。

全国のコンビニ、スーパーマーケット、飲食店、日用品、家電、宿泊やレジャー、タクシーなど、数えだしたらきりがありません。ポイントやマイルを貯めることもできるので、ちょっとした日常のお買い物にも重宝します。

なおiDはポストペイだけでなくプリペイドも可能となっています。

 

 

電子マネーのメリット

1.支払いがスムーズ

電子マネーの最大のメリットとしてあげられるのが、「支払いのスムーズさ」ではないでしょうか。お買い物のたびにお財布を出して広げることが日に何回もあれば面倒に思えてきます。ましてや荷物が重かったり多かったりする時にお財布をガサゴソと探さなくて良いというのは非常に魅力的に思えます。

また特に急いでいる時などは、自分の支払い作業だけでなく、お店で会計をしてくれる人にも「急いで〜!!」と思ってしまうこともあります。そのような時にカードや携帯・スマホひとつでさっと支払いを済ませられるのは、両者にとっても円満な解決法ですね。

 

2.小銭が減るので財布がスマートに

「あと10円あったら…」「あと1円あったら…」というたった少しの小銭不足により、大きなお金(お札)を出してお釣りがじゃらじゃら、お財布ぱんぱん、という経験は誰もがお持ちなのではないかと思います。特にお財布をお尻のポケットに入れることが多い男性に関しては、お財布はスマートにしておきたいというのが本音なのではないでしょうか。

このようなちょっとした出来事も日常で積もり積もれば、ストレスになってしまいます。電子マネーを携帯することによってそのようなストレスから解放される部分が大いにあります。

 

3.全国各地のあらゆる支払で利用できる

電子マネーの種類にもよりますが、主要コンビニやスーパーマーケット、飲食や日用品、タクシーや交通などなどで利用できるとあれば、もはや日本全国対応と言えます。

アジアのいくつかの国でも利用可能な店舗が続々と展開されているようです。現金を持ち歩かなくても生活できる時代はすぐそこかもしれません。

 

4.ポイントが貯まる

こちらも非常に魅力的であり、電子マネーの利用を始めるきっかけとなる要素なのではないでしょうか。何より日常のちょっとしたお買い物でポイントが貯まるというところが良いですよね。

ポイントはマイルに移行できたり、提携クレジットカードのポイントに移行できたりと、利用方法も多岐にわたります。また、貯めたポイントを支払いに使うこともできるので、「使って貯まる」「貯まったら使う」というような、良い循環が生まれそうです。

 

5.スマホ1台で管理できる

少し前までは「おサイフケータイが使えないからスマホにしない」とスマホにすることを頑なに拒否している人が私の周りにたくさん見られました。私はおサイフケータイは利用していなかったので、そんなに便利なんだなぁと想像するだけでしたが、電子マネーを利用し出してからはその便利さが身に沁みています。

でも時代は刻々と変わるようで、ほとんどの電子マネーがスマホ対応になっているようです。

以下がスマホ対応の電子マネーです。

  • 楽天Edy
  • nanaco
  • WAON
  • Suica
  • iD
  • QUIC Pay

もう、ほとんどすべてですね!

スマホで利用する際には専用のアプリをダウンロードすることが必要になります。アプリによってスマホと電子マネーを紐付けすることによって、電子マネーのようにスマホをタッチするだけで支払いができるようになります。「おサイフケータイがなくちゃヤダ!」という方でも、スマホを持つという選択肢が広がるのではないかと思います。

 

電子マネーのデメリット

1.セキュリティに弱い

電子マネーの便利さは上記でご紹介してきましたが、当然ながらその一方ではデメリットも備えています。

電子マネーのセキュリティの弱さにつけこまれる被害として、「スリ」が多発しているようです。これは従来のイメージのような、カードや携帯電話・スマホを盗られるというような物理的なことではなく、自分の電子マネーを勝手に利用されて決済されてしまうという電子的なスリです。時代は変わるものですね。

これまでにもクレジットカードの「スキミング」と呼ばれる、クレジットカードの情報を抜き取って新しいクレジットカードにコピーして利用するという犯罪がありましたが、電子マネーの場合はここまで手が込んだものではなく、電子マネーに近づけるだけで決済されてしまいます

(そもそも電子マネーはクレジットカードよりも高度な暗号で作られており、現時点では電子マネー情報を複製されるという被害は出ていないそうです。あくまでも現時点では、ですが…。)

具体的な方法としては、満員電車や人が多く密着していても不自然ではない環境にて、インターネットショッピングなどを電子マネーで決済するように設定しておき、あとは不特定多数の人の”電子マネーがありそうな場所”に端末を近づけて決済するというものです。

防衛策としては、「スキミング防止カード」と電子マネーを一緒にしておく、「スキミング防止ポーチ」に入れる、などがあります。またはスマホの場合は電子マネーロックをかける設定もできますが、電子マネー利用の都度ロック解除が必要になり、電子マネーの便利性が意味をなさなくなります。

2.補償が無い?

