クレジットカードは、手元に現金がなくても買い物することのできるとても便利なカードです。

しかし、中にはクレジットカードは一切使わず、私は現金派、という方もいらっしゃるかと思います。果たしてどちらがより理にかなった支払い方法なのでしょう。

そんなわけで、今回はクレジットカード払いと現金払いによるそれぞれのメリット・デメリットを徹底的に比較してみたいと思います。

クレジットカード派の人も、現金派の人も、今まで特に気にしてこなかった人も、これを読んで、どちらがより自分のライフスタイルにあったお金の使い方なのか参考にしてみてください。

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クレジットカード払いのメリット・デメリット

メリット1.ポイントやマイルが貯まる

クレジットカード払いのメリットを挙げて、真っ先に思いつくのがこれですね。

クレジットカードには年会費無料のものから有料のもの、一般カードにゴールドカードと様々な種類のものがラインナップされています。そのほとんど全てにおいて、カードで利用した金額に応じてポイントやマイルが付与されます。

ポイントの還元率はクレジットカードによって違いますが、カード会社はユーザーを獲得するために、ユーザーがお得になるようなポイントサービスを展開していることが一般的です。

例えば、クレジットカードで1,000円の買い物をすると1ポイントのポイントが付与され、これを1,000ポイント貯めると10,000円の商品券として還元されるとします。この場合、還元率は100万円の利用で10,000円の還元ですので、ポイント還元率は1.0%ということになりますね。

また、クレジットカード利用額が年間で一定額以上になると、翌年からボーナスポイントが付与される、なんてサービスも多いです。これは現金払いにはないメリットと言えます。

さらにクレジットカードの種類によってはキャッシュバックが用意されていたり、航空会社のマイレージプログラムと提携し、飛行機に乗っていないのにマイルが貯められるというサービスも存在します。

私たちは生活のために物を買い、食事をし、電気やガス、水道を使うために必ずお金を支払いますが、こういった必要経費もクレジットカードで支払いが可能です。しかも本来は得られないポイントやマイルを得ることができる訳ですから、これは大きなメリットとなるでしょう。

メリット2.クレジットカードに特典や旅行保険が付与される

これも現金払いでは得られないメリットの一つです。カードによってはガソリンの割引が受けられたり、空港でのラウンジが無料で使えたりなどの特典が付与されることが多いです。

特に割引に関して言えば、単純に現金払いの人よりも安く対象商品を手に入れられるわけですので、圧倒的にお得ですよね。

また、保険も大きな存在です。クレジットカードには、国内/海外旅行に行った際の各種保険やショッピング保険が付帯されているものが多く存在します。

旅行保険は、一般的に年会費が高いもののほうが手厚い保険になっていることが一般的ですが、年会費無料でも必要十分な保険が用意されているクレジットカードもあります。

ショッピング保険は、万が一クレジットカードで購入した商品が破損したり盗難にあったりしてしまった場合に、保険でその損失を補ってくれるものです。

購入した電子機器を壊してしまったという場合、カードであれば修理代を補償することなんかも可能ですが、現金払いではこうはいきません。

クレジットカード払いであれば、こういった様々な安心を手に入れられるということになります。

メリット3.キャッシュフローが効率的

クレジットカードの支払い方法はちょっと特殊です。

現金払いの場合には支払いをすればすぐ手元からお金が無くなりますが、クレジットカード払いの場合には支払いをした瞬間ではなく、カード会社の請求日に使った分だけまとめて銀行口座から引き落とされるようになっています。つまり、支払いを先延ばしできるということですね。

どうしても購入したいものがあるけど、給料日前で金欠状態なんて場合でも、クレジットカードがあればその場で購入可能です。

この法則は、支払は遅らせて、収入は早める、というキャッシュフロー効率化の基本原則に沿ったもので、しかも金利手数料は一切かかりませんから、有効に活用することができます。たとえば、クレジットカードを利用して支払いを少しでも先延ばしにした場合、カードの引き落としまでの間は預金口座にお金が多く存在することになります。