では万が一電子マネーを紛失してしまっり盗難にあってしまったらどうすれば良いのでしょう?

ちなみにクレジットカードの場合は不正利用が分かって利用停止の連絡をしてからさかのぼって60日間は補償対象として見てくれているようです。

この記事でご紹介したプリペイド型の電子マネー(楽天Edy、nanaco、WAON、Suica、PASMO)のうち、実は楽天Edyを除くすべてが、紛失・盗難時の補償を受けることが可能です!

ただしその電子マネーカードを発行するときに氏名や住所・電話番号などの所有者情報を登録してあり、カードに記名がされていることが補償対象となります。

ただしクレジットカードの補償とは異なり、利用停止した時点でのポイントやチャージ残高が新たなカードに引き継がれることとなります。

上記に挙げた電子マネーの「スリ」は、所有者本人が気付きづらいような少額の決済で行われることが多いそうです。常に利用履歴や残高を意識しながら利用することをおすすめします。

なお、ポストペイ型の電子マネー(iD、QUIC Pay)については後払いですので、クレジットカードと同様に60日間までさかのぼって補償の対象としてくれます。

 

3.使いやすいメリットが逆にデメリット

電子マネーを利用し始めて日が浅い身として感じたことは、「使いやすすぎて、使いすぎてしまう!」という点です。特に疲れている帰り道や荷物が重い時などの買い物は、すぐさま電子マネーに頼ってしまいます。

またプリペイド・ポストペイどちらでも言えることですが、その都度お金を出している感覚が薄れてきますので、気付いたら使いすぎていた、ということもあります。

しかしそれはあくまで自己管理の問題ですのでデメリットとは言えないかもしれませんが、そういう特性もあるということを考慮していただければと思います。

 

4.電子マネーにチャージすると払い戻しできない

基本的に電子マネーにチャージしたお金は払い戻しすることはできません。ただしSuicaやPASMOは210円の手数料を払うことによって払い戻しが可能なようです。

電子マネーに高額のチャージをしてしまってから不都合が起きないよう、チャージ額は慎重に考えることが重要であります。

 

5.電子マネーの種類が多い?

上記に電子マネーをご紹介してきましたが、「こんなにあるの?」と感じられましたか?

それとも、「なんだ、こんなもんか」と感じられましたか?

私は後者でした。電子マネーの世界を掘り下げる前はまさに未知の領域で、全体像が把握できていませんでしたが、プリペイドかポストペイか、どのようなお店やシーンで活躍するのかという点で種類分けをしてみると、案外シンプルな世界でした。

その上でご自身のライフスタイルに最適な電子マネーを、という視点であれば、選択肢は絞られてくるのかと思われます。

ただ、それをクレジットカードと併用することを考える場合には、複雑になってくるのも確かです。

Suicaをはじめとする交通系の電子マネーは日常的に利用されている方も多いと思われます。まずはその電子マネーを交通以外の店舗などでも利用することから始めてみても良いかもしれません。

 

6.残高の把握がしにくい

プリペイド型の電子マネーを使う際にはいつも、あとどのくらい利用できるのかという残高が気になるものです。交通系電子マネーは改札を通る時や駅の券売機などで残高確認ができますが、それでも物足りないという方は、「電子マネービューアー」といった類の機器を持つことによって好きな時好きな場所で確認することができますが、残高確認のためだけに購入するというのも今一歩気が引けます。

店舗で利用する際には基本的にレシートに残高が記載されるようですが、使う前に残高確認したいという時もありますよね。そのようなときにはレジで店員さんに調べてもらうという手段もありますが、毎回のことだとちょっと手間に感じてしまいます。

おサイフケータイ対応の端末であれば、NFCというマークの部分にカードをかざすだけで残高表示してくれるというアプリ「マルチ残高リーダ」というものもあるそうです。このアプリ、無料というのが嬉しいところです。

また、スマホを電子マネー化している場合は専用のアプリ(SuicaならばモバイルSuica、WAONならモバイルWAONなど)をダウンロードしているかと思われますので、そちらのアプリで確認することが一番手間がかからないかもしれません。

 

7.「電子マネー払いで」と言わなければいけない

たとえば店舗で電子マネーを利用する際、「電子マネーで払います」と申告する必要があります。

店員さんによっては電子マネーの支払い方法を熟知していない場合もありますので、対応してもらうのに手間取る可能性もあります。

以上、電子マネーを利用する際に知っておくべきメリット・デメリットについてご紹介しました。

 

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