その口座には利息がつきますから、理論的に得になる、という考え方ですね。またクレジットカードは一括払いの他に、2回払いやボーナス払いといった様々な支払い方法があるため、それらを利用すれば支払いを最大半年以上も先に先延ばしすることが可能になります。

メリット4.信用情報を蓄積できる

クレジットカードを利用した履歴は、個人信用情報機関に保存されます。

そのため、普段からクレジットカード払いを率先している人は、社会的に信用力のある人物と評価されるようになります(利用額を遅滞なく払っている人に限りますので注意してください)。そのためカード利用歴が良好であれば、ローンなどを組む際に、審査に通りやすくまた低利でローンを組むことが可能になります。

最近では携帯電話購入時に割賦契約を結ぶことが多くなっているので、そこでも個人信用情報が蓄積されるようです。

ただし、携帯電話だけでは十分な信用情報には足らない場合も多いですので、カード利用歴によって信用情報を磨くことには大きなメリットになると言えるでしょう。

メリット5.ATM手数料/外貨が必要ない

クレジットカード払いは現金を持ち歩く必要がありませんので、銀行ATMの利用回数も減るということになります。

つまり手数料を気にする必要はありませんので、現金払いよりもお得に運用できるということです。これは海外旅行時においても同様です。

海外旅行では円を外貨に替える必要がありますが、そういった手間を省くことができるだけでなく、両替の手数料を取られることも無くなります。こういった支出は一回は少しの出費ですが、長い目で見れば大きな違いになってきますので、クレジットカード払いにメリットがあると言えるでしょう。

メリット6.インターネット決済の手数料がかからない

楽天市場やAmazonといった通販サイトを使用したことはありますか?

この場合、クレジットカード払いの他に銀行振込や代金引換払い、コンビニ後払いが利用できますが、カード払い以外は商品代金とは別に手数料がかかります。

手数料はサイトによって様々ですが、だいたい300〜500円程度が設定されることが一般的ですね。

あまり通販で買い物をしないという方にはメリットではないかもしれませんが、よく利用される方には大きな支出の差につながります。インターネットショッピングをよくされる方であれば、決済はクレジットカードでされることをお勧めします。

デメリット1.使いすぎてしまう恐れがある

これは、手元に現金がなくても買い物ができてしまうゆえのデメリットとなります。

クレジットカードでの支払いは現金払いと違って目に見えてお金が減っていくわけではないため、使いすぎていることに気づきにくい場合があります。

実際、過去に何枚ものクレジットカードを無計画に使用して、多重債務者になってしまった、なんてケースもあるようです。

クレジットカードで利用した金額は毎月正しく把握し、自己管理を怠ることのないよう注意が必要ですね。また、これが理由となって現金派を貫いている方も多くいらっしゃるようです。

デメリット2.盗難、スキミング、不正利用の可能性が有る

クレジットカードにはもう一つデメリットがあります。それは万が一盗難に合った場合、不正利用されて被害額が大きくなる可能性があることです。

これが現金ならば被害は持っていた金額だけですみますが、クレジットカードでは自分の知らないところで被害が大きくなる可能性が潜んでいます。

ただ、最近のクレジットカードには盗難保険が適用されていることがあり、不正利用は請求されないことが多いです。これはカードの利用規約にもよりますので、運用されている方はチェックされることをお勧めします。

ただし近年はセキュリティ関連の事件も増加傾向にあり、クレジットカードの利用は特に注意すべきと言えます。特に、海外での怪しげなお店でクレジットカードを使用したり、怪しげなサイトでカードを使ってインターネットショッピングをすることは避けてください。

また、セキュリティ面に不安がある人はICチップ付きのクレジットカードを利用した方が良いでしょう。

現金払いのメリット・デメリット

メリット1.お金を使いすぎることがない

現金派の方が現金派でいるという一番の理由がこれではないでしょうか。

クレジットカード払いは手元に現金がなくても商品を手に入れられてしまうため、管理出来ずに使いすぎてしまう傾向があります。その点、現金払いは現金がなければ使うこともできませんから、自分の支払い能力以上の支出を抑えることができます。

メリット2.前借りによるストレスがない

これも現金払いのメリット①に通ずるところではあります。クレジットカードの支払いはいわば前借りであり、借金をしているのと同じことになります(もちろん金利はありませんが)。

これによって支払いの心配をする必要がなくなり、それに関するストレスがなくなることはメリットと言えると思います。

クレジットカードを利用されている方で、請求の段階でその額の多さにヒヤヒヤした経験、一度や二度あるのではないでしょうか?

また、自分がどのくらいお金を使用してどの程度残っているのかがすぐに明らかになるため、管理もクレジットカードより楽になります。

デメリット1.インターネットショッピングの決済が不便

クレジットカードのメリットと相反するところですが、これは現金払いのデメリットと言えます。前述したように現金払いでは商品代金+αの手数料を取られるサイトが多くあります。

また、代引きを取り扱っていないショッピングサイトでは購入できないですし、通販で届けてもらう時にも常に現金を用意しておく必要が出てきます。

デメリット2.ATM手数料がかかる/手間がかかる

これもクレジットカードのメリットでお話しした通りです。現代は、個人の預金口座は超低金利設定が当たり前。

しかも引き出す時には100円やら200円やら手数料を取られ、実質はマイナス金利だという人もいるほどです。

クレジットカードであればこういった手数料は必要ないのですが、現金払いは常に現金を持ち歩くという性質上、仕方ないことなのかもしれません。

お金がなければATMや銀行に行く必要も出てきますので、手間を考えても煩雑と言えるでしょう。

デメリット3.現金持ち運びによるリスク、煩雑さ

現金を持ち歩く、ということは常に一定のリスクが伴います。特に海外などでは強盗や盗難のリスクが高いことから、多額の現金を持ち歩くということはNGとされています。

日本でだって、盗難のリスクはゼロではありません。クレジットカードであれば、万が一盗難にあったとしてもすぐに利用を停止すれば大事には至らないですし、不正利用されたとしてもその額は補償されることがほとんどです。

また、ショッピングでも小銭を用意したりお札を数えたりと煩雑になるだけでなく、財布がかさばってしまったりと持ち歩きのデメリットも目立ちます。

デメリット4.信用情報を磨けない

これも前述した通りです。普段から現金払いのみを利用している方の場合、信用情報が構築されないために、ローンを良い条件で借りることが出来ない場合が多いです。

これは過去の返済履歴がないため、本当にお金を返してくれるかどうかわからないためですね。普段からカード払いをしていれば、お金を借りる際の信用を構築していくことが可能です。

デメリット5.カードの加盟店手数料が上乗せ?

クレジットカード側の話となりますが、実は、我々がクレジットカードで支払いを行うたび、クレジットカード会社はお店から支払代金の数パーセントを加盟店手数料として徴収しています。加盟店手数料は業種や規模によりますが、物販店で2~5%程度、飲食店で4~7%程度と言われています。

ここで注意して欲しいのがお店側の商品料金の設定です。現金で払ってもクレジットカードで払っても商品自体の値段は同じなのですから、現金払いの方はカードの加盟店手数料を上乗せして支払っていると考えることができます。

もちろん直接的に上乗せをしている場合は少ないでしょうが、お店側の利益は我々消費者の支出によって賄われる訳ですから、間接的には上乗せされていると考えることができますね。この法則はカード払いを取り扱っているどこのお店でも当てはまることですので、よっぽどの良心的なお店でない限りは、カード払いよりも現金払いの方が損をしていることになりそうです。

まとめ

こうまとめてみますと、現金払いよりもクレジットカード払いの方が圧倒的にメリットが多いことがわかると思います。

実際、筆者もクレジットカード払い派です。現在海外に居住していることもあり、外貨を用意する面倒くささからクレジットカードを多用しています。

また、単純にポイントやマイルが溜まるのでお得ですし、現代はお金へのリテラシーを上げるためにも積極的にクレジットカードを使っていくのが正解のように思います。

ただ、どうしても使いすぎてしまうという方は現金を主流にした方が良いのかもしれません。

また、クレジットカードを持たない人というのはある意味、お金に関する常識があって、自己管理能力が高い人だとも言えるでしょう。何れにしても、この記事が皆さんの金銭管理や支払い方法見直しの良いきっかけになればと思っております。

